S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

あきらめる

2011-04-27 | 仏教
民主党内の菅下ろしに、呆れて言葉も出ない。
確かに、個人的には「何とかならんのか」と毎日腹立たしいが、
かといって今の大切な時期に反乱してる場合か。
被災地のことは政争の具としか思っていないのだろう。

この国の政治家、口ばっかりの人種。
この国の政治は、もうあきらめた方がいいのかもしれない。
変えられないし変わらない。仕方ない。こんなもん。
そう思って割り切った方が、幸せに生きていけるのかもしれないな。

はるか昔から仏教において伝えられた「あきらめる」
すなわち、
「明らかにして、認める」
精神的に安定して生き残るための術なのだろう。



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2 コメント

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Unknown (S.Inoue)
2011-04-27 23:43:14
今は”第二の敗戦”でなく”終戦前”なのですね。たしかに「欲しがりません。勝つまでは」的なムードに危険を感じます。日本人は少しは進化したので行きすぎた自粛に対してリバウンドも出てきていますが、「がんばろう日本」と皆が言えば言うほど、危うさを感じたりするのは自分だけなのだろうかと常々思っています。

”第二の敗戦”はさらに先にあるのでしょう。可能性として財政破綻が思いつきますが、原発によるさらなる危機(過剰反応および汚染の拡大等広い意味で)かもしれません。今日、関電の社長は関西でも夏の電力不足の可能性を示唆していました。(たぶん行政やマスコミへの牽制と思いますが)

「なるようにしかならん」
建設的ではありませんが、一市民にとっては大阪人得意のこの発想が案外大切なのかもしれないと最近思うようになりました。
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今の時代認識 (こねずみ)
2011-04-27 23:31:36
時代認識の件だけをご連絡しますと、今の状況はよく”第二の敗戦”といわれますが、時代認識でいえば1944年/昭和19年に近いと考えています。

自然や国際情勢の変化への対応ができない・国内でも諸制度できしんでいる状況です。逆にもう1度地震が来るか、財政が破綻するか、増税で不況になるか、色々な角度でトリガーになる手前の状況でもあります。
昭和19年も決戦がやたら言われ(今の復興や不謹慎と似ていますが)、実質的に6月のサイパン失陥と政変が転機になりました。

詳しくはオピニオンサイトで触れていきたいと思いますが、経済大国や効率化の時代が完全に終わりになったこと、またマネジメントが遅くて官僚的な面もありました。

津波でやられた仙台空港は、米空軍と海兵隊で空挺作戦で人員と資材を送り、1日で復旧させる(これはFacebookで知り合いになりましたが、広報のカメラマンがその場面を撮っていました)、かたや松島基地は人海戦術で何日かかかると、いった差が出ています。

向こうの優れた組織運営やマネジメントを虚心坦懐に学ぶ時期にありますが、最後のあがきになると感じています。
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