鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

暑いです、鮭川釣行

2014-07-27 16:17:33 | その他河川

 きょうも暑かったけど、風がそれもかなり強い風が吹きまくり、お蔭で少しは暑さが和らいだかなと思っています。 風までもが熱風と化してしまってはもうどうしようもありませんが、仙台はそこまでは至っていません。

    

   

                  若い親子連れが多かった。

         

 きのうの仙台の最高気温は30.3度ですか、山形市は37.5度でした。 山形県の北部ではありますが鮭川村も暑かったです。 車の外(日陰)に置いておいた温度計は36度もあり、水温も24度前後ありました。

 きのうの写真でお分かりのように、鮭川は水量が少ない、減水状態でした。

              

  

 この場面は過去に何回も訪れている豊田橋の下流なのですが、こんなにも水が少ないのはもしかして初めて見るかもしれません。

 それで仙台から行った我々4人組(カワセミ会員3人と会員の次男)はかなり厳しい釣りを強いられることを覚悟して準備をして川に入りました。それでも瀬を釣っていた人が鮎を掛けたのを見て、これなら何とかなるかなと少しは希望を持ったわけです。

        

 私が入ったのは上の写真の左端の右側です。 中洲があり、左岸側はチャラチャラ、右岸側は絞り込まれた深さのある急瀬から浅い平瀬になるところです。 ここならまだ誰も竿を出してはいないだろうと思っての行動です。 9時スタートです。

 釣り友は急瀬に、私はその下流のやや浅瀬から竿を出すことにしました。 7分後くらいにそれなりのしっかりとした当たりが伝わってきて掛かったのですが、慎重すぎたのでしょうか、折角引き抜きの準備に入ったのにバレテしまいました。

 ”循環”の釣りである鮎の友釣りではバレが発生したりすると、折角いい調子になろうかとしてる流れに竿を差すことになります。精神的にもガッカリしていますし。 その後はさっぱりかからず。 ここは右岸側は木がせり出していて、釣りにくいところです。 注意しなければと重々思っていても2回も天上糸を引っかけてしまいました。まあ、何とかとれましたが・・・。

 それで少し下ってみたら狭いながらも深くない幅もさほど広くない早瀬がありました。

 

 右岸側には過ぎに倒木が2,3本見られます。 かなり増水して杉木立をなぎ倒したのでしょうか。 ありがたいことにここでようやく鮎の当たりがあり、4匹取り込みました。 大きさは中・中・小・小小と言ったところですか。 型としては納得いきませんが、掛かってくれただけで感謝です。 

 その後上流に戻り、深みのある急瀬の下流に入れさせてもらい、背バリを使って泳がせていたところ、強烈な当たりが伝わってきました。 左岸に寄せながら引き抜こうとしますがなかなか浮かんできません。 20センチオーバーの背掛かりでした。 水量のあるところにいる鮎はやはり大きいのですね。 

 嬉しくなってすぐにオトリを交換し、ノーマル仕掛けで同じところに導きます。 沈んだところまたしてもガガーンという強い引き、一気に竿を絞っていきます。よしやった!入れ掛かりだ!と喜んだのですが、ハリ掛かりが浅かったのでしょうか、バレです。悔しかった。ここで掛かっていれば更に入れ掛かり・・・・

 でもその後はものの見事に静寂の世界が続きました。 掛かっても採れるか採れないか、それがその後の鮎釣りを大きく左右する、それを身をもって感じてしまった次第です。 午前の部は11時で終了としました。 2時間で釣果5匹。

 午後からは下流の”米”という地区で竿を出してみることにしました。ここは川相が変化に富んでいるところで、どこかでは釣れるだろうと思ったからです。 でも現実は・・・厳しかった。甘くはなかった。 先行者は瀬ではなくトロに入っていました。

 ① 

 ①は駐車したところから撮ったもので、中洲があり、手前は浅そうで、中洲の奥の流れは深さがありそうでした。

 ② 

 ②は中洲の手前から上流側を撮ったものです。 丁度写真の真ん中当たりで若者たち3人が川に入って潜ったりして遊んでいました。

 ③  

③は高架道の下の瀬、中洲の手前側となります。 午後1時から竿を出したのですが、さっぱり掛かりません。 はっきり言って掛かりそうな気配もありませんでした。 いい流れなのに・・・。中洲の向こう側の流れは、川底の石には苔というには長すぎる、草のようなものが石一面にびっしりと生い茂っているのです。

 そしてその草のようなものに針が掛かってしまうのです。 午後1時から2時過ぎまで弱ったオトリ鮎をなだめなだめしながら泳がせてみました。 掛かりません、いや掛かりました、ハヤが。 それだけです。

 ガッカリして暑さにも負けそうで一旦上がることにしました。 水分補給と休養です。余りの暑さ、熱さのために子どもみたいに川に座って足を延ばして水浴びをしました。火照った身体にも水をかけて冷やしました。 とっても気持ちがよかった。生き返ったような感じです。

 椅子に座って中洲の手前の瀬を見ていると、ひとりの釣り友が上流の方から竿を出しました。中洲の手前の瀬の流芯を狙っているようです。 果たして掛かるかどうか?見ていると掛かりました。 1匹だけではないのです。瀬を釣り下りながら順調に釣っていきます。

 時に2時40分頃でしょうか。 ”時合”がやってきたかな!? そういえば少し濁りが入ってきたようだし、水量も少し増えているような感じがしました。 だから釣れるのか?!この川は。そういえば昔から3時頃に上流のダムが放水して、水位が5から10センチ増える、増えることによって鮎の活性が増して掛かるようになると言われていました。

 そこで休憩組の出番です。 彼から元気なオトリを借用して(こういう時は釣り友はありがたい。大会ではこうはいきませんから。)、中洲の向こう側の平瀬に入りました。ここの石は上流のように草が生えてはいませんでした。 

 現金なものですね、元気なオトリに替えた途端掛かってしまうのですから。 抵抗を楽しみながら1匹ゲット。  2匹目もすぐに掛かったのですが、痛恨のバラシ、でも鮎が活性化してるためにそれでも追ってくれます。 ここの平瀬で2匹キープしてから、今度は中洲手前の瀬を狙います。

 増水前にこの流れを一応は攻めていたのですが、そん時は全く掛かりませんでした。それが増水してからの瀬の流芯に入れて、少し待つとガツーンという当たりが伝わってきます。それが大きさの割に引きがとっても強いのです。これがたまりません。 これぞ鮎釣り、瀬での鮎釣りです。 けっきょく下流側の流芯で3匹取り込みました。

 3時から4時まで5匹ですか。拙者にしては上出来です。 これで午前午後共に5匹づつ、合計10匹、ツ抜け達成です!! 疲れた体にはもう満足です。 釣り友に感謝です。

 

 

 帰りはR48にある”大滝”にて休憩し、味噌味の焼き餅を食べ、お土産に桃を買いました。

 ここの養殖アユの大きいこと!!悔しいくらいに大きいのです。イワナも。

 

             


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする