摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

市場徹底使いきり塾 第3弾 ~金澤のお正月料理

2008-11-12 14:18:12 | イベント案内
先般、打ち合わせのことを記事にした
お正月料理教室の正式な案内を忘れてました。
託児のない方は、25日までの締め切りになりますので、
ぜひご参加ください。


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「市場“徹底”使いきり塾」  第3弾
金澤のお正月料理
~伝えたいふるさとの心と知恵~

冷蔵庫やトラックがなかった時代、人は食べ物を干したり、
濃い味付けをしたりして保存し、地域の環境や文化にあった料理を生み出してきました。
そんな伝統が息づくお正月料理は、地球と体にとてもやさしい知恵がつまっています。
昔の金沢の食卓に思いをはせながら正月料理をつくり、
師走の近江町市場で買物してみませんか。


日時:12月5日(金)10時~13時
 場 所:近江町消費者会館3階調理実習室
 (金沢市上近江町50番地 近江町市場内 TEL. 076-231-1462)

● 講 師:料理研究家 石野典子先生
● 内 容:調理実習、講師をかこんでお話、オプションで市場での買物
● 献 立:金澤のお雑煮、お煮しめ、昆布じめ
● 参加費:1,000円(金沢エコライフ・ワーキングネット会員は900円)
● 持ち物:三角巾、エプロン、タオル、布巾、持ち帰り用の容器、筆記用具、アンケート用紙等
● 定 員:25名 
● 託 児:ひとりにつき500円(要予約。受け入れ人数に限りがあります)
● お申し込み方法:
 往復ハガキに住所・氏名・電話番号、託児を希望の方は子供の名前・性別・生年月日をご記入の上、
  〒920-8577(住所記載不要)金沢市環境政策課までお送りください。
   11月20日(木)必着、申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

参加決定の方には、我が家のお正月料理についてのアンケートを配付いたします。
当日までに、用紙へ記入しお持ちください。
みんなで地域に根ざした、地球にやさしいライフスタイルを考えます。

※ この事業は金沢市の委託により、金沢エコライフ・ワーキングネットが主催します。

《お申込み・問い合わせ先》
主催: 金沢エコライフ・ワーキングネット(担当:高瀬)
Tel 076-262-2486 mail: kuschaana@yahoo.co.jp
http://kanazawa-econet.main.jp
    金沢市環境政策課
Tel 076-220-2507 Fax: 076-260-7193
後援: 財団法人 いしかわ子育て支援財団

ワークショップの続き

2008-11-12 00:25:33 | 気づき
昨日も今日も、日曜日のワークショップの続きのように、
いろいろ考えさせられました。
親に対する罪悪感というのは、
これまでの人生の後半で大きな影響を持った感情でしたが、
人生全体にもっと大きな影響をおよぼすのは、
小さい頃の感情でしょう。

私にとってのそういう感情は何なのか、
ワークショップの最中に自分が無意識に何度か使っていた
言葉にヒントがありそうだと感じてました。
それは、「他人」という言葉です。
「しょせん、他人」「どうせ他人」といったような
使い方をしていたと思います。
私は、そうやって自分と他の人の間に線を引いているようです。

小さい頃は、線を引くというより、他人を恐れていました。
極度の人見知りで、幼稚園でも全く口をきかず、
端っこのほうに座っていたので、いじめられました。
近くの川へお散歩にいった時、男の子に顔を殴られたらしく、
鼻血が出て仰向けに寝かされたことをまだ覚えています。

この極端な他人に対する恐怖は、
どこから来ているんだろうと思ったとき、
母のことを思い出しました。
私たちの心理分析の先生、長谷川泰三さんによれば、
私たちがずっと持ちつづけている感情の大部分が
親の気持ちのコピーだそうです。
私の母は、東京から栃木へ来て、見知らぬ土地で
3人の子育てをほとんど誰にも頼らずやっていました。
母自身もちらっとこぼしていましたが、
東京から来た人というのは田舎ではとかく注目されがちで、
「東京の人は、どぶ板も踏まない」といやみを言われたそうです。
また、母が小さかった頃、戦争中で疎開していた時、
やはり田舎の人から意地悪をされたようです。

そんな経験もあって、母は子どもたちを
なるべく近所の子とは遊ばせないようにしていたのかもしれません。
私たちがもう少し大きくなってから、
「栃木弁を覚えるのが嫌だったから、あまり近所の子とは遊ばせなかった」
とは言っていました。
姉は近所に友達がいましたが、私は姉の友達としか遊びませんでした。
なぜ姉は人見知りにならなかったのか、よく分かりませんが
もしかしたら私が母のお腹の中にいる時に母は、
とてもイヤなことを経験したのかもしれません。


今の私を知る人は、私が極度の人見知りでいじめられていたと言うと
驚かれるかもしれませんが、今でも私は人見知りです。
初対面の人と話すとき、特に自分から声をかける時は心臓がバクバクして、
心の中では「嫌がられるんじゃないか」という恐怖がうずまいてます。
多分、これは小さい頃いじめられていた後遺症もあるでしょう。
でも、そろそろこれも克服する時期に来ているのでしょう。
こんな風にブログに書いているということは。

ワークショップの時、泰三さんが
カナダの原住民の非行少年たちの矯正プログラムを紹介してくれました。
それは、高いところから両手を広げて、後ろ向きに倒れると
下で他の少年達がそれを受けとめるというワークをやることで、
他人を信頼することを学ぶものです。
最初は信頼がないので、腰がひけてしまってうまく下りられなかったのが、
だんだんそのまま後ろ向きに倒れこめるようになるようです。
きっとうまくできるようになった他の少年を見れば、
残りの少年もうまく身を預けられるようになるでしょう。
私も自分自身で、それを試す時期なのかもしれません。