摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

2度目の流産と決意

2007-05-24 23:25:06 | 子育て
金沢に来てから、子どもとつきっきりになり、
なかなかパソコンに向かう時間も取れなくなりました。
金沢で見聞きしたいろいろなことを書こうと思っていながら、
最初にどうしても書かなくちゃと思ったのは、
重たいニュースです。

ゴールデンウィーク明けに妊娠が確認され、
母子手帳をもらった後、再度受診したら、
「まだ心拍が確認できないから、あと1週間したら
また来てください」と言われました。
約1週間後の先週金曜日には、心拍が確認できて
「エコーを見る限りでは、順調ですよ」と言われました。
でも、その翌日に突然大量の出血。
レバーのような大きな赤黒い塊が2~3回出てきました。
あまりに妙な感覚で、う○ちが間違ったところから
出てきたんじゃないかと思うほど。
今、思えばあの塊のどれかに、
わずか5ミリの赤ちゃんが入ってたんだなぁ。
悲しいかな、トイレの水とともに去りぬ、でありました。

「流産しました」と言うと、
みなさんが本当に気遣ってくれるけど、
私自身はそんなに悲しんでいるわけではないようです。
自分でもよく気持ちを把握しきれていないのかもしれませんが、
おそらくそれにはいくつかの理由があります。
一つは、すでに第1子を授かっていること。
二つめに、昨年にもごく早い段階で
受精卵が育たなくなって流産してること。
そして35歳以上では、
全ての妊娠の約4分の1が流産になると言われていること。
三つめには、何がなんでも今、
第2子の妊娠を望んでいたわけでもないこと。
そして何より、子どもは授かり物だから、
自然な成り行きを受け止めたいと思っているから。

だけど、手術室の中で青い手術時の服を着た看護婦さんに
「今回は残念でしたね」と言われた時は、
ちょっとだけ泣きたい気分になりました。
でも、それ以外にはほとんど感情の高ぶりはありません。

ただ、意外なほど冷静に受け止めている一方で、
静かな決意をしています。
今回の妊娠が分かってからすでにそうしたいと思っていましたが、
流産してからいっそう強く心に決めたことがあります。
それは、自分の生活から、健康や環境を害するような
要因をできる限り、取り除いていくことです。
近年、流産の件数が増えているようですが、
流産の原因の7割以上が染色体の異常とされているそうです。
染色体の異常の原因になり得るとされているのが、
電磁波などです。
何にどの程度のリスクがあるのか、
まだよく調べられていませんが、
こと人間の健康にかかわるものについては、
少しでも危険があると分かったものは、
できるだけ避けたほうがいいと思ってます。

そして、もう一つ思うのは、
自分のこれから取り組む活動も、
自分の信念に沿ったものであると同時に、
自分や家族の生活をより豊かにするものにしたいということ。
心身の健康を保てないような生活では、
何も続かないし、何も生まないと思うからです。

さ、あまり夜遅くパソコンに向かいすぎるのも
ほどほどにしないとね。
そろそろ寝ることにします。
おやすみなさい。