のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

この歌知ってる?カムカムエブリボディ

2012年09月14日 10時05分23秒 | ボランティア
一昨日は 墨田の介護施設へ音楽訪問 のびたさんと歌う会
会場でキーボードなどセットしていると 次々に車椅子を押されて集ってくる
それでも比較的 歌える方が多い

先生 随分しばらくですね こう言葉を掛けてくる
毎月訪れているので そのくらい待っていてくれたのかなとも思う
顔が会うと 手を振って嬉しそうに入ってくる方も2.3人

ここでは 施設のスタッフが6曲ほど 毎月 歌詞をコピーして持たせる
里の秋 赤とんぼ 埴生の宿など 季節に合わせたものが選曲されている
このあとはフリー 私の模造紙の歌詞で いろいろの歌を歌う



時には 共感を呼び起こすトークで盛り上げる
良き時代の話 戦後の話 苦労した話など 皆さんにも共通するものがある
そうだねぇ そんなことあったねぇ など うなづいたり笑ったりする

戦後すぐに占領政策として 英語教育がラジオから流れていた
愉快な口調で 始めに 調子の良い音楽が流れる
小学生入りたての私は この音楽だけ妙に心に残っている

と言うより ラジオは私の家に無かったので 多分 姉などが真似して歌っていたか
どう? こんな歌が終戦直後流れていたのだけれど?
私が歌って聴かせると 知っているよと2.3人が答えた

カムカムエブリボディ ハウドゥユドゥ ハウアユウ
ウォンチュウ ハヴサムキャンディ ワンエンツゥエン スリーフォーファイブ
レッツオール シングァハッピーソング ツィントゥラ ララッラッラッ

いわゆる敵性語の歌が調子良く流れ ああ日本は負けたんだと皆が思ったろう
その反面では戦争が無くなり これから文化が開けていく明るい希望もあったろうか
そうそう この歌は 証城寺の狸ばやし の曲で歌ってください

木更津市内に モデルのお寺さんがある 證誠寺である
この寺の伝説で 月夜の晩に狸が庭に出て踊ったそうだ
大きなお腹をポンポン叩いて陽気に踊る

これを見た和尚さんも 一緒になって 太鼓を叩いて囃す
何日も踊ったある日 静かになった庭を見たら お腹が破れた狸が数匹死んでいる
和尚は かわいそうに思い 狸塚を作り ねんごろに弔った

この話を聞いて 中山晋平さんが 軽快なタッチで作曲した
ところが お寺さんが何ということをするかと怒ったそうである
仕方なく 中山晋平さんは 証城寺と別名にして この寺とは無縁だよとした

この話は作り話で 信用できないとも言われた
しかし 北茨城の記念館を訪れた時 お孫さんの不二子さんが本当ですと言った
いずれにしても仲直りして 今では境内に童謡記念碑もある


 木更津證誠寺 ここに童謡記念碑がある

今月は 仲秋の明月があるが 残暑厳しく そんな風流は感じてこない
すすきと一緒に飾る お餅の方が 食欲を誘うだろうか

今日は童謡唱歌うたう会に行く
8月が休みで1ヶ月以上 間が空いた
金子みすずさんの詩集の歌 コーラスで歌うが 殆ど忘れているかも知れない


メントは 「伝言コーナー」 ← ここをクリックして ご遠慮なく
    のびたのホームページ ←

    ブログランキングに参加しています       応援のポチッお願い!
    この下の70歳以上のボタンを押しランキング画面が出たらOKです
にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳以上へ
 
   
 
今日の誕生花  ふしく゜ろせんのう
 花言葉  転職 転機
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7月にお会いしたアコーディオ... | トップ | 高倉健さんへ寄せる世代を超... »

ボランティア」カテゴリの最新記事