摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

「ありがとう」からはじめよう

2008-11-07 14:42:33 | 気づき
足半(あしなか)という
足長の半分くらいしか長さがない布ぞうりをはき始めて約1ヶ月。
なんとなく、足の指が開いてきている感じはします。
でも、外反母趾はあまりひどくないためか、
あんまり治ってないなぁと思いながら、
夕べお風呂の中で足を見ていました。

そして、はっとしました。
「あ、私ってまた文句言ってるなぁ。
でも、本当に文句を言いたいのは、足の方だよね。
こんな格好になるまで、きついところに押し込められても
何も声を上げられなかったんだから。
だから、本当は『ごめんなさい。許してください。
ありがとう。愛しています』とホ・オポノポノの言葉を
言ってあげるほうがふさわしいよね」

そして、またはっとしました。
私は、同じことを夫に対してもやってるなって。
いて当たり前、やってくれて当たり前みたいになっていて、
「ありがとう」もあまり心がこもっていない気がします。

今朝起きたら、黄色い痰が出ました。
急性副鼻腔炎になると、色のついた痰が出るので
「えっ、また~?病院行こうかな?」と思いました。
そこで、また気づきました。
黄色くなっているのは、体の中で白血球とかが
ばいきんと闘って果てた残骸なんだって。
「やだ~」じゃなくて、ここでも「ありがとう」が
ふさわしい言葉だな。

しばらくして、皿洗いをしながら、断捨離セミナーで
風水では食器を重視すると言われたのを思い出しました。
なりたい自分が使うのにふさわしい食器を使おうとも
言われました。
でも、なんか「あんたたちは、これからの私には
ふさわしくないのよ!」と言ってポイするのも、
切ないなぁと思いました。
そうだ、こういう時もまず「今まで、ありがとう」だな。

よく心理学の講座で、自分がずっと抱えてきた
「・・・すべきだ」とか「・・・すべきでない」という
強い思い込み=観念に対して、同じようなことを言います。
今までは自分を守るために必要だった観念だけど、
そのために今不自由になっているなら、もう必要ないのだから、
「ありがとう、さようなら」って言って、
手放しましょうと言われるのです。


「ありがとう」は波動の高い言葉だとか言われますけど、
どんな場面でもまず使ってみたい万能薬みたいです。
そのためには、現状を肯定的に見る必要がありますが、
私が断捨離セミナーを受けはじめてから、
「何をすべきか」ではなく、
「何ができたか」を数えるように変わったのは、
「ありがとう」を常用できる地ならしのようなものになりました。
ありがとう、断捨離さん。