「越前の海辺は寂し雪もよひの波荒き日に訪ね来にけり」
あの時、震えながら詠んだ一首である。
北陸に旅行したのは11月の半ば頃だったか、紅葉もきれいだったが
寒い日だった。
「我が実家(さと)も曹洞宗なり大本山永平寺は今紅葉(もみじ)の盛り
現在、
北陸地方はもう雪らしい。
今年は異常気象で、爽やかな秋を感じることもなく一足飛びに冬の到来
である。
空の色や風の音などにそこはかとなく感じる秋の気配、やがて晩秋
から初冬へと移りゆく季節の中で、それに応じた暮らしをしている
のだけれど、今年はどうもおかしい。
この冬は寒さが厳しいかも知れない。 冷え性のわたしは冬が大の
苦手である。
風邪をひかないように十分注意しよう。