きのう20日、第九のオーディションがありました。 「仙フィルと第九をうたう合唱団」に参加するためのオーディションです。 午後6時20分と午後7時からの受付の二つがあり、私は7時からのグループでしたが、家にいても仕方がないし、早く行って発声練習もしたいし、指定されたところをみんなで歌いたい、そうしないと不安で仕方がありません。
でも少し早すぎましたね。会場は6時頃開いたかな。 受付をすると A4版の紙を渡されます。そこにはグループの番号と課題の小節が書かれた紙です。 課題は、627小節(実際に歌い出すのは631小節)から729小節でした。
(テノールは上から3番目、黄色のマーカー)
ということは、あの”フーガ”の部分も入るということです。 私は今回の挑戦で5回目となりますが、4回までは595小節から654小節まででした。 627小節から654小節までの部分が前回と同じということになります。 全く新しいところは”フーガ”の部分です。
(642から646小節まで)
(ここのff Über Sternen muβ er wohnen が厳しいのです。)
テノールは人数が少ないので2回歌いました。バスは1回組と2回組があり、ソプラノとアルトは1回勝負です。 午後8時10分頃からいよいよ3人の審査員の前で、ピアノの伴奏でうたうこととなりました。 ソプラノとアルトは3人ずつ、テノールとバスは2人ずつの合計10人で歌います。
(フーガのテノールの最初は「上のラ」からの出だしです。 このラがうまく出てくれるとホッとしてその後も何とか歌い続けられるのです。)
コンサートホールのステージで観客席に向かって歌うので他の会場よりはうまく歌えるかのように感じるのですが、いざ本番となると緊張してしまいます。 過去4回では緊張はすれどもそこそこの緊張で、何回かは早く出てしまったり間違いもしたのですが、何か今回はそれまでとは異なって緊張の度合いが強いし、心臓が早鐘となります。
(高音が続くのです。)
今回で終了としようと決めていましたので、いつもよりもオーディションに臨む態度気持ちが異なっていたのでしょうか、それと回を重ねるにつれて合唱の難しさ、第九の難しさ、奥深さが少しずつではあっても理解できるようになってきて、いわゆる怖いものなしという状態ではなくなっていたからだと思います。
(なんでここまでベートーベンは高い音にこだわったのか? 耳が聞こえなくなってしまったからだという説もあるようです。)
そして本番は声の張りと伸びが少なく、声が震えたり、吠えてしまったかのようで自分では過去最低の出来かなと思ってしまいました。 高音部が出ません。かすれ気味になってしまいました。
合否の結果は22日に発送ということなので、23日にははっきりすることでしょう。
ということで、広瀬川 です。 広瀬川はきのうの山の方の雨で増水し濁りも入っていました。でも濁りは強い笹濁りという感じで、竿を出せないことはないようでした。
ということで養殖オトリを2匹購入して、広瀬川は牛越橋の下流の瀬に真っ先に向かいました。 ここにはガラガケの人が一人、友釣りが一人、休憩中の人が一人いました。
橋直下近くにガラガケの人がいたので、その下流からオトリを泳がせました。流芯の向かい側を泳がせていました(そのつもり)が、何となんとナント5,6分で根掛かりです。増水していなければ根掛かりを外しに行けるのですが、流れが急なため断念し、運天で天井糸を引っ張りました。 複合メタルの目印の上のところで切れてしまいました。
水中糸は複合メタルのといえば、”乱” 0.06号でした。 今度は仕掛けを太いものにし、0.1号の複合メタルにしました。 根掛かりのところから少し下流の白波の瀬で泳がせていたところ、確かな強い手応えが伝わり、竿先が大きく曲がります。
竿はシマノの”輝石90”、硬さは2.75です。どちらかといえば柔らかい方の竿です。 しっかり堪えてためて、左岸の浅瀬に導いて抜きました。 幾分太り気味のしっかりとした鮎でした。時に2時30分頃です。
早速オトリを交換し、さっきと同じようなところへ泳がせます。 10分位したかな、クックッという小刻みな前当たりが伝わってきて、これはもしかして、もしかする、かなと嬉しくなったのですが、水中で逃げていきました。
ということで、広瀬川では2匹掛けて1匹取り込み、養殖アユの1匹は根掛かり喪失という状態でした。 何しろ牛越橋の上下下流は男女の学生たちで大いに盛り上がっていました。午後3時40分頃納竿です。
上下のようにいい瀬が続くのですが、如何せん悲しいかな、肝心の鮎がいない、少ないのです。