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S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

写団くろねこ役員会

2010-03-06 | アマチュア写真家論
本日は写団くろねこの1年の活動を反省する会。
いろんな意見が出るのだが、写真への情熱をもった集団ということは不変ということをあらためて認識。
写真に良い悪いの判定をつけるなんてナンセンス。自分がいいと思うその感性を育てたい。
さて、これからも新しい写真を撮って発表できるように。

photo:GRD2

APS-Cサイズ

2010-03-04 | アマチュア写真家論
ある方からメールを頂いた。「EOS5Dと24-120mmズームはやはりきついです」と。撮り歩きにするには、フルサイズはやはり大きくて重いとのこと。
うーむ、最近またフルサイズが気になり、D700を中古で買えないかと思案していたところなのだが、私のような軟弱者にはやはりAPS-Cサイズがいいのかもしれない。
それにしても、APS-Cサイズの難点はレンズ。もうちょっと満足度が高いレンズがあれば・・・。

PHOTO:D90&DX18-105mm

これからのデジタルカメラの方向性

2010-02-22 | アマチュア写真家論
 混沌としている現状のデジタルカメラ。画素数はもう十分なのにまだまだ増える一方で、必要な機能も揃ってきた中でどう進化するのか、メーカーもユーザーも手探り状態なのではないか。
そんな中、なんとなく傾向が見えてきたような気がしないでもない。以下、あくまで個人的見解を。

 デジタルカメラは記録目的のものと、アート指向のものとに分かれて進化していくような気がする。前者は報道はもちろんのこと、カタログのブツ撮りもそうだし、一般ユーザーの記念写真もそう。鉄道や飛行機など、被写体の記録を中心にする分野もこれに含まれて、こちらは動画のウェイトが高くなっていくだろう。映像を見ることが携帯を含めたデジタルデバイス中心となってしかも情報量が多い方がいいとなると、これはもう動画中心になるのは時間の問題のような気がする。デジカメ進化により、コンパクトデジタルでも十分きれいに撮れるし、動画だと一眼レフよりミラーレス一眼の方が可用性も考えると主役になりそうな気がする。

 逆に、一眼レフが生き残れるのは動画機能が進化しない限り、アートとしての部分しかないのかなと思う。写真でいえばカラーとモノクロの違いだ。いつからか、新聞も雑誌もカラーがあたりまえになり、モノクロ写真といえばアートとしか考えられないようになった。一眼レフで撮る写真というものがこっちの方面でしか生き残れないとしたら、この先の進化はかなりスローペースになるだろう。前者と比べたら需要はかなり少ないだろうから。

 個人的には、ダイナミックレンジの拡大や距離固定を含めたAFの進化などまだまだ静止画の方にも不充足感はあるのだけど、あまり期待はできないのかもしれない。時代は変わりつつある。写真の役割自体や存在価値自体が変わっていく。そんな感じがする。

photo:EOS40D

”トイレの神様”を聞いて泣く

2010-01-10 | アマチュア写真家論
昨日土曜日、FM802を聞きながら写真のセレクト作業をしていたら、『トイレの神様』という歌が流れきて、不覚にも涙してしまった。植村花菜という若い女性シンガーがシンプルなメロディに乗せて歌う。10分近くという曲の長さもあり、さだまさしの若い女性版といったらわかりやすいかな。
久しぶりに、心に染みた曲。写真でも、こういう曲のような写真を撮りたい。すなわち、高度な技術や被写体の強烈さで撮ったものより、素材がまっすぐな、そんな写真をめざして。

アマチュア写真家の強み

2009-12-29 | アマチュア写真家論
アマチュア写真家の強みは、自分の好きなものを撮りたいように撮れることだ。そこに商業ベースに乗るか乗らないかという判断がいらない。これで飯を食えるかという悩みも不要。
仕事をしていると時間を作り出すのが大変だが、あまり無理することはない。
地元をベースに、新しい自由な発想でじっくり撮る。いろいろ試す。手本になる必要はない。それがアマチュア写真家の強みであり、醍醐味なのだろう。

PHOTO:明石港 D90

デジタル、ネットの時代

2009-12-28 | アマチュア写真家論
コメントに入れてくれてるのだが、友人がカメラを持っての撮り歩きが楽しくてずっと持ち歩いているとのこと。勧めた張本人として、これはとても嬉しいこと。カメラが1台あれば、身の回りのものでも視点が変わってくる。そしてそれをコストゼロで表現する手段があるというのがネット社会のいいところ。
写真のデジタル化、ネットの普及があってのこと。ケータイにカメラがついてから、写真を撮ることに対していろいろ問題が指摘されているが、ひとりのアマチュア写真家としてすばらしい時代だと思っている。

photo:神戸税関 E-P1

webサイトで作品を発表するということ

2009-12-27 | アマチュア写真家論
ブログにしろホームページにしろ、webサイトで作品を発表するということはストリートミュージシャンみたいなものだと思っている。誰か特定の人に歌うわけでなく、儲けを期待しているわけでもなく、ただ好きで演奏し歌っているだけの一方通行だ。
でも、できればそこを通りがかった人、見に来てくれた人と何かを共有できれば嬉しい。
基本的に、そんな姿勢で写真をアップしている。

作品へ昇華させるために

2009-12-01 | アマチュア写真家論
紅葉や桜や、夏祭りやクリスマスイベントや、
そういうものに物見遊山を兼ねて撮影に出かけてもなかなか作品にはならない。
子供が好きというだけで、人に何かが伝わる写真にはならない。
どんなものかと興味があることや撮ろうとするものが好きという気持ちは大切なのだが、
そこから離れて、冷静な視点がないと作品には昇華しないのだろう。

PHOTO:横浜・元町 D90

例会での衝撃

2009-11-24 | アマチュア写真家論
先日のクラブ例会で刺激的な写真を見る。ひとつは、人間の運命をなんともいえない空気感のなかで捉えた作品。ちょっと撮れない写真だ。もうひとつは、着想に感心させたれた写真。東京へ向かう新幹線で、こんなことやってたんですか、というもの。どちらも衝撃だった。その影響をうけ、その夜は遅くまでコンテスト応募用の選定とプリントをする。


写真に向き合う

2009-11-10 | アマチュア写真家論
先日のニッコールコンテスト授賞式で、ハンディを持ちながらすばらしい作品を撮り続けている人に出会う。
だが、自分のレベルでは同じ方法でいい写真が撮れるわけでもない。
たくさん撮って、その中から選ぶという行為を、真剣に繰り返す基礎があってのこと。
原点に立ち返って写真に向き合おうと思う。

PHOTO:東京・四ツ谷 D90


第57ニッコールフォトコンテスト授賞式報告

2009-11-08 | アマチュア写真家論

授賞式が行われた会場。


11/6(金)、第57回ニッコールフォトコンテスト授賞式に出席した。ニコンの表彰式は初めて。昨年末にニッコールクラブに入会し、年明けに応募した写真がいきなりサロンドニッコーで1席をいただき、その写真がそのままニッコールフォトコンテストの準特選になったというのは、考えてみればあまりにもうまくいきすぎていて逆に不安になったりもする。

しかし、ニッコールクラブに入るきっかけを作っていただいたクラブの野呂さんや、ニコンの一眼レフを譲ってもらった棚田さん、クラブで指導していただいている先輩の方々、写真を撮りに行かせてくれる家族、仕事を休ませてもらった会社の人々。たくさんの方の支えがあってこの東京・恵比寿の授賞式に出席させてもらっている。ほんとうにありがたい。表彰上をもらって席に戻って緊張が解かれたとき、ふとそのことに気づいた。私は多くの方のおかげで写真が撮れていることを、手元の賞状を見ながら実感した。感謝の気持ちでいっぱいになる。

会場はウエスティンホテル東京で、こういう場で授賞式、および祝賀パーティーを行うニコンの懐の深さに感動する。多くの方、プロの写真家の方と話をしていたら時間はあっと言う間に過ぎた。とても有意義な時間であった。
来年もぜひここへ来たいと強く思った。写真への情熱は途切れない。



始まる前のひととき。



今回の応募総数は37,549点だったそうです。
ところで、長岡賞(各部門の大賞作品から1作品選出)って、この授賞式のときに発表されるのですね。知りませんでした。ニッコール大賞とったら表彰式でもドキドキですな。ぜひこのドキドキ感をめざして。



部屋を変えて懇親祝賀パーティー会場。会話に夢中で、実は閉会後に撮ったもの。



織作峰子先生と。お綺麗でとても緊張します。



木村恵一先生は昨年リコーコンテスト授賞式以来。そのことを言うと「おー、そうだったねえ」ととてもフレンドリーでした。嬉しかったです。

観念で撮るべからず

2009-10-31 | アマチュア写真家論
東京出張のとき、少し早めの新幹線に乗り、品川のキヤノンSタワーへ写真展を見に行く。目的は『鉄道写真バトル』という写真展。(10/30で終了)

前回ここに来たのは鉄道ファンコンテストの表彰式で3年前。鉄道写真の神様、廣田尚敬氏に講評していただき、サインもいただいた。今回はその廣田尚敬氏と7人の鉄道写真家によるバトル写真展。

廣田氏のカメラアイにはいつも感心させられる。
正直な感想をいうと、他の方々はほとんど頭(観念、理屈など)で撮っているいっぽう、廣田氏はハートで撮っているという気がする。
自分はまだまだ観念(=いい写真とはどういう形か)で撮っていることに気づく。


街写真

2009-10-11 | アマチュア写真家論
今日は御堂筋KAPPOを撮りに出かけたが、華がなくメインイベントというものもなく、結果メリハリもなく写真としてはいまいちな催しだった。早々に切り上げ、道頓堀やアメ村などを撮り歩く。
街写真はやはり奥が深い。街でもっとシャッターを切り、街に鍛えられることを求めている。

PHOTO:心斎橋 Nikon D90