鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

2回目の、最上川

2016-09-07 15:52:09 | 最上川

 きのうの仙台は33度まで気温が上ったというのに、きょうは一転して曇り空、冴えない天気となっています。25度くらいまでしか上がってはいないようです。 もう新しい台風の影響が出ているのでしょうか?

       (午前9時過ぎ)

 

 それはそれとして、きのうのブログの画像を見てどう思いました? 湖沼やバスが多く住んでいる河川での話ではありません。 最上川での話です。 きのういろいろ話しを聞いたら、もう最上川ではブラックバスは珍しくはないようです。釣り人は私ではありません。

 

 ということは他の鮎釣り河川でも、二ゴイに代わってバスがのさばるようになってきているということなのでしょうか? きのうガラガケの二人組の人と話をすることがあったのですが、ここの最上川では瀬頭、瀬の鏡の部分や右岸側のトロ場、深いところではよくバスが掛かるようです。

 

 いやはや参りましたね。8月19日ですか、最上川へ入った私はコクチバスを始めて釣って、びっくりしたのですが、きのうのような立派なブラックバスももう最上川のこういうところにも住みついているということです。 拙いことですね。由々しき事態です。

 

 先の二人組が言っていました、この頃はガラガケをしてもハヤやオイカワは掛からなくなったなとも。 とういうことは、それらの魚はバスの餌食になっているということになるのでしょうか? いやはや困ったことです。 このことは漁協ももっと問題化すべきだと思います。漁協のホームページにはバスのことは書かれていません。 書いたら客が来なくなるという心配が先に立つのでしょうか。

 

 

 ということでまた最上川へ行ってきました。 第2漁協組合のホームページでは、濁りがはいっていて釣りはまだのようなことでした。 霊ならぬ例によって寒河江川で2,3匹のそれなりのいい型の鮎を掛けて、アユを多くしてから最上川に入ろうと思った次第です。毎度のことです。

 アユは少しでも大きい方がいいということで、濁っていても釣れるというチェリーランド付近でなく、上流の上野大橋の上流へ向かいました。これで3度目です。馬鹿ですねえ。全く同じところにしか入らない! 能がない! でも確実に大き目の鮎が数匹は掛かるからですので、仕方がないのです。近いですし。

 

 こういうところです。前回前々回よりは水量は多めかな。そして濁りがきついです、一番。瀬頭から釣り下りました。チェリーランドで濁っていても釣れるということは、この辺でも釣れるということなのだろうと思ったのですが、・・・・。

 

 でも今回は違ったのです。全く掛かりません。当たりさえありませんでした。 結局9時から9時40分まで竿を出しましたが、ブラックバージョン90パワー+を泣かせただけでした。オトリも弱ってきて、こちらも気持ちが弱ってきます。

 

 

 2匹のオトリ鮎のうち、もう1匹はほとんど元気ですので、それに賭けることにしまして最上川へ向かいました。オトリ店の爺様は最上川はまだ駄目だなあなんてことを言っていましたが、行ってみなければ、やってみなければ分かりません。現場第一主義です。

 最上川といえば私にとって”湯チェリ~”の向かいの最上川となっています。 むかし昔はもっともっと下流の清川あたりまでも行ったものですが、すべては昔の話しです。

 

 水温は22度ありました。 広瀬川のように冷たくはないです。 この3枚のような写真のところで竿を出した次第です。 竿はシモツケのブラックバージョン90パワー+、水中糸はナイロンの0.4号です。 今年はほとんどナイロンかたまにフロロを使っています。 それで十分釣れています(釣れるところでは)。

 

 0.4号となれば少々のことでは切れません。25センチクラスの鮎にも十分対応できます。 ハリは逆に少々小さめで7.0号です。 何か7.5号にすると掛かりにくいような気がしているのです。理由は不明です。 4本イカリバリです。 2本や3本のチラシやヤナギ仕掛けも持っているのですが、どうにも使う気にならないのです。先入観念というものは怖いものです。

 

 水量的には8月19日と変わらないように感じました。濁りはやや薄くなったかな。(その前にもいろいろ物語はあったのですが、長くなりますので省略しています。)

 最上川では10時15分から11時20分まで竿を出しました。中途半端な時間となっていますが、腹が減ったためです。 例によって第一と第二組合の境界付近から釣り下ることにしています。 そしたら、

 10時16分頃ですか(ということはオトリを送り出して直ぐということです、掛かったのです。例によって当たりは強くはないです。これが不満といえば不満です、贅沢な不満!ゴンとかゴツという感じの当たりです。

 1匹目 背掛かりです。①-1

 ①-2オトリより大きい

 前にも書きましたが、掛かった後の引き抜くまでのやり取りが、その時の抵抗がたまりません!!! 2匹目も背掛かりでした。 10時20分頃です。

②-1 

 これが一番大きかったかな。帰宅後の死後硬直の測定で24.5センチでした。

 ②-2

 3匹目はちょっと時間がかかって、10時46分頃です。 これも背掛かりに近い感じでした。

 ③-1 

                 ③-2

 4匹目は10時50分頃です。

 ④-1

 これは口掛かりでした。

          ④-2

 そして5匹目、これが掛かってもなかなか左岸に寄ろうとしない、寄ってくれない。凄い抵抗を示しました。なかなかオトリ鮎の顔も出ないまま、左岸近くに寄せてきまして、思いっきり抜いてやろうとタモを竿に添えて力を込めたところ、何ということでしょうか、バレマシタ。オトリ鮎のみ”ホームラン”で飛んできました。幻の5匹目の鮎でした。

 

 いつ見ても元気な鮎は楽しいですね。オトリ鮎2匹込みです。

                

 

 11時頃になると車が4,5台もやってきました。人が下りてきて川を見ています。釣り人のようです。仲間のように見えましたが、仲間もいるし、そうでない人もいるようです。 実際に彼らが川に入って竿を出したのは11時40分頃からかな。 それぞれが思い思いのところに入りました。その時には私はもう上がっていました。

 

 ひとりは、私が左岸から竿を出していたところに入って更に右岸側を狙っています。でも掛かってはいないようです。もったいないと思いました。川に入ることによって場を荒らしていると思いました。 ガラガケの人も同じ考えでした。

 もう一人はさらに奥へ。瀬の鏡付近から右岸側へ入って行きました。何とかそこなら右岸へ行けそうです。

 もう一人は階段から竿を出しています。 ガラガケの人は川に入って竿を出した方がいいのにと言っていました。(下の写真)

 

 このほかにももう一人上流を目指した人がいました。

 昼食後は12時25分から13時15分まで午前と同じところに入り釣り下りました。しかし、前回同様午後は難しいです、掛かりません。 階段状のところまで釣り下ったのですが、バスはおろかあゆは1匹も掛かりませんでした。 そして納竿です。

 その時に右岸から竿を出して釣り下ってきた人が大きな魚を掛けて持ってきました。はじめは二ゴイかなと思ったのですが、ブラックバスでした。きのうの写真の通りです。

 

 結局5回掛けて4匹取り込みですので、まあまあOKです。 前回は8匹か、その半分ですが、引きは十分楽しめました。前回以上に面白かったです。

 神に感謝、アユに感謝、家族に感謝、です。

 

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