Ego Wrappin / "満ち汐のロマンス"
(J-POP)
評価:★★★★★
2001年作のJAPANESE POPの金字塔で秋の夜をグルーヴィーに演出。インディーズ時代のアンセム"LOVE SONG (「SWING FOR JOY」に収録)"で一躍脚光を浴びたエゴ・ラッピンのこのアルバムはJAZZ、スウィング、ロカビリー、昭和ムード歌謡、ロックステディーと様々なジャンルからエッセンスを抽出しエゴ・ラッピンとしか形容できない音楽性を打ち立てた珠玉の名作。
M-1"かって"はスウィンギンでジャジーで日本人の琴線に触れまくりの楽曲と中野のよっちゃんのヴォーカルとピアノが絡むアンセム。デタミネーションズのカヴァーM-8"Wherever"は原曲越えと言っても過言ではないかもしれない気持ち良すぎる極上メロウ。
こんなにお酒が似合うアルバムも無いでしょう。深夜にフロアにカウンターに今日も音楽を愛する人々が集い毎日は続く。このアルバムはそんな秋の夜の最良の恋人。
満ち汐のロマンス