鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

三冠 ならず!

2014-07-20 21:19:39 | 小国川

 毎年鮎釣り大会にエントリーしているのは、ダイワ・シマノ・がまかつ の3つです。 きょうはその最後の”がまかつ”の大会があり、参加してきました。

 (上流側) 

 小国川のよく手入れされている歌壇です。ここまで長くきれいにしておくということはかなり大変だろうと思います。 それだけにありがたいです。

  (下流側)

 (仙台は小雨、関山トンネルまでずーと小雨、止みません。 気分も落込みます。でも奥羽山脈を越えれば天気は一変するはずという過去の経験が辛うじて希望を抱かせます。 山形側の関山も小雨でしたが、すぐに曇りとなり、走るほどに道路は乾いています。 やっぱり山形は晴れていた。)

 どういう風の吹き回しか、ダイワとシマノは予選を通過してしまいました。 ダイワの時にも書きましたが、ダイワの予選を通過したのはお恥ずかしながら今年が初めてです。 何回かはもしかしてというところまで行ったのですが、同匹数の場合抽選番号が若い方が勝ち上がるということで涙を飲んだものです。

 それが今年はダイワが初通過し、おまけにシマノまで予選通過となってしまい、一体今年はどうなっているのかと自分でも不思議なくらいでした。 つき過ぎています。運がよすぎます。抽選がうまくいったということになるか。

 でも、と書いたら読者の皆様は則察知したことでしょう、ダイワ・シマノに続いて「がまかつ」もという淡く甘い期待はものの見事に裏切られました。 運を使い果たしてしまったのかな。小国川に行く前は、もしかして”がまかつ”も、と内心思っていたのです。

 しかしながら、現実は厳しい、どうなるか分からない。 きのうまで雨も降らず、絶好調の小国川だったのに、昨夜でしょうか、奥羽山脈に雨が降ったのでしょうか、何ということでしょう小国川は濁りが入り増水しているではないですか!!増水濁りの小国川となっていました。

             

 

 私にとって最悪の川の状態です。 増水した川は怖い(泳げないから)、おまけに濁っていて川底が見えないというのはさらに怖い、私にとっては何重にも厳しい状況だということです。 最初から気分も滅入ってしまいます。

 5時30分から受付開始。 後ろ向きに置かれているネームプレートのうち一番左端のものを引きました。 N0,54 でした。 今回の大会は120名の参加者を4つのグループに分けます。ABCDの4つ。 各グループは約30名ずつ。 54番ということはBグループとなります。 正確には29番から56番までが Bグループ です。

 場所は、長沢堰堤から下流のポンプ小屋までがエリアとなります。 オトリ配布は56番からとなりましたが、入川順位が29番からとなります。 つまりほとんど最後の入川ということです。 今回はくじ引きというか抽選の段階から負けていたということになります。 ツキも運もなかった。

 でもなあ、最後まで頑張ったのですが、入った場所が悪かったのでしょうか。良さそうなところには先に入られていますし。 で、入ったところは過去の大会で濁りの時でも2,3匹掛かった場所を思い出し、堰堤下の左岸側の本流脇のチャラ瀬から早瀬に入ることにしました。 

         (写真中央の合流する前の瀬です。)

 

 中洲から入ったのですが、対面にはもうライバルが入っていました。流れが変わっています。釣れそうにありませんでしたが、ここまで来てそのままどこかに行くなんて、あまりに情けないことです。いろいろ泳がせてみますが、掛かりません。 時間ばかりが経ってしまいます。

 対面の人は先に動き下って行きました。 彼が入っていた早瀬の草むらの方にオトリを入れて泳がせていたら、心地よい当たりが伝わってきて、ようやく1匹の釣果となりました。時に7時45分です。 しかし、オトリを交換してもさっぱり後が続きません。

 ジプシーとなってしまい、中洲の反対側の急瀬、早瀬から平瀬になるところに移動しました。 そこでは旧知の釣り人(地元の人)が竿を出していました。 数匹掛けるのを目撃しました。 しかし彼には掛かっても私には掛かりません。こういうときが一番悔しいですね、正直なところ。相手が誰であっても。

  (上流側)

 (下流側) 

 辛うじて終盤近く1匹掛かっただけでした。 何ともこまい鮎です。 それに引き替えオトリの大きいこと! もう駄目だとすっかりあきらめの境地。 オトリ選びの時、あえて大き目のオトリにしました。天邪鬼!

      (大きいのがオトリです。) 

 実際にBグループでの勝ち上がりは7匹でした。 4匹では問題外ですね。ここまで釣れなければ致し方なしです。 潔く敗北は敗北として認めないと。 全体での結果等がどうなったかは分かりません。 決勝戦は観戦もせず、抽選会もパスです。

 早々に帰途につくことにしました。夜は「第9」のオーディションがありますし。今午後10時17分くらいです。眠くなってきました。 疲れています。体重も落ちています。午後9時前で53.7キロと、今年初の53キロ台となってしまいました。

 きょうが「がまかつ」からいただいたものは、帽子、4本イカリバリ、エチケットケースです。

  (2014年)

                    よく似ていますね。

     2,3年前の帽子 

    

 

 10時過ぎてくると、水は減水し、濁りも薄くなってきました。 小国川の上流にダムがない!ということの現れです。 ここが小国川の素晴らしいところです!!決勝戦前の一関大橋下流の流れです。

            

       決勝戦前の、嵐の前の静けさでしょうか。

 

 

          

 上の写真は10時50分頃の西方面、下は5時20分頃の東方面の様子です。

 

 勝負には負けたけど、川に入っていても寒くはなかったし、時折覗く降り注ぐ太陽の眩しい光線は嬉しいですね。 28度もありました。

 もう駄目、寝ます。


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