越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

「世界政府(その1)」第九回目

2011年01月26日 | 翻訳
(訳注:ひきつづきエスチューリンの著書『ビルダーバーグ倶楽部』からの引用です)

麻薬取引における合衆国の関与の歴史

 歴史書が長年私たちに教えてきたことに反し、破滅的な麻薬取引だけが、犯罪階層の独占領域ではない。

 少なくとも、犯罪階層が、合衆国の歴史において、「東海岸のリベラル」として知られている最も重要な家族を指すかぎりにおいては。

 その家族のメンバーが、ビルダーバーグ倶楽部として知られる疑似政府を通して、少数の政治支配によって合衆国を仕切っている。

コソヴォとヘロイン
 
 1999年3月24日付けのロンドンの『タイムズ』紙に載った記事で、ロジャー・ボイヤーとエスク・ライトの二人のジャーナリストは断言している。 

 「アルバニア[バルカン半島南西部の共和国(コソヴォ人に金を渡すのに重要な役割を果たしている)は、ヨーロッパの麻薬取引の中心である・・・。
 
 アルバニアは、ヨーロッパの犯罪の都と化した。この国で最も有力なグループは、組織犯罪者であり、非合法のドラッグの大半を西ヨーロッパ向けに栽培し加工し貯蔵するために、アルバニアを使っている」


 私は明日もこの続きを書くことにする。
(2010年8月17日午後6時20分)






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