情報デザインの教室 仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと手法
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情報デザインというコトバ自体は聞いたことはあるけれどそれをしっかりと定義して言語化しろと言われてしまうとちょっとぼんやりとしてしまう。それは「情報をデザインする」という行為そのものが抽象的であり適応範囲がすごく広いから。
本著は認知科学的アプローチでデザインを解いた名著ドノルド・ノーマンの「誰のためのデザイン」の流れを汲む内容で情報デザインを体系的にまとめた一冊。webやタッチスクリーンなどインタラクションやフィジカルコンピューティングが関係する分野の人に最適な内容。
情報デザインの概念からユーザー調査や評価手法など具体的な事例を写真やイラストをふんだんに使ってまとめられている。
また日本のその分野では著名な浅野教授やリコーなど複数の専門化による共著なので上述のドノルド・ノーマンのものより読みやすいかなと。これからの時代ユーザーエクスペリエンスなど体験をデザインする能力はデザイナーにとって重要になってくるので読み込もうと思う。
情報デザインの教室 仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと手法