鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

どうしたのでしょう、最上川

2014-09-01 16:28:52 | 最上川

 きのうのブログをご覧になった方はうすうすお感じのことと思います。 そうです、きのうは最上川と寒河江川に行って来ました。

 最上川は本当に行って来たというだけで、竿は出しませんでした。出すまでもなかったということです、悲しいことに。

 

 去年もダメで今年も鮎はいないことはないようですが、圧倒的に数が少ないようで、もうほぼ完全に鮎釣り人に見放されている河川のひとつになってしまったかのようです。 最上川を殊の外愛するnewoneとしてはさみしい限りです。

 

 地元のガラガケの人に話しかけたのですが、寂しそうに言っていました、去年は全くダメで、ことしもさっぱりだと、アユが居ないから釣り人が来ないのだと。

 

 newoneが大好きな寒河江市の「湯~チェリー」のそばの最上川、流れがすっかり変わってしまいました。まるでもう釣りに来るな!とでもいうような川の流れの変わりようです。 右岸側の護岸もすっかり大増水で壊されてしまっているし・・・。

 

 (見ているときに1回掛かったようなのですが、竿を溜めているときにバラしてしまったようです。)

 みちのくで大河川というと、北上川、最上川、米代川が代表的だと思いますが、どの河川もパッとしないようで、もうガッカリもいいところ、それもこれもすべて異常気象のせいにしてしまえば気は楽なんですが、本当に一体どうしたというのでしょうか。

         (黒い雲があったのですが・・・・)

 

 夏の後半の鮎釣りは数釣りよりは何と言っても”大鮎”釣りです。 それが叶わなくなるなんて、楽しみの大半を奪われてしまったかのようです。 鮎釣り大会の数釣り大会はそれなりに楽しいものではありますが、それはまるで”難行苦行の僧侶”のような心境で、およそ趣味の域をはるかに超えています。

 愚痴ばかり出てきます。 そういうわけで最上川は見ただけで竿は出さずに終わり、竿を出したのは寒河江川でした。

 寒河江川は結構な釣り人がいました。いやもっと言えばかなりの釣り人が川に入っていました。今思えばチェリーランド付近に釣り人が多かったのは何のことはない当たり前のことだったのですが、寒河江川は水量がかなり少ないのではないでしょうか。 組合のブログではいつも”平水”となっていますが。

 いつものところでオトリ2匹と日釣り券を購入。 オトリ店の高齢の主人ははやりチェリーランドがいいというのですが、前に寒河江橋の下流がいいという地元の方のアドバイスを頂いていたことを思い出し、チェリーランドを横目に見ながら、寒河江橋を目指し右岸側を走っていたところ、すぐそばの右岸側に素晴らしい瀬が続いているではないですか!!

 ① 

 newone好みの瀬で、瀬の長さは150メートル近くもあるでしょうか。 しかもそこに釣り人はいないのです。 しめた!ここだ!ここがnewoneを待っていたのだと勝手に解釈して、早速釣りの準備です。

 ② 

 深くもなく浅くもなく、石も結構あるようで、ここで掛からなくて一体どこで掛かるのだ!!とでも言ってるように感じました。 ピリッと感じるものがあったのですね。

 キラキラして眩しく、神々しいこと・・・・。

 ③ 

 ①の下流の右岸側を泳がせました。 時に午前9時23分ですか。 すぐには追ってはきませんでした。 でも5,6分後かククッという心地よい当たりが伝わってきました。 嬉しくなります、掛かりそうだと見込んだ流れで早速追ってくれたのですから。

 左岸に寄せて無事引き抜いて取り込みました。 よし!これはいけるぞ!とすっかりいい調子になってしまい、オトリを交換して再度その近くに導きます、泳がせます。 するとまたしても5,6分後今度は前よりも強い当たりが伝わってきました。竿を寝かせてためてから竿を立てて取り込みの準備に入ります。

 でもあろうことか、下流に走った敵はそのまま逃げてしまいました。逃してしまいました。悔しいです。でも気を取り直して再度ほぼ同じところにオトリを入れ、泳がせていたところ、10分くらいしてか、またしても当たりが確実に伝わって来ました。

 今度の敵はもともと右岸寄りを泳がせていたのですが、さらに右岸に逃げようとします。きちんと竿を溜めてハリ掛かりをきっちりとしてから抜きに掛かったのに、あゝああアア嗚呼何ということ!またしてもまたしてもバラシ、敵は逮捕直前に逃亡(ということはないか)していきました。 

 2回連続のバラシ、1回目の時にハリを交換すべきだったのでしょう。面倒くさがりの性格が災いしてしまいました。 本来なら、スタートして20分くらいで3匹ゲットしていたはずなのです。それがたったの1匹のみ。

 そのときです、左岸から忍び寄ってきた人がいました。 鮎釣りの姿をしていますが竿を持っていません。タモも曳舟もありません。   そうなのです、”監視員”でした。ここ寒河江川では日釣り券の現場売りは1000円高の2500円になってしまいます。 でも監視員に来られたのは初めてかな、ここ数年では。

 釣れているかと聞くので、1匹は捕りこんだが2匹はばらしてしまった、寒河江橋の下流がいいと聞いていたのでここに入ったのだが、と答えると、ここはあまり釣れない、いいところではない、刺し網も投網も入っているからというのです。 そうかあああ~、橋下は投網がOKなんだ、忘れていた、愚かですねえ~。

 でも橋の下流にいい釣り場があると聞いていたのだがと言ったら、そこは多分もっと下流の左岸側に車が見えるところ、少しカーブしているところではないか、あそこは水深があって、川相も瀬やトロがあり投網では攻めにくいところだと言います。

 ここまで言われるとなんか””弱り目に祟り目””という感じで、これでもかと頭を殴られたかのようです。 でも3匹きちんとキャッチしていれば、もしかして流れはnewoneの方に傾いていたかもしれない。 まあいまさらそんなことを言っても詮無いことですが、すっかり身も心も打ちのめされてしまったかのよう。

     

 (寒河江橋の方は何かnewoneを待っていてくれているようには感じられなかった。)

 これでは掛かるはずがありません。それでも諦めきれずに竿を出し続けたのですが掛かりません。精神の立て直しができないままに竿を出しても掛かりませんよね。 鮎釣りはかなりのメンタルな部分が深くかつ強く影響する釣りですから。

 こういうことまで書くnewoneもくどいというか、諦めが悪いというかどうしようもない釣り人ですね。 でもこれでまだ半分なのですが。 もうやめときますか?! そうか、じゃあここまでを一応「第一部」としておきましょうか。

 「第二部」に続く、ごきげんよう  ということにしたら怒られそうです。 でも長くなりすぎました。 

   夜になったら”書き加えます”、多分。

 

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3 コメント

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Unknown (地元人)
2014-09-01 22:13:48
もちろん、遊漁券は購入したんですよね
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地元人さんへ (newone)
2014-09-02 06:13:39
 ご心配なく。 「オトリ2匹と日釣り券を購入」と書いてあります通り、当然購入しています。
 疑われて少々残念です。
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Unknown (地元人)
2014-09-02 18:02:01
さすがです。みんなに見習わせたいです。
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