摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

心理学ワークショップ

2008-11-10 14:13:23 | 行ってきました
昨日は、心理学のワークショップ
ほぼ終日参加してました。
今の講座は中級編で、ほぼ同じメンバーで
今年の5月から毎月のように参加しています。

このワークショップでは、
自分の悩みや気になっていることを話して、
そこから自分の感じ方や考え方のくせを見つけて、
それを克服するための心理劇を他の参加者にも
助けてもらいながら行います。
これが、すごくハードなんです。
別に運動するわけじゃないんですけど、
いろんな感情、特に自分が避けてきた感情を
感じるはめになるので、
終わった後は頭がガンガンする人もいるし、
眠れなくなる人もいるようです。

参加者は数人から20名弱まで、その時によって変わりますが、
自分の悩みを話すのはカードで当てられた人だけ。
だから、1回のワークショップでは、2、3人だけです。
でも不思議なことに、自分が当てられなくても
前で話す人の悩みが、自分の抱えていることと
いつも深く関っているのです。
当てられる人は、だいたいその悩みが
取り除ける時期に来ている人だと言われています。

5月に始まった初級の時も、中級に入ってからも
よく当たっている私。
そろそろ、何かを克服する時期のようです。
昨日もまた当たりました。
私のこれまでの人生の後半部に
一番影響を与えている感情がテーマでした。
それは、両親は一生懸命私に投資してくれたのに、
その期待に応えられていないという罪悪感です。
この罪悪感を持つきっかけになった具体的な経緯は
全く取り上げなかったし、全く別の問題を話から始めたのに、
まさかそこを掘り当てられるとは、
本人が一番びっくりしてます。
最近、他の人の話を聞いている時は、
早い段階でだいたい何が問題になっているか
気づくようになっていたのに、
自分のことは本当にわかりません。

親に対しての罪悪感を抱くようになったのは、
何か実績をあげなければ自分は認めてもらえない、
愛してもらえないという、
取引のようなこと(心理学の専門用語で補償)を
ずっと思いこんでいたことが、根底にあるようです。
親の投資に見合う実績をあげていない自分を
後ろめたく感じるのです。

ごく最近、私はこの罪悪感から開放されつつあったので、
本当に手放すための仕上げに、今回当たったのかもしれません。
最後の心理劇では、私が選んだ父役、母役の仲間と抱き合って
「ありがとう」と言いました。
そうしたら、なぜか”I'm proud of you.(あなたのことを誇りに思う)”
という言葉が唐突に浮かんできました。
両親がほしかったのは、「ありがとう」と
この言葉だったのかもしれません。


そういえば、前日の心理分析講座の時に、
仲間の1人が持ってきていたあめが、父の大好物でした。
そのパッケージを見たときちらっとそれを思い出したら、
その後そのあめの袋が回ってきて、1ついただきました。
なんだか、天国の父が「まぁ、これでも食べて、がんばれ!」と
言ってくれたような気がしました。
昨日も、父が私に罪悪感を手放させるために、
カードを引いてくれたのかな?
毎度のことながら、不思議な因縁を感じさせることが起きる
心理ワークショップです。