昨日は 金山時 を作ろうと思い立ち、麹やさんへ行った。
第一通り駅で下車し、向かった肴町までの道筋にはほとんど
人影もなく、特に第一通りは午前の11時過ぎだというのに
ひっそりかん。 日蔭になっているせいもあって寒々しい。
嘗て勤めた○○局舎が取り壊され、跡地がマンションとなった
時には驚いた。 あれはいつのことだったか。
見慣れた街のそこここが様変わりし、あの頃繁盛していたで
あろう老舗も、今は心なしか憂いが漂っているように見える。
買い物客や街ブラ族で賑わい、活気のあった有楽街も今は昔。
「この間 『まいうー』 の石ちゃんが来たでしょう」
「そうそう見た、見た。 この辺りを歩いたからね」
麹やさんの奥さんとしばしそんな会話。
果たしてこの肴町で、石ちゃんはどんな感想を抱いただろうか。
その後、遠鉄百貨店へ。
帰りは7階、5階、地下での買い物と、麹の1キロとで相当の
重さになってしまい、よろよろ、よたよたしながらバスターミナル
へと急いだのだった。