鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

寒河江川と最上川

2014-08-02 21:19:09 | 最上川

 きのういろいろありまして、きょうは一人での釣行となりましたので、8月になったことだし、近場の寒河江川とその近くの最上川に行ってみようかなと思った次第です。

 もちろん釣れることはないだろう、下見が中心と割り切って行きました。 オトリ2匹と最上第二漁協の日釣り券を購入、1,000+1,500=2,500円

 寒河江川で2,3匹確保したら、ダメもとで最上川に行ってみようと思いました。オトリとかを買う前に一応入る予定の最上川を見ては来ました。かなりの減水で、どこからでも竿を出せるように感じた次第です。 不安なことはガラガケの人が誰もいなかったことです。もちろん友釣りの人もいませんでしたが。

 

 まずは寒河江川です。 やはり濁っていました。 ずーと濁りはとれないようです。でも大分薄くなっているようで、きょうはやや強い笹濁りというところでしょうか。 全体に渇水気味に見えました。

 

              

 竿を出したのはチェリーランドの下流域です。下の写真の左岸で、堰堤みたいに見えるところの上流左岸から竿を出しました。 すぐに15センチくらいの鮎が1匹掛かったのですが、その後が続きません。

 

 釣り下ります。もう待ったなしに釣り下ります。 他の釣り人はほとんど動きません。大会でもあるまいし、なぜ動き回らないのでしょうか。 下の写真の左岸のへチで2匹目が掛かりました。40分後。

              

 まあ結局9時20分から10時20分の1時間で2匹という釣果です。 野鮎2匹と養殖アユ2匹で合計4匹、これだけあればとりあえず何とかなるだろうと思いました。

 

 上の写真は私の立ち位置の上流右岸側、下は下流側です。橋は寒河江川橋です。

              

 

 本命の最上川です。 3枚の写真を見ただけでもかなり渇水状態であることがお分かりでしょう。 全体にフラットなつまらない、変化のない川になっています。 広く浅くなっているのです。 そして大きな石がなくなっています。

 

 右側のコンクリートの護岸を兼ねた階段は新設されたものです。

            

 

 

 対岸の右岸を見ると護岸用のブロックが壊されています。 かなりの増水ですね。またそのうち護岸補強工事が始まるのでしょう。

 

              

 

 

 私が竿を出して10分くらい後でしょうか、続々と車がやってきて私の車の奥の方に止まりました。 はじめは学生たちのキャンプかなと思っていたのですが、子どもたちのサマーキャンプで、カヌー教室みたいなものを始めました。川で遊ぶ分にはちょうどいい水量かもしれません。

 

                 

 

 私はこの新しい階段の下流にオトリ缶を沈めておきました。中には寒河江川で掛けた野鮎が2匹入っています。最上川では最初はほとんど使っていない養殖オトリに頑張ってもらおうと思いました。 背バリだけではなかなか沈まなくて、その後2号のおもりも使いました。

 

 水はきれいで川底ははっきりと見えます。頭大以下の石がたくさん沈んでいます。ハミ跡はなし。垢ぐされもしてはいない。 やや押しの強い平瀬で、しかも水位が60センチくらいの平瀬で大きな鮎が掛かったらすごいだろうなあ、鮎とのやり取りが堪らない、想像するだけで嬉しくなるのですが、現実は厳しく、ウントモスントモ言いません。

 

 さらに透明に見える流れなのに、泳がせていると変なものが、嫌なものがついてくるのです。 草そのものではなくアオミドロというのでしょうか、それがいつしか糸の接続部分、ハナカン、背バリ、おもり、目印にくっついてくるのです。

 

 竿が重くなったなあと思うとアオミドロがついているのです。鮎の頭に毛が生えたかのように、長髪の鮎となってしまいます。なんとも始末に悪い。 それでもの鮎が掛かってくれれば気分もよくなるのですが、一向に掛かる気配はなく、鮎は弱っていくばかりでした。

 

 最初の小さい方の鮎はとうとう死んでしまいました。水温が寒河江川よりも2度くらい高いようでした。未使用の大き目の養殖アユは元気なのですが、アオミドロが襲ってきてとても釣りになりません。 11時5分に竿を出しましたが、11時40分には納竿しました。釣果はゼロ、零、ZEROです。

 

 そしてオトリ缶を活けて置いたところに戻ったのですが、何となんとナント”見当たりません” ないのです、オトリ缶が。 流されないようにと三方に大き目の石を置いて、上にも大きすぎるかなと思うくらいの石を載せていました。 しかし、見当たらない。

 そうなのです、いつしか増水していたのです。濁りが入ったわけではないし、草木が流れてきたわけでもない、でもいつの間にか10センチ以上も増水していました。増水していたことに気がつかなかったことは拙いですね。天候だけでなく、水位の変化にももっと気を配らないといけません。

 

 ということできょうの釣行は散々な釣行となってしまいました。 オトリ缶はこれで流されたのは2回となります。最初はダイワの大きい方のオトリ缶、2回目はきょうで同じくダイワの小さい方のオトリ缶です。 これでまた大きい方のオトリ缶を使うことになりました。 大きいと重いのですね。 重いのは嫌だから軽い方の小さいオトリ缶にしたのに・・・。2度あることは3度ある、要注意。

 

 良かったのは一つだけ。空の雲です。 いろんな形の雲が目を楽しませてくれました。そうそう雪を抱く月山もきれいでした。

 

 

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4 コメント

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お疲れ様です (釣禿)
2014-08-02 22:34:54
毎日ブログ拝見させて頂いております。最上川釣行されたのですね!竿を流されてから、縁遠くなってしまったのかと杞憂しておりました。さて、寒河江川は去年ゲリラ豪雨の為、友釣りは出来ませんでした。地元の人間ですので毎日川見しています。オススメしたいポイントは高松堰堤下流と寒河江橋下流です。テトラ周辺と膝下位の深さを狙って貰えば、ツヌケは出来ると思います。その内、寒河江川でお会いしましょう\(^o^)/
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釣秀さんへ (newone)
2014-08-03 06:32:43
 ありがとうございます。 死にそうな目に合って竿を流してしまったことも記憶されているのですか。

 そうですか、寒河江川の釣りポイントを教えていただきありがとうございます。大いに参考にさせていただきます。

 成魚放流を何度か行ったようで、今後どうなるのでしょうか?

最上川の情報もありましたら教えてくださればありがたいです(勝手なお願いで恐縮です)。
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Unknown (海坊主智)
2014-08-03 15:57:01
山形釣行お疲れ様でした。
北上川は昨日は前日の集中豪雨で、増水と濁りで全くダメでした。
ネットで見ていたら今日の水量は良かったので、朝からМ橋下流に行ってきました。誰もいません。て゜も濁りはかなりきついです。
ほんの30分ほどで4匹、これはいけると思いきや、その後続かず計12匹でした。7時から12時30分まで。
一緒に行った友師は8匹。かなり濁っていたのですが、瀬で立て続けにかかりました。
その後、下流に移るも鮎はいませんでした。
このまま雨が降らなければコンディションは最高になると思われます。


水量は非常に良いのですが、にごりはひどいです。
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海坊主智さんへ (newone)
2014-08-03 22:59:08
 鮎はまだ均一に散らばってはいないということでしょうか。
 でもそろそろ上流域の鮎も動き始めるのではないか、そう思いたいですね。

 9日当たりはもう大丈夫なのでは??
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