鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

降り続きます、

2014-07-10 13:52:39 | 広瀬川

 巨大な台風8号や梅雨前線の影響で被害に遭われましたみなさまにお見舞い申し上げます。 長野県南木曽町ですか、梨子沢の土石流の映像、ただただ驚きで圧倒されました。

 こんなにもすさまじい力を持っているのか、あんなに大きい石がいとも簡単に流され、立木を簡単に押し倒し、押し流していくのですから。 自然の猛威と言ってしまえばそれまでですが、現在のような局地的に何が起きるか分からないような自然現象、天気状況で、どのようにして自分自身の身の安全を守っていくか、守ることができるか、大きな課題ですね。

 日本国内における日本人の生命や財産を守れなくして、何が集団的自衛権ですか、何が集団安全保障ですか、やることが違うじゃないか、目の前に課題は山積となっているのに・・・。とどうしても愚痴はそこに行ってしまいます。

 

 きのう書くのを忘れていたのですが、面白いことがありました。こんなこともあるのですね。

 ダイワ鮎マスターズ決定戦の時のことです。 予選と同じところを泳がせていたのですが、鮎が掛かり抜こうと竿を立てます。オトリの鮎と掛かり鮎が水面西潟を見せ、寄ってきます。 そしたらその時の魚の数が 2匹 ではなく ”3匹” だったのです。

 これはてっきり、誰かが親子丼ぶりしたアユが掛かってきたのかなと思いました、ふつうそうですよね。 ところが今回は違っていました、まあ、嬉しくなって丁寧に抜いてキャッチしましたが、1匹は小型のハヤでした。

 掛かり鮎はちゃんと4本のイカリバリに掛かっていました。そのハヤは背バリに掛かっていました。口掛かりです。 そのときは背バリを打たないでオトリ鮎を泳がせていました。ハヤが鮎であればもっと面白かったのですが、こういうこともあるのです。群れ鮎崩しにはイカリハリのほかに遊んでいる背バリも有効かもしれません。

 これを書いていて思い出しましたが、もう数十年前の広瀬川の解禁日のことです、美術館下の岩盤底で友釣りをしていた時のこと、掛かったので抜こうとしたら、鮎が3匹いました。4本イカリのハリに2匹が掛かっていたのです。 それくらい当時の広瀬川には鮎が一杯いたということですね。むかし昔のいい思い出です。

 

 あと決定戦が終了して集計作業をしているときに、地元のテレビ局の人に話しかけられました。 地元ではない釣り人の話しを聞きたい、撮影したいということでした。 テレビ朝日系列のテレビ局でしょうか、何でも今大きな問題となっている小国川のダム建設についてどう思うかというようなことでした。

 みんながいるところから離れて川のそばへ行き、テレビの録画が始まりました。 小国川について、ダムについていろいろ思いつくことをしゃべってきました。もちろんダムはいらないということを中心にしゃべりましたが、中でも地元の人たちは「ダムのない清流小国川」のことを知らないのではないか、本当に小国川がみちのくとして、全国的にも貴重な川であり、今後とも大切にしていかなければならない川であるか、ということです。

 地元に住む人たちにとっては当たり前の、いつもすぐそばにある川ですが、地域外の人たちにとっての小国川の「価値」というものを、どのように思われているのかということを知るべきです。けっして地元民、流域の人々だけの問題ではなく、大きく言えば全国的にダムのない貴重な価値をもっている小国川を改めて見直し、外部からの見方も知ろうとすべきです。

 今やろうとしていることは、自分で自分の首を絞めているようなものです。もったいないことの一言に尽きます、というようなことも付け加えてきました。 5,6分くらい話したでしょうか。いろんな立場の人たちから話しを聞いて編集し直すのでしょう。 いつ放送されるかは分かりません。正しい名前と生年月日を申告しておきました。 このことが少しでもダム建設反対の力になれば嬉しいです。

 (写真の見方:左側がきのう、右側はきょうの昼過ぎです。)

 

          

 

                           

 増水しているのがお分かりでしょう。 当然キツイ濁りも入っています。    

 

                        

 きのうは夕方ダムの放水を知らせるサイレンも鳴りました。山側も雨が強く降っていたのでしょう。

                

 きのうは一羽だけいたカモです。きょうは見当たりませんでした。

            

 その代わりと言っていいものか、サギがいました。でも飛んで行って初めて気がついたので写真はうまくはとれませんでした。

    澱橋方面へ飛んでいきました。

 ここからが本題なのですが、実は昨日はこういうハミ跡を見つけていたのです。場所は分流の最下流域、本流との合流手前です。

 これは岩の上から撮ったものです。

 次の2枚は水中撮影です。 結構大きい新しいハミ跡でした。 これを見つけたときは嬉しかったですね。 もしかして鮎が戻ってきたか、いよいよ広瀬川も本当の意味での「解禁日」を迎えることができるか、と。

 

 それで嬉しくなって上流の方にも行ってみたのですが、解禁前ハミ跡がたくさん見られたところの底石は少々垢ぐされのままで、新しいハミ跡、大きいハミ跡は見つけられませんでした。

 

 場所は下の写真のほぼ中央の大きな石があるところです。これはきのうの写真。

 

                       きょうはこうなっていました。

                  

 以下は広瀬川本流のきのう(左側)ときょう(右側)の比較写真です。

 

              

 

                

 

             

 思うに台風8号が去ってからが 広瀬川の本当の解禁日 になるのではないでしょうか?! 今週末の増水が収まり、石に苔が付着し始めたときこそが”解禁日”となるような予感がします。 つまりは来週以降に期待!ということです。

 


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