摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

ベランダ菜園でサバイバル(?)

2009-10-06 22:50:15 | 家族・家のこと
今、家庭菜園がブームだそうです。
ホンダからはおしゃれな耕運機が発売され、
教育テレビの「やさいの時間」では、
西城秀樹が野菜の歌を歌ってるほどです

私もベランダ菜園をつくってます。
私の家庭菜園キャリアはけっこう長くて、
20年くらいかな?
(園芸のキャリアなら、物心ついた頃からだから
ン十年のレベルです)
実家にいた時は、庭の隅の未整備の部分を
つるはしとスコップで耕して開墾して、
ハーブ類とか葉物などを作ってました。

岐阜に来てからは、
有機農法をやっている友人の畑を借りて
夏野菜を20種類近く作ったことがあります。
その時は、一部の種類を除いて豊作だったので、
「こんなに簡単にできちゃうの?」って
びっくりしたほどです。

きゅうりやピーマンなど、
家だけで消費できないほどでき過ぎたし、
赤ちゃんも生まれたので、
翌年からはベランダ菜園に切り替えました。
ところが、畑では簡単に作れたものも
苗の段階で成長が止まったり、
枯れてしまったりしました。
元気だったのは、ミニトマトくらい。

金沢に行ってからも、プランター菜園に挑戦しましたが、
やはりミニトマトやサラダ菜くらいしか
うまく育ちませんでした。

今年も夏野菜に挑戦して、
オクラ、きゅうりといった野菜が枯れてしまい、
ようやく気づきました。
うちのベランダは南向きだけど、
コンクリートの壁があるので日当たりが悪く、
プランターを置いてある部分もひなたではなく、
明るい日陰なのでした

環境がよくないと分かりましたが、
それでもベランダ菜園を続けるつもりです。
それは、単に園芸が好きだからというのが
主な理由ですけど、
食糧危機に備えたサバイバル戦略でもあります
「ベランダ菜園なんかでどこまでできるの?」と
疑問に思われるかもしれません。
でも、キューバの首都ハバナでは、
ベランダや街角などいたるところで
野菜を有機栽培していて、
200万人分を自給できているそうですよ。
(詳しく知りたい方は、吉田太郎著
『200万都市が有機野菜で自給できるわけ』を
見てみてください)

とは言え、環境に恵まれないので
畑の時と同じような作物ではなく、
ベランダでも作りやすいもの、
ぜひ自分で作りたいものなど
条件を絞って作ることにしました。

その条件と言うのは、以下のようなものです。
1.一度に少ししか使わないもの。
  例)ハーブ類(パセリ、青じそ、万能ねぎなど)
2.他の人からあまりもらえず、市販でも高いもの。
  例)パプリカ
3.栄養があって作りやすいもの。
  例)モロヘイヤ、ツルムラサキ、ニラ

あと日当たりが悪くても育つとか、
病虫害に強いとかも、当然条件に含めたいですが。

今年の秋冬は、にんじん、大根、春菊、
ほうれんそう、サラダ菜など作り始めてます。
って言うか、種をまいたところですが、
まだ出てきてないものもあります
今期の成績はどんな風かな?
今度こそいい収穫ができるよう
最後までがんばるぞ~!

書斎とリビング

2009-06-27 02:55:34 | 家族・家のこと
家の中の整理もだいたい終わったと書きましたが、
最後の部屋、書斎の整理をまだぼちぼち続けてます。
ここは、主にパソコンやAV機器を使って、
集中的に作業をする場所にしたいと思ってます。
それで、いろんな機器が置いてあるのですが、
机やラックの後ろに回ると、
うどんのようにだらだらと垂れ下がったケーブル類が
とっても見苦しい
見苦しいだけじゃなくて、掃除する時も邪魔だし
つなぎ変えしたりする時も分かりにくいし、
どうにかしたいなぁと思ってます。

私の友人の中に、こういう配線を
とてもきれいにやってる人が2人いました。
2人とも、仕事もよくできる人だったなぁ。
整理整頓する力と仕事の能力って
やっぱり関係あるよなぁ。

みなさんはどうやって配線を整理しているのでしょうか?
最近、いろんな便利グッズは出てるようですが、
「電源コードは束ねないでください」って
取扱説明書にはだいたい書いてあるしね。


今回の引越しの後、気のおもむくままに整理していったら、
最初に片付いたのは寝室とリビングでした。
寝室はあまり物がないので別格としても、
リビングが早く片付いたのは、
気持ちが落ち着く場所が作りたかったんだなと思います。
そのリビングにしてもまだ片づけるところはありますが、
部屋の真中に以前置いていた座卓を取り払って
クッションや長い座布団だけにしたら、
夜の過ごし方がだいぶ変わりました。

お風呂から出てリビングに来ると、
座布団に座ってテレビやビデオを見ながら、
マッサージやストレッチ、お灸をするようになったのです。
まぁ、私がお産の準備のために
そういうことをする必要があるせいかもしれませんが、
夫も一緒にリラックスタイムになったりして、
早めに床に入るようになってきました。
それでも仕事がある時は、早朝に起きてますが。
以前はよく机で仕事しながら居眠りしてたけど、
今のほうがメリハリができて、いい傾向だと思います。


整理の順番は、気のおもむくままでしたが、
今回家を整理するにあたってどんな効果を得たいのか、
そのために各部屋はどんな風にしたいのかというイメージは
最初によく考えて、ノートに書き出してました。
リビングについては、わりと意図したとおりになったようです。
書斎についてはまだまだ作業途中だし、
一番難しいところですが、
「集中して作業できる場所」になるよう
いろいろ考え、試してみたいと思います。
そのうち、また報告しますね。

まだ片づけてます

2009-04-30 22:57:05 | 家族・家のこと
引越しの日から、ちょうど1ヶ月が経ちましたが、
相変らず片づけざんまいの日々を送ってます。

昨日は、1日夫の研究室の片づけを手伝いました。
岐阜に帰ってから毎日帰りが遅いので、
何が大変なのか聞いたら、
部屋が片付いていなくて、
仕事がはかどらないとのことでした。
それで、基本的に学校のことには
手を出さないことにしているけど、
今回は例外的に手伝うことにしたのです。
過労で体を壊されるほうが大変ですから。

私はお腹が重たいので、たいしたことはしませんでしたが、
「おかげでだいぶ片づいた」と言ってもらえました。
「あまり片づけてないけど」と言ったら、
「踏ん切りがついた」と言ってました。
それは、確かに。。
なにせ就職したての頃からの資料や機器がまだ残っていて、
「おぉ、なつかしい~」という声が
しょっちゅうあがっていました
戸棚の大部分を占めていたそういうものを処分したら、
だいぶすっきりして、
あとは自分で石川から持ってきたものを
展開できるくらいになりました。
断捨離的な観点から言えば、
彼の運気も少しあがるかな?


今日は、昨日の疲れが残っていて
なかなか家の片づけ作業にかかれませんでした。
でも、お舅さんに手伝ってもらって、
いよいよ台所の片づけを始めました。
真っ先に片づけてもいい場所なのですが、
使い勝手にこだわりたかったので、
事前にいろいろ考えていると大変そうで、
なかなか私も踏ん切りがつかなかったのです。
やはり、自分以外の誰かがいると
片づけも進むみたいです。

途中、事前のシミュレーションどおりには
行かないところも出てきましたが、
しばらくすると何となく解決策を思いつくことが
何度かありました。
そんな時、処分しようと思っていたものたちが
意外に役立ちました。
ベストではないかもしれないけど、
現時点では最適な状態にはできそうです。
台所の片づけはまだまだ始まったばかりですが、
使いたいものをどうやって使いやすく収納するか、
パズルのように組み合せを考えていくのは
なかなか楽しいです。


連休中には、なんとか家の片づけも
めどをつけたいと思っています。
でも、連休の後半はまた栃木に行く予定なので、
ここ数日がふんばりどころです。
5月の後半にはバザーやフリマ、
友達のお泊りなどもあるから、がんばらなくちゃ。
体と相談しながら、楽しめるくらいの範囲で
がんばります

プチ(?)登園拒否

2009-04-21 23:58:01 | 家族・家のこと
先週の半ばくらいから、
息子が保育園に行くのを嫌がるそぶりを
見せはじめました。
最初は、「僕、保育園に行っちゃダメなの」
(「保育園に行きたくない」ではなく)という
独特の言いまわしで控えめに言っていました。
それが、2日くらいしたら、
「保育園に行きたくない」とはっきり言うようになり、
今週に入ったら、昨日は保育園の玄関で
「お家に帰る」と駄々をこねてひっくり返り、
今日は家を出るときから大泣きして
「行きたくない、お家でお留守番する」と
言い張りました。

小さい時からほとんど人見知りもせず、
前の幼稚園でも「家に帰りたい」って
泣いたことなんてなかったのになぁ。
託児に預けても、泣いたことなんてあったかな?
って言うくらい、
いろんな場所に入っていくことに
抵抗を感じさせない子でした。

よく話を聞いてみると、
「保育園に行きたくない。僕、幼稚園に行く」
と言って、前の幼稚園に行きたがっているようです。
また、今朝は
「保育園、こわい。お兄ちゃんが怖かった」と
言ってました。
大きなお友達なのか、年長さんなのか、
ちょっと怖かったのかもしれません。

今まで息子の方がかみついたり、叩いたりで
はらはらすることが多かったけど、
登園をいやがったり、他のお友達が怖いと言ったり、
よく聞くお母さんの悩みを、
私も体験することになりました。

でも、必要以上に心配しないようにしたいと思っています。
親の心配や不安に、子どもの心が
共鳴してしまうんじゃないかと思うからです。
それよりも、まず担任の先生とよく連絡をとって
お互いに状況を伝え合ったり、
対策を一緒に考えることが大事な気がします。
あと、息子にはこういう問題を乗り越える力があると
信じようと思います。
息子だけでなく、私自身にも。

引越しと2番目の子どもの誕生は
最初の子どもにとって
かなりストレスになるという警告は
いろんな方からいただいてましたが、
いよいよ始まったみたいです。
息子と一緒に少しずつ、乗り越えたいと思います。

ベランダ菜園の準備

2009-04-18 23:45:58 | 家族・家のこと
引き続き、ぼちぼち片づけを進めています。
今日は天気がよかったので、
家の中の片づけはいったん脇に置いて、
ベランダ菜園の準備をしました。
園芸作業は時期を逃せないからです。

準備とは言っても、
金沢で作っていたダンボール堆肥を
プランターの土に混ぜただけです。
去年は浅いプランターで作ったからか、
1年草はみんなあまりしっかりした
草姿になりませんでした。
今年は野菜向けのプランターなので、
期待できるかな?

作ろうと思っているのは、
ミニトマト、きゅうり、モロヘイヤ、オクラ
あとハーブ類ではバジル、パセリ、青じそです。
ナス科のミニトマトやウリ科のきゅうりなどは
連作ができないので、
毎年使うプランターを順番に変えられるよう
夏野菜類はすべて違う科のものを選びました。

以前畑を借りてきゅうりとモロヘイヤを作った時は
イヤというほど収穫があったのですが、
ベランダで作るようになってから、
なかなかうまくいきません。
今年はうまく育ってくれるといいのですが。
水やりの時に、レイキも送っておこうかな?

近いうちに苗を買ってくるつもりです。
毎日、ベランダの植物の成長が
楽しみな季節です。

「こんなところに来とうなかった!」

2009-03-01 22:01:39 | 家族・家のこと
昨日は日帰りでまた岐阜へ。
午前中に以前申し込んだ幼稚園へ
入園辞退の手続きに、
午後は自宅近くの保育園へ
健康診断を受けに行ってきました。

辞退することになった幼稚園では、
「ご縁がなかったことは気になさらないでください」
と園長先生がおっしゃって、
「赤ちゃんがいらっしゃるから、
これご覧になってみてください」と
1冊の本を手渡されました。
それは、園長先生の娘さんが書かれた
『うれしい気持ちの育て方』という
シュタイナー教育と絵本についての本でした。
残念ながら入園できなくなったのに、
こんな贈り物をいただいてしまうなんて、
胸が熱くなりました
読み終わったら、お礼の手紙を書きたいと思ってます。

さて、午後は保育園へ行きましたが、
はぁ~。
全然空気が違うんですよねぇ。
揃えることになっている教材・備品も
自分で選べたら買いたくないようなものだし、
先生方の着ている制服も事務員みたくて好きになれない。
保護者の方々も、今の幼稚園や
申し込んでいた幼稚園で出会った方々と違って
私とは世代が違う感じもして。。
また自分の周りに「人見知りバリアー」を
張ってしまいそうだ。

今の大河ドラマ『天地人』の初回に、
主人公の与六が「わしはこんなところに来とうなかった!」
と言う印象的なシーンがありましたが、
私の頭の中には、保育園にいる間じゅう
そのせりふがぐるぐる回っていました

でも、きっとこのめぐり合わせも
意味があることなんだろうとは思っています。
努力は必要だけどクリアできることが目に見えている課題ではなく、
「一体どうなるんだろう?」と思ってしまうような課題と
向き合うように仕向けられている気がします。
きっとまたたくさんの「助けて~」を
言う必要があるのでしょう。
私の専属カウンセラーさん(心理分析の講座仲間たち)の
出番が多くなりそうです。

家事は道連れ

2009-02-23 22:38:19 | 家族・家のこと
主婦が一番嫌いな家事はアイロンがけという調査結果を
以前何かで読んだことがあります。
ご多分に漏れず、私もそんな1人。
最後にかけたのはいつだろう?
っていくくらいかけてませんでした

でも、断捨離したい服や小物がいくつかあって、
あまりにもしわくちゃで見た目が悪いので、
アイロンがけすることにしました。
だけど、1人でやるには見ただけでやる気が萎えるほど、
量が多い。。
そこで、あの言葉を使うことにしました。
「助けて~!」

心理学講座の仲間であり、同じ主婦、家も一番近い友達に
助っ人を頼みました。
彼女がアイロンをかけている間、
私はたまった繕い物をしました。
1人でやる時はあんなにつまんないのに、
2人でいろいろおしゃべりしながらやると、
時間が経つのが早く、仕事もはかどりました。

おかげさまで、かなり大きな心理的負担になっていたものが
片付きました。
苦手な家事がたまっているみなさんは、
ぜひ連れを探してみてください

次回は来週また友達と一緒に
ナチュラルクリーニングで2年間お世話になった家を
きれいにするつもりです。
楽しみだ~


そんなわけで、今日は繕いものなどしたのですが、
実は最近の夜更かしや仕事量がたたったらしく、
また風邪をひいてしまいました
おまけに、妊婦検診に行ったら、
血圧が82/35というかつてないような低さでびっくり。
どうりで疲れやすいはずだ
もうちょっとペースダウンして、
引越し作業をする必要があるみたいです。

引越し前にほしい手助け

2009-02-12 00:24:44 | 家族・家のこと
今日は休日で夫も家にいたので、
2人で引越し準備(のための断捨離)に精を出しました。
お昼は残っていたカレーを食べたら、
どうにも眠くなってしまったので、
ヘミシンクのキャットナッパーという
約30分で集中して寝るためのCDを聞きながら
昼寝した後、作業を続けました。
夕飯は、スーパーで買ってきた中華の惣菜とそば。
作業を終えたのは、ついさっき、23時過ぎでした。

ありがたいことに、引越しがあるという話をすると
「何かできることがあったら言ってね」と
言ってくれる友人・知人が多いです。
心理学の講座でよく「助けて」と言えるようになることが
大切だと言われているので、
私も機会があれば好意に甘えたいのですが、
どんな作業を手伝ってもらったらいいのか
思いつきませんでした。

でも、こうして作業を始めてみると、
断捨離やパッキングは判断に継ぐ判断で、
引っ越した後のことを考えると
結局自分でやったほうが効率的だと実感しました。
一方で、子どもの面倒や食事やお風呂の準備など
日常的なことに手が回らなくなるので、
ここを手伝ってもらえると
とても助かるなぁと思いました。

3月になったら、実家の母が金沢観光を兼ねて
手伝いに来てくれるので、
その時は息子のお弁当づくりも頼んじゃおうと
思ってます

それから、断捨離していらないものが
いろいろ出てくるので、
それをそれぞれ売ったり、引き取り手を探したり、
処分したりすることをを手助けしてもらえたら、
なおありがたいだろうなと思います。

もう少し断捨離が進んだら、
期間限定で断捨離の作業や
譲りたいもののリストなどを載せた別のブログを
作ってみようかなと思ってます。
少しでも引き取ってくれる方が見つかって、
ものを捨てないですんだらいいんだけど。

そのブログができたら、ぜひ見に来てくださいね

断捨離のごほうび

2009-02-05 23:36:29 | 家族・家のこと
ようやく疲れがとれて動けるようになってきたので、
昨日はいろいろ家事をやりました。

引越し前の断捨離もやろうと思い、
今回はこれまでのようにまず計画を立ててみました。
断捨離セミナーを受けたばかりの頃は、
とりあえずやってみたいところから
手当たり次第にやってみようとしましたが、
引越しのことを考えると、やはり取りかかる前に
自分の思い、ビジョンを整理しておきたいと
思ったのです。

その作業だけで多分、2時間くらいはかかったと思いますが、
終わってしまったらかえってスムーズに仕事に取りかかれ、
次にやりたいことがどんどん思いつくようになりました。
同じ人間が断捨離するにしても、
状況によってやり方はどんどん変わるみたいです。

昨日は冷蔵庫とそのまわりの食材の断捨離をしました(また!)
予想外の長い帰省があったので、
悪くなってしまったものもあれば、
「一体いつからあったの?」と思うようなものもあり。
風の谷のナウシカの腐海を彷彿とさせるような
カビだらけのものも見てしまいました

去年作った手前味噌もカビだらけで
捨てなくちゃならないのかなと
恐るおそる新聞を取り除いてみたら。。
やっぱり、木のふたはカビだらけ。
「はぁ、だめだったか。。」と思いつつ、ふたもどけてみたら
みそは濃い茶色でカビはありませんでした。
ドキドキしながらなめてみたら、これがうまかった

久しぶりの大仕事の最後に、うれしいご褒美でした。


またまた園を変更

2009-02-04 23:30:00 | 家族・家のこと
またしばらくご無沙汰してしまいました。
インフルエンザになっていたのは息子なのに、
彼が幼稚園に復帰した後、私のほうがなぜか
疲れてしまってました。
先週末は再度岐阜へ行くことに。
それは、またまた幼稚園/保育園を
検討しなおすことになったからです。

きっかけは先日の心理学ワークショップでした。
いつものように様々な心理学のキーワードが書かれた
セラピーカードを1人ずつ引いていったら、
誰かがビジョンというカードを引きました。
そのカードには、海に小舟が浮かんでいて
水平線の右側の方に灯台、左側の方に島があり、
小舟は舳先を灯台に向けつつ
左側の島のほうへ向かう流れに乗っている
イラストが描かれていました。

泰三さんの解説では、
灯台が描いたビジョン、
そして島は実際に行きつくところとのことです。
ビジョンや理想は必要だけど、
それにあまりに固執すると
予期しなかった大きな力の助けを得られないそうです。

その解説を聞いて、「これって、私の子育ての話みたい」
と思いました。
私は自然育児やシュタイナー教育に共感しているのですが、
息子の面倒をよく見てくれる夫の両親の世帯は
それとはほど遠い子育て環境なのです。
私が子育てをしながらもいろんな活動に関われたのは、
夫の両親がいつも息子を見ていてくれたからで、
本当に感謝しているのだけど、
その手前なかなか私の子育ての方針について
お願いができなくて、ジレンマを抱えていました。

それでそのことを泰三さんに話したら、
やはりあまりに理想にこだわりすぎると
「私が正しい」「あなたが間違っている」という
争いになってしまい、疲れ果ててしまうだろうと言われました。
また、保育を受けるのは私でなく子どもだとも言われ、
はっとしました。
確かにそのとおりです。
それで、幼稚園は送迎やお弁当の負担が大きい
シュタイナー教育の幼稚園をあきらめ、
以前から夫の両親が勧めていた近くの園を
選ぶことにしました。


そんなわけで、先週の土曜日にその園を
見に行ったのですが。。
「う~ん、やっぱり違う」って私の感覚が言います。
こんなにプラスチックだらけ、どぎつい色だらけなの?
体育とか英語の授業なんていらないよ~。
こんなにそばに山があるのに、
遊べるのは狭く囲まれた園庭と屋上?
私の感性はもう泣き出しそうでした。
ちょうど読んでいたデービッド・アイクの本で、
自分ではなく周りの人の意向を優先すべきでないと
書かれた部分にあたったので、なおさらでした。

ただ、今日ふと気づいたのは、
私は幼稚園に子育てのあれこれを期待しすぎているのでは?
ということでした。
園が私の子育ての方針と違っても、
自分ができることはたくさんある。
そう思ったら、気が楽になり、
何ができるか考えをめぐらせ、楽しみになってきました。

いずれにしても、子どもは愛されることが一番大切で、
他のことは二の次だと思います。
子どもがいろんな人の愛情や助けを得られるように、
子どもを愛せる自分でいるために、
結局いい選択だったと思えるようになってきました。



追記:
書きたいことがたまっていたので、
そのネタを思いついた日付あたりにさかのぼって、
別の記事をいくつかアップしていきたいと思います。