鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

シベリア抑留その2

2023-12-26 14:52:32 | 思いつくまま

 

なんか今日の天気はパッとしません。今午後3時前ですが、外は薄暗いくらいです。今にも雨ア降ってきそうです。この気温はで雪にはならないかと思います。午前6時で0.4℃、しかし9時には5.0℃まで上がり、正午には8.7℃(きのうは7.5℃)となっています。

     

 

きのうでクリスマスはお終い。いよいよ次はお正月です。またお正月が来ます。ほんに一年は早い!!年・齢・歳をとると特にそう感じますね。(この3つの中から、みなさんは一つを選ぶとするとどれを選びますか?時と場合によるという答えが万能ですか)

     

 

この前読み終えた黒柳徹子さんの「続窓際のトットちゃん」からの引用となります。トットちゃんのお父さんはヴァイオリンの名手で東京交響楽団のコンサートマスターをやるくらいの素晴らしい技量の持ち主です。そのお父さんも満州からシベリアに抑留されました。

   

最初は炭鉱での強制労働で、週に一度の御馳走もコーリャンの混じったわずかなご飯にキュウリの塩もみとニシンの塩漬け程度のものだったとのこと。ある日お父さんがヴァイオリニストということを聞いたソ連の高官から、日本人収容所を慰問して演奏してもらいたいと言われ、ヴァイオリンを与えられたそうです。

   

そこで音楽好きの戦友を募って慰問音楽団をつくり、いくつかの日本人収容所を回る活動を始めたとのこと。真冬でも屋根のないトラックに乗せられて、零下20度の雪原を何時間もかけて移動して演奏活動を続けたそうです。才能才覚のある人はやはり違うのかなあ、私みたいになんの才能もないニンゲンはいざというとき救いようがないのか?!身を助けるものがなにもないというのは辛いですね。

 

 

今日もきのうの続きでシベリア抑留の続きです。きのうは服装や施設関係を紹介しましたが、きょうは日常生活に使ったもの等を紹介します。

 

 タオル・ソ連製の櫛・洗面器兼食器

 

 黒パンのかけら・黒パン携行用の布袋

 

 

 収容所の毛布

 

 

 手製の眼鏡・人形・病院の敷布の切れ端・入院中の名簿

 

 火打石・線香の代用品

 

 押し花の栞・押し花・劇団の団旗

 

手製の将棋・手製の湯飲み・手製のカレンダー

 最後に、ラーゲリでの食事風景です。

 

 

 黒パンはまとめて支給されるので、公平に切り分けるのが大変でした。

 

 


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