摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

役割意識を持つと

2009-03-24 23:18:20 | 気づき
昨日、女性センターで打ち合わせをした時、
ロビーの壁にかかっていた
石川県の男女共同参画に対する意識調査結果を
見てみました。
詳しい数値は覚えてませんが、
掲載されていた最初の年、平成2年に比べて平成17年頃では、
「男は仕事、女は家庭」という男女の役割意識が
ずいぶん減っているなと感じました。

ところが、愛知県が昨年9月に行った意識調査では、
10年前に比べて「男は仕事、女は家庭」という考えに
賛成の人が6%増えていたそうです。
特に20代の男性でその数が増えていて(53%)、
30-50代に比べて2-10%も高いのだそうです。
ところが、20代女性では逆に反対派が52%と過半数で、
男女の意識のずれがくっきり出ているそうです。

ずっと小さくなりつづけていたはずの男女の役割意識が
復活しつつあるのは、どうしてなんだろう。
男女共同参画を特に教育の場で教えることが
減ってきたという話も聞きますし、
各地の自治体ではこれまで独立していた
男女共同参画に関する部署が
他の部署と統合されたりという動きも少なくないようです。
そんな政策の後退の影響もあるでしょうし、
若い世代はネット上の保守的な意見へ
触れる機会が多いからかもしれません。

心理分析では、声高に主張することほど
潜在意識では逆のことを思っているとされています。
そう考えると、「男は仕事、女は家庭」を主張する若い男性たちは、
上の世代より「男は仕事、女は家庭」と言いきる自信が
逆になくなってきているのかもしれません。

以前の私は、女が立てなきゃ立たない男なんて寝かせとけって
思ってました。
まぁ、今でもそう思ってしまうことは多々ありますが、
最近は男にも女にも何かしら、(おそらく生物学的な)深い部分から
何となく感じてしまうものがある気がして、
それはそういうものだと受け入れた方がいいんじゃないかと
思うようになりました。
「男は外で働いてきて、女に頼られる、役に立つ存在でいたい」
という願いも、そんなものの1つではないかと感じてます。

とは言え、そんな傾向があることを理解しながらも、
「男は外で働き、女は家庭を守るべき」という
固定観念にとらわれてしまったら、
男性も女性もきゅうくつだし、もったいないと思います。

私の知り合いで、
ビジネス面の才能がある女性が2人います。
彼女たちは、泰三さんに
「本当にやりたいことをやっていないから、
感覚が麻痺してる、自分の価値を感じられない」
というようなことを言われいてます。
この2人のことを昨日ふと考えていて、
彼女たちの本当にやりたいことって何なんだろうと
思っていました。

その時、思い当たったのは、
2人とも何となく「男を立てて、女は家庭を守る」という
考えを持っていそうな印象があったことでした。
だから、本当はそれぞれのパートナーより
ビジネス面では才能があるのに、
その才能を発揮することを抑えているようなのです。

私のもう1人の友人も、とても才能豊かで
最近はメディアでも取り上げられるほどなのですが、
「もう5年もしたら、私はまた家庭に入らなくちゃ」と言うので、
びっくりしてしまいました。
義父母の介護が出てくるだろうから、と言うのです。
でも、彼女には外に出して形にしてこそ
社会に役立つアイディアがたくさんあります。
一方で、義父母を彼女以上の経験、スキルで
確実に介護してくれるヘルパーさんもいるでしょう。

田中優さんも先日の講演で、
似たようなことを話していました。
日本の女性たちは毎日
今日は和食、明日はイタリアンなどと
すごい努力して食事を作っているけど、
いくつかの家庭が集まって交代で食事を作れば、
1人の主婦が食事を作る頻度は低くなり、
コストも抑えられる。
もし食事を作るのが得意な人がいれば、
その人にお金を払って代わりに作ってもらえばいい。
要は、もっと発想を自由にして、
自分自身を囲んでいた枠をはずそう、
そのためにお金を使おうということです。

人には本当に輝ける場があると私は思います。
それは男だからとか、女だからとかではなく、
あくまで千差万別の個人の資質にかかわることです。
固定観念にとらわれず、
本当の自分自身を輝かせられる社会になっていくといいなぁ。
お腹の中の子が女の子だと分かった今日は、
しみじみそう思います。

田中優さんの講演会報告

2009-03-21 22:49:56 | 行ってきました
2日間続けて、田中優さんの講演会に行ってきました。
環境系についての優さんの話は去年聞いていたので、
今日のお金についての話を特に楽しみにしていました。
なにしろ、ただ講演を聞くだけでなく、
地元で実際に動いているNPOバンクを設立する動きについて
詳しい現状を聞けたり、ワークショップをすると言うので
ワクワク、心待ちにしていたのです。

講演会の前半は、なぜ既存の金融機関に
お金を預けることがよくないのか、という話でした。
私たちが近くだから、便利だから、
大手で安定していそうだから、など
さほど深い理由もなく選んでしまいがちなお金の預け先は、
実は環境破壊や戦争を進める事業に
投資している可能性が高いということでした。

後半は、本当に自分たちのためになる
お金の使い方、回し方について語られました。
私たちがこれまで抱いてしまいがちたった認識を
改めさせるような話がいくつか具体的に挙げられました。
たとえば、金利には単利と複利がありますが、
よく金融に関する講座や本では、
「貯めたいなら複利で運用しよう」などと言われています。
でも、自然は単利でしか成長しないのだから、
複利というのはそもそも机上の空論だと言うことでした。

これを聞いて、先日泰三さんから聞いた話を思い出しました。
金銭関係などで誰かにだまされる人は、
自分も下心を持っているのだそうです。
机上の空論を信じて、複利の運用で儲けてやろうと思うと
あとから手痛いしっぺ返しがあるかもしれません。
いや、もうしっぺ返しは始まっているのでしょうね。
今の社会の状態を見ると。

他にも生命保険はほとんどの人が掛けすぎているとか、
人生最大の買物は家ではなく、家のローンであるとか、
そんな話がありました。
奇しくも、私はお金まわりの整理作業も
断捨離と一緒に進めようとしていて、
近々ファイナンシャルプランナーに相談しようかと
思っていたところでした。
でも、今日の優さんの話を聞いて、
そんなことしなくてよかったと思いました。


さて、午後は石川県で初めてのNPOバンク、
ピースバンクいしかわの設立準備のワークショップです。
3時間のワークショップでは、
最初ピースバンクいしかわの説明と
現在テスト融資先として検討されている案件の紹介、
各案件に興味がある人のグループに分かれての
今後できそうなこと、実現したいことについての話し合いが
行われました。

私はバンクの説明を聞いていて、
案件の審査は誰がどんな風に行うのか、
来年4月の設立に向けて
そのための業務を誰がどんな風に進めているのか
気になったので、質問してみました。
これについてはスタッフの方の他に
優さんも未来バンクの例を挙げながら説明してくれました。
まず、審査についてはあまり難しく考えすぎない方がいい
という話をされていて、私ははっとさせられました。
あぁ、またやってる。。
コンサルタントって、まずケチつけることから始めるって
誰かが言ってた気がするけど、
私もそれをやってたみたいです

一方、この部分でもそうでしたが、
とにかくこのワークショップ全体を通じて
優さんから各事業に対してネガティブな感じのする言葉は
一切出てきませんでした。
一歩踏み出す前に、あーだこーだ批評家にならず、
やるためにどうするかという姿勢が感じられました。
そういえば、全国的に有名な起業支援家の小出宗昭さんも
最初はまず相談者を励ましていた気がします。
挑戦すること自体が尊いことだとも言っていました。

設立のための準備作業については、
今設立準備会の10数名が他の本職の合間を縫って
進めているとのことでした。
これについても、私は大丈夫なのかな?と思いましたが、
優さんによれば、未来バンクも専従スタッフがいないそうです。
専従スタッフを雇えば、その人件費を稼ぐためだけで
回すのが大変になるからだそうです。
未来バンクの今のスタッフは6人で、
すべて他に仕事をもっているとのことでした。
それでも、融資の案件を決める時などを除いて
そんなにメールでのやり取りが
頻繁にあるわけでもないのだそうです。

各案件ごとのグループに分かれての話し合いの結果も
最後に発表されました。
どれもそれなりに興味をそそられるものでしたが、
優さんがそれぞれに対して出したアドバイスが
ユニークかつ具体的で、感心しました。
実にいろんな分野の具体的な話をたくさんご存知で、
現場経験の豊富さを感じました。
優さんくらい国内外を飛びまわり、
講演や執筆でアウトプットしていれば、
入ってくる情報もさぞかし多いんだろうなぁと思います。


私も、いろんな問題解決のための
事業を企画するのが大好きなので、
こんなおもしろいことが起こっている時期に
引越しなんてすっごく残念、悔しいです~
NPOバンクの研究会も1年くらい前から始まっていたようですが、
耳の早さを自慢にする私としたことが、
去年の秋になるまで気がつきませんでした。

でも、未来バンクの運営も兼業の人たちが
ネットを活用しながら行っているなら、
私も何か少しでもできることがあるかな?
ピースバンクいしかわの「ピース」は、
パズルのピースのように、
市民の思いやできること、資源を
組み合わせて夢を実現させたいという
願いから来ているようです。
私もちっちゃいピースになれたらいいなぁと
思いました。

出産祝いのウィッシュリスト

2009-03-18 23:23:52 | 自分のこと
少し気が早いのですが、
出産祝いをもらうとしたら、
何が欲しいだろうと最近考えています。
(捕らぬ狸のなんとかかもね)
というのも、せっかく断捨離したのに、
あまり使わないものを増やしたくないからです。
2人目の子どもだし、
前回の育児用品はまだとってあるので
(岐阜にいた頃は、断捨離なんて知らなかった)、
ほとんど必要なものは揃っています。

実は、出産祝いについて考え始めたきっかけは、
しばらく前にリビングかなざわを見たことです。
広告欄で、「祝」と大きく書かれた
金澤鳥鶏庵のカステラが載っていて、
「うわ、おいしそう!何か家にも祝いごとないかしら??
そうだ!出産祝いだ~」
と思いついたのです。
(でも、食べ過ぎたら乳腺炎を起こしそう。。)

他にほしいものはないかなと考えたけど、
マタニティ・授乳用の下着くらいしか思い浮かびません。
それ以外はたいてい前回のもので間に合いそうなので。

もしも女の子が生まれたとしても、
「女の子だから」と「女の子らしい」服は必要ありません。
息子の時も、男の子でも、女の子でも着られる
動きやすくて、機能的な服を選ぶようにしてきました。
女性性に対するいろんな観念を捨てようとしてきたけど、
やっぱり「女(の子)らしい」という言葉には
すごく抵抗あるわ。

なんだかんだ言って、
やっぱり一番もらってうれしいのは、
お金でしょうね。
使い勝手がいいから。
お金の次は、やはり金券。

最近思うのは、金沢市が2歳未満の子どもがいる家庭に配る
年間3万円相当の「子育てサービス券」のような
サービスを買える金券、クーポンです。
どこかの街では、NPOがそういう券をつくって、
出産祝いで買う人もいると聞いたことがあります。
子育て中のお母さんなら、たいがいの人がほしいはず。
しかも、地域で必要なサービスを提供する
市民事業にお金を使うのは、
気持ちのいいものです。

そう、お金を払った人も支払われたお金さんも
そしてもちろん実際にそれを使う人も喜べるような
モノ、サービスを見つけられればと思ってます。
金沢近辺なら、共同購入会「オルター金沢」、
野々市のコミュニティトレードal、
フェアトレードショップ・アジールなどで
お買物してくれるとうれしいかな。
ちなみに、私の「オルター金沢」でのお気に入りは、
よつ葉のシュレッドチーズ、
わっぱんのパン全般(特に全粒天然酵母食パン)、
もず農園のばあちゃんのたくあん、
本田商店の国産有機だったん蕎麦、
太陽油脂の石鹸(シャンプー、リンス、液体洗濯)など。
alで売っているネパリバザーロのカレーや、
アジールで売っているカレーの壷もファンです。


お金と言えば、夕べ記事で紹介した
田中優さんのお金の講演会とワークショップに参加予定です。
友人が息子を見ていてくれるおかげです。
以前からとっても興味があったトピックなので、
今からワクワクしてます。
後日、報告しますね。

浜松のブラジル人緊急支援のお願い

2009-03-18 00:07:44 | 社会活動
私が以前、社会起業や市民プロジェクトについて学んでいた
一新塾というところがあります。
そこのOBの方から、浜松市のブラジル人の悲惨な状態について
MLへ投稿があり、支援を求めていました。
私も金沢で多文化共生の活動をしてきたので、
心が痛みました。
もし協力できる方がいらっしゃいましたら、
ぜひよろしくお願いします。


--------------------------------------------------
浜松ブラジル人緊急会議 代表の松井一哲さんからのメッセージ


浜松市は日系ブラジル人が日本一多い街ですが、
自動車産業をはじめとす 製造業で働くブラジル人の失業率は
今月末には80%にも達すると言われています。

TV等でも取り上げられましたが、
住居がなくなって、今日食べる物もなく、
赤ちゃんにあげるミルクすらない、
というブラジル人失業者も少なくありません。
非常に深刻な事態です。

私達は「浜松ブラジル人緊急会議」という団体を立ち上げ、
募金や支援を行っています。
地方や全国のマスコミにも何回も取り上げていただいています。
今日もTVに出ました。

失業率80%、食べる物がない、学校に行けない、
住む家がない、まるでアフリカかどこかの話のようですが、
日本の話です。
これはもう災害か戦争です。


現在、関連団体の「ブラジルふれあい会」
(ブラジル人同士で助け合う活動をしている会
 http://www.brasilfureai.org/ )で、
以下のものが完全に不足しています。

・米
・油
・トマトソース
・塩
・缶詰
・野菜

ブラジル人失業者のためぜひご寄付下さい。
よろしくお願いします。

送り先
〒433-8121
浜松市中区萩丘1-3-16 2F
ブラジルふれあい会


また、私たち浜松ブラジル人緊急会議では募金を集めています。
子供または病人等を抱え、生活が特に困窮した世帯に5万円を
支援することにしています。

先月、2回の記者会見を行い、すでに150万円以上集めましたが、
まだまだ足りません。

<募金振込先> ゆうちょ銀行 00880-3-158415 浜松ブラジル人緊急会議
(他行からは 089-当座-0158415)


ぜひ、ご協力ください。
よろしくお願いします。

---------------------------------------------------


こういうお願いをしつつ、
いつも少し引っかかってしまう、
というかなんとなく罪悪感を感じてしまうのは、
支援先よりもっと自分に近いところで
もっと大変な状況にある人がいるんじゃないか?
と思えてしまうことです。

よく泰三さんが「ドーナツ化現象」と言うように、
自分より遠いところに対していいことをする一方で、
身の回りを置き去りにしてしまう
偽善的なことをしてるんじゃないか?
自分自身が嫌って、禁止していることをしているような
罪悪感がふつふつ感じられるのです。

でも、今この時点で私ができるのは、
私の元に飛びこんできた情報を渡すことが
精一杯かなと思いました。
引越しを控えた妊婦ですし。

岐阜に帰ったら、
何かできることが見つかるかもしれません。
まず目の前のことを
一つ一つこなしていこうとあらためて思いました。

今週末の金土開催、田中優さんの講演会

2009-03-17 22:53:32 | イベント案内
今週末の金曜と土曜に、
環境や平和の活動家として有名な田中優さんの
講演会があります。
以下案内文を転載しますので、
興味のある方はぜひご参加ください。

-------------------------------------------(以下転載)

*「お金の流れをいっしょに考えてみませんか?」*


普通に預金しているだけでは気がつかない
’お金の流れ’。
金融機関に預けたお金は、
金庫で眠っているわけではありませんでした。

どこに貸し出され、何に使われるのか?

意識してみてみると、
「お金の流れる方向」が、
社会に、生活に、決定的な影響を与えていることに
気がつきます。


中小企業さんが借りるお金。
大企業に貸し出されるお金。
エコビジネスに貸し出されるお金。
車のローンに回るお金。
とりあえずの投資に回されるお金。

農家さんが、IT企業が、軍需産業が、ハンディのある人が、
それぞれの立場でお金を流したり、
受け取ったりします。

私たち一般市民のお金にも、
意思を持たせることが出来るとしたら、あなたなら
どんなところにお金が流れてほしいと思いますか?

世界のお金の流れ、石川のお金の流れを
市民の立場で考える企画です。
どうぞご参加ください。

++++++++++
*「暮らしの中からエコシフト! ~あなたの一歩が地球を救う~」*

  日 時)2009年3月20日(金・祝)午前10時~12時
  場 所)金沢歌劇座 2階大集会室 (200~250人)
  会 費)無 料
  主 催) 金沢エコライフ・ワーキングネット
        http://kanazawa-econet.main.jp
  連絡先)金沢市環境政策課
        TEL 076-220-2507
        FAX 076-260-7193


*ピースウォークin金沢 2009*
http://pwk2009.web.fc2.com/index.html
      13:30 中央公園に集合  
           田中優さんのお話・歌など
      14:30 ウォークスタート

++++++++++

3月21日(土)
●10時~12時  第1部 田中優さん講演会
参加費  前売り1000円 当日1200円

*「おカネが変われば世界が変わる
      ~エコでピースなおカネのつかいかた」*

田中さんたちが日本で最初のNPOバンクを作ったわけ・
日本の森林資源を生かし、CO2を固定する、「天然住宅バンク」の取り組み 
全国に広がるNPOバンクの話など。
    

田中優の’持続する志’http://tanakayu.blogspot.com/
天然住宅バンク http://tennenbank.seesaa.net/
全国NPOバンク連絡会 http://www.npobank.net/


●13時~16時  第2部
参加費1500円
(一日券2000円) 


*「NPOバンクでいしかわが変わる!?」*

田中優さんをゲストに迎えて、
NPOバンクいしかわ設立準備会からの経過報告をします。
準備会では、約半年間、
石川でのバンク設立の可能性を探ってきました。
まだまだ道半ばの段階ですが、
準備会がイメージするお金の流れや、
バンク実現に向けて今必要としている「人」「もの」などを
ご報告し、
石川の新しいお金の流れをどう作るかを
参加者の皆さんと考えます。


*場所 終日 野々市交遊舎(JR野々市駅となり)*
  ↓ご注意ください↓
<※P70台限定 予約順※>

のっティ 北部ルート
フォルテ9:00発--押野駅口9:07発--野々市駅北口9:24

JR北陸本線
(上り)津幡 9:09発 金沢9:23着→金沢(乗り換え)9:31発 
(下り)加賀温泉駅 8:35発  小松 8:48発  松任 9:09発


*<39アース・NPOバンクいしかわ設立準備会 共催>
連絡先 076-246-0617(コミュニティトレード アル内)
当日連絡先 080-3741-3692 小浦
メールでのお申し込み kuzuha@k8.dion.ne.jp


<申し込みフォーム>
□終日 □午前のみ □午後のみ
□お名前と人数
□所属など(任意)
□ご連絡先
□駐車場 要 不要 台数
□昼食希望(玄米おにぎり弁当500円/白米おにぎり弁当500円)*

+++++++++++

水ぼうそう、おめでとう

2009-03-17 22:45:14 | 気づき
昨日、mixiの「ナチュラル子育て 愛知&岐阜」のコミュで
おもしろいコメントを見つけました。
マイミクの友人が、「うちの子に水ぼうそうが出ました」と
トピックで書いたところ、
また別の友人が「おめでとう!」と書いていたのです。

見る人によっては、「なんで子どもが病気になったのに
『おめでとう』なの!?」と思われるかもしれません。
でも、自然な育児をしたい人たちの間では、
できるだけ予防接種ではなく、
小さいうちに本物の病気にかかって、
しっかり免疫をつけたいという人が少なくないようです。
私もそんな1人です。

このトピックとそれに対するコメントを見ていて、
ふと思いました。
本当は、水ぼうそうなどの病気に小さいうちにかかっておくと
大きくなってから他のもっと重い病気に
かかりにくくなるんじゃないかな?

熱が出るのは体がばい菌を殺そうとするため。
湿疹などが出るのは体内の毒を
皮膚から出そうとするため。
もともと体にはその時点で最適な状態に保つための
機能が備わっているという考え方が、
私にはしっくり来ます。

今日はこれから、2つほど別の記事も載せようと思いますので、
珍しく短いです

打ち上げとワークショップ

2009-03-15 23:47:29 | 気づき
今週末は金沢在住中に参加する
最後の心理学ワークショップや
心理分析士養成講座のパンフレット作成プロジェクトの
打ち上げがありました。

講座の最初の日まで誰が受講するのか
最終的には決まらないと言われていたので、
何人集まったのかとても気になっていました。
結局17人の受講生が集まったそうです
パンフレットを作ろうと決めた最初の打ち合わせの最中に、
泰三さんは18人集まるという直感があったそうです。
ほとんど当たったようなものですね。

私が嬉しかったのは、私が提案したことから
作成が始まったこのパンフレットが、
「1000万円の経済効果がある」と
泰三さんに言ってもらったことです。
ただの自己満足ではなく、
それだけお金を払っても価値を認めてくれる人が
いるだろうと、事業のオーナーに言ってもらったことが
とてもうれしかったのです。


そんなわけで、パンフレット作成の苦労も報われ
講座が終わった後も、mixiやML、電話でそれぞれの絆を
深めてきた仲間が集まった打ち上げは、
あっちでもこっちでも、心理分析を生かした
話が盛りあがっていました。
講座終了直後よりも、話していることが
みんな進化しているように感じたのは、
きっと私だけじゃないんじゃないかな?

打ち上げの後は、約半分の仲間が
”合宿”に参加しました。
市内の仲間の家へ集まって、
2次会兼お泊りがてらのおしゃべりをしました。
私は遅刻、早退しましたが、
家族や友人の協力もあり、参加することができました。
一番の山場の部分に参加できなかったのは残念だったけど、
今日のワークショップの前に
この”合宿”があったおかげで、
ワークでより進んで気づきが得られるような
準備ができた気がします。


そして、今日のワークショップは
私にとってまた大きな気づきがありました。
1つのセッションの心理劇の最中に、
Bette Midlerの"Wind Beneath My Wings"が流れ、
その歌詞を意訳した泰三さんの朗読を聞いていたら、
はっとしたのです。
「私が鷲より高く飛べるのは
あなたが翼の下で風をおくってくれるから」
という部分で、
まさしく私の母は私が思う存分夢を追いかけられるよう
自分はひたすら地味な仕事をこなしていたことに
あらためて気づかされたのです。
気づいた途端、しゃくりあげるほど泣けてきました。

同じセッションの間にもう1つ気づいたことがあります。
今でも助けが必要な時ほど、
母親に助けを求められないということが語られていた時、
ひょっとして自分も同じでは?と思い当たったのです。
私はめったに母に電話しないのですが、
それは単に私が自己チューで
自分がやりたいことにいつも夢中だからだと思っていました。
でも、それは母自身が私に見せていた態度を
私が真似ていたこともあるのではないかと思えたのです。
その態度とは、「困った時に他人に相談したってしようがない。
自分で解決方法を考えなければ」というものです。
私とは違って、いろんな人に相談する姉を母が見て、
「あの子は、人に相談ばかりしている」と
苦々しく言っていたのを覚えています。
私も母と同じように、自分なりの解決方法を
ある程度考えた上でしか、相談はしてきませんでした。
私がするのは、相談というより、
最後の承認を得たり、背中を押してもらうための
一言をもらうことでした。

先日、友人が遊びに来た時、
自分の口から出てきてびっくりさせられたのが、
「私って、あんまり相談しない人なんだよね」
という言葉でした。
心理分析を学び、
カウンセラートレーニングを受けようという人間が、
自分自身は相談なんてあまりしないって言うなんて!
人に相談しないで、「自立」していることが
いいと考えていたのです。
子どもは親の感情をコピー(真似)すると言われています。
私は母の感情を、姉妹の中でも一番うまく
コピーしてきたのかもしれません。

「自立」した私や母が言えないのは、
「助けて」という言葉だけではありませんでした。
自分の素直な感情全般を、
一番身近で頼りにしたいお互いに対して、
よく表現してこなかったのです。
「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してます」
というようなことです。
特に「愛してます」「大好きです」
というような言葉を伝えることは、
考えただけでこっぱずかしくて
身悶えしてしまうくらいです。

そういう言葉を伝える代わりに、
私たちがするのは、物やお金を送ることです。
先日来私がやっている断捨離の中で
不用だと判断したものの中に、
母からもらったものが多いことに気づきました。
母が少しでも私の役に立ったら、喜んでもらえたらという気持ちが
ひしひしと伝わってきてうれしかったけど、
本当はモノより言葉が欲しかったのかもしれない
と思いました。

ちょうど今日のセミナー部分で、
人を変化させるのは感動だと泰三さんが話していました。
人生を3秒で変えられるのは言葉だということも
コピーライターのひすいこたろうさんという方が
言っていました。
私はそういうすてきなプレゼントを
一番感謝すべき人にしてこなかったんだなぁと
思いました。

ワークでいつも練習だけしていて、
実践しなかったら、
いつまでもフライトシミュレーターに乗っている
パイロット訓練生のようなものだと
以前気づきました。
私の母は、あと10日あまりで金沢へ
引越しの手伝いに来てくれます。
私の勇気と覚悟が問われる時が迫っているのかな。

水廻りをきれいにする

2009-03-12 23:28:14 | 気づき
汚されたトイレに入った後、
不快な気分になりながら、
以前小林正観さんの本で読んだことを
思い出しました。
水廻りをきれいにしておくと、
仕事とお金に困ることがないのだそうです。
「なぜ?」と聞くのはだめで、
まず実践してみることと書いてあったように
記憶しています。

とは言え、「なんでだろう?」と
私はずっと思ってました。
でも、今日ふと思いついたのです。
自分が使ったトイレをきれいな状態で明渡せない人は、
きっと仕事でも他人に尻ぬぐいしてもらうんだろうなって。
そして、そういう人に限って、
えてして体裁を気にしたりすることが多そうだって。
実際、そういうことを経験してきたので。

コンサル時代の上司が、
初めてコンサルに行く会社の建物で
最初に見るのはトイレだと言ってました。
整理整頓、掃除ができていない会社は、
業績も悪いのだそうです。
特にトイレのような地味なところの掃除が
どれだけきれいにできているか、
トイレットペーパーのスペアがどれだけあるか
など見てまわったそうです。


そんなことを思い出した今日でしたが、
まったく意図せずに、
水廻りの掃除をするはめになりました。
お風呂を汲もうとしたら、
残り湯がたくさんあったのでもったいないと思い、
ちょっと掃除をしようと思ったのです。
でも始めてみたらあっちもこっちもとやりだして、
結局浴室のかなりの部分をゴシゴシしてしまいました。

何もそんな忙しい時間帯にやらなくてもよかったのに
と思いましたが、
今日のお昼は送別会で食べ過ぎていたので、
ちょうどいい腹ごなしになりました。
きれいなお風呂に入るのは、
とってもいい気分でしたし。
これまで見過ごしていた部分が、
今度は気に入らなくなってきました。
引越しまでには、
この家もかなりきれいになっているかもしれません。

本来の目的

2009-03-11 23:25:47 | 気づき
先日の記事で書いたとおり、
先週末引越しの準備のため岐阜に帰省している時、
息子が急に熱を出し、
その後2日間も熱がありました。

最初「この忙しい時に、またかよ」と思ったけど、
昨日息子が幼稚園を休んだ時、
38度の熱がある息子は飛び跳ねてて、
その横で私が爆睡してました
本当に休む必要があったのは、
私のほうだったようです。

それもそのはず、
週末の2日間は、食事と睡眠時間以外
ほとんどゆっくりすることもなく、
片づけに追われていました。
金沢に帰り着いたのは、月曜の午前2時半
そして、その日も息子を病院へ連れていったり、
講演の撮影に行ったりして、
バタバタしてました。

おもしろいことに、昨日私がよく寝て休んだら、
息子の熱も下がってきていました。
別々の体なのに、なんだかつながってるみたい。

私は何かに夢中になると猪突猛進で、
自分の心身に何か異常が起きるまで
走りつづける性質でした。
というか、いまだにその性質は残ってると思います。
息子は、そんな私に神様がつけてくれた
ブレーキのようです。
「お前は、これでもなければ止まらないから」ってね。

私が今のうちに岐阜の家を片づけておきたいと思うのも、
そもそも自分らしく、より生きやすくなりたいという
願いを実現させるための手段として断捨離に取組み、
安定期のうちにできることはやっておこうと思ったからでした。
でも、「自分らしく、より生きやすく」という目標の中に、
自分の頭で意図していたかはともかく、
息子や他の家族、周りの人たちとの円満な関係も含まれていたら、
無理に片づけを進めるのは、目標に近づくより、
遠ざかることにもなりかねないということに気づきました。

猪突猛進タイプの私は極端な例ですが、
人はとかく目の前のことに気をとられて、
本来の目的・目標を見失いがちだと思います。
最近、子育てについても、
そのことを考えさせられました。

子どもの周りには、大人がよかれと思って勧める
いろんなルールやモデルがあります。
朝起きたら、顔を洗いましょう。
朝食をしっかりとりましょう。
早寝早起きをしましょう。
テレビはできるだけ見ないようにしましょう。
ひらがなは小学校に上がる前に覚えたほうがいいですよ。
などなど。

でも、子どもに本来必要なのは、
その子の本質(魂)が望むように生き切ることができるような
サポートではないかと思うのです。
早寝早起きとか朝食は大切だろうけど、
あくまでそれは1つの手段だと思います。
その子がその時に必要なことは常に変わる可能性があり、
周りはそれに対応する必要があるのだと思います。
人形ではなく、生身の人間が相手ですから。

そう考えたら、朝なかなか息子が出かける準備をしないことに
イライラすること自体、何かおかしい気がしてきました。
それを子どものためと言うならおそらく、
きちんと時間を守る習慣をつけることが目的になるのでしょう。
でも、毎日決められた時間に幼稚園に行くことは、
その日その日のちょっとした発見とか
体調や気分の変化に心を向けることより大切でしょうか。

まぁ、自己チューな私の場合、
子どものために何かをやっているより、
自分のための何かをやっていることが多いので、
息子は私のブレーキの役割になってしまうんですが。


今回、このテーマについて書こうと思い始めたのは、
週末でした。
それから、幼稚園の他のお母さんや心理分析の仲間から
インスピレーションをもらったり、
自分でもいろんな気づきがあったりして
あれこれ考えていたためか、
なんだか一本筋が通らない書き方になってしまいました。
まだ現在進行形で何か気づきを得ようとしているのかな?
大切なことだと思うので、また機会があったら
書きたいと思います。

【転載】『断捨離セミナーin瑞穂市』主催者さんの日記から

2009-03-10 22:36:34 | イベント案内
『断捨離セミナーin瑞穂市』の主催者さんから
許可をいただきましたので、
彼の日記からそのまま転載させていただきます。
断捨離についても、分かりやすく具体的な説明がありますよ。

---------------------------------(以下転載)

『断捨離セミナーin瑞穂市』

そもそも、【断捨離】ってなんぞや?って人がほとんどだと思う。
断捨離・・・。
漢字だけ見ると、断る!捨てる!離れる!ってことやね。
僕が思う断捨離とは、「物と生きた関係をつくる」「愛しい物に囲まれて、うきうきの人生を歩む」みたいな感じかな。

食べ物は、もったいないと言ってずっと取っておくとどうなるか。
僕はよくあるんだけど、腐っていき、見た目がおぞましくなり、そして異臭を放つようになる・・・。
明らかによろしくない気が充満しているのがわかる。
できれば近寄りたくない・・・みたいな。
そして、後悔がおそってくる。
「しまった、やっちまった・・・!」
「もっと早く食べときゃ良かった!」
大好きな食べ物だったならばなおさらだ。

でも、実は物も同じ。
もったいないと言って、ずっと取っておくとどうなるか。
一番わかりやすいのは、「人形」だ。
人形もれっきとした物である。
押入れの整理をしていて、奥の方から出てきたとする。
何か気配を感じて、「はっ」として見てみると、子どもの頃、家に飾ってあったフランス人形・・・。
目があった・・・。
なんとなく、罪悪感を感じる。
そして、心の中で謝りだす。
「ごめんね、そんなところに閉じ込めておいて・・・。」
「頼むから夜中に枕元に来ないでね・・・!」
「夢に出てくるかも・・・!!」
なんて。
日本人形でも怖い。
髪の毛が伸びてたらなおさら怖い!

さて、そんな過去は家の中を飾ってくれていた人形。
なかなか捨てられないと、押入れの中にしまいこんでしまう。
それを発見し、どうするか。
捨てようにも捨てられない。
お清めするか。
人形を供養してくれるお寺に持っていくか。
それとも、そのまま押入れに戻すか。

そうなんです。
物も実は食べ物と同じなんです。
使っていない箱。
使っていない紙。
使っていないペン。
使っていないタンス。
使っていないラジカセ。
使っていないパソコン。
使っていない本。
使っていない・・・・・。
挙げだしたらきりがなさそうですが!

物は使ってこそ生かされます。
そういった生きた関係を築けていない物に囲まれていませんか?
僕は囲まれていました。

結局使われていない物からは、よろしくない気が出ます。
食べ物や人形ならわかりやすいですが、他のものも出ています。
そして、生かせていない物があると、罪悪感、後悔を感じてしまうものです。
感じているとは気づかずに。
だんだん、しんどくなってきてしまいます。

断捨離とは、そんな、物との関係を見直し、生かせてない物と離れ(捨て)、物と生きた関係を築いていこうということ。

物を使いこなして、愛する物に囲まれて、生き生きとした人生を。

そんなセミナーが、『断捨離セミナー』

そのセミナーを、地元である瑞穂市で開きます♪

興味のある方、どんどん参加して下さい♪

断捨離講師、『山下洋程子(やましたひでこ)』先生のブログ
「断捨離通信」~家の中で、ため息をついていませんか
http://danshari.at.webry.info/

受講生さんの断捨離日記のご紹介
ぷれしゃすな断捨離日記
http://precious.hida-ch.com/c39025.html

のんさんの断捨離Ⅰ~Ⅹ
http://blog.goo.ne.jp/nonsinsomnia/e/b9d13a0ef8e4b7295ce507db448d0a37

事前の申し込みは要りません。
当日、会場に来ていただければOKです。

以下、詳細を載せますね。

『断捨離セミナーin瑞穂市』①ガイド編
◆日時◆
3月14日(土)
  ①ガイド編
  13:00~ 開場
  13:30~ 開演
      ~16:30
◆場所◆
瑞穂市総合センター4F和室(瑞穂市別府1283)
  TEL 058-327-7588
  アクセス 自動車 国道21号線穂積中原交差点を北へ約500メートル
        最寄の駅等 JR東海 穂積駅より徒歩7分
◆お代◆
  1,000円(めちゃめちゃ安いです!東京では同じセミナーで15,000円でありました!!色んな方にぜひ受けて欲しいという願いのこもったお代です。)
◆懇親会◆
  『魚のてっぺん』(三重県桑名市有楽町39)
  TEL 0594-82-7108
  ※当日はみんなで乗り合わせて行きます
  18:30~20:30


『断捨離セミナーin瑞穂市』②意識編,③実践編
◆日時◆
3月21日(土)
  ②意識編
  9:00~ 開場
  9:30~ 開演
     ~12:30

  ③実践編
  13:30~ 開演
      ~16:30
◆場所◆
瑞穂市居倉公民館(場所が分からない人はメッセージで連絡下さい)
◆お代◆
 ②意識編 3,000円
 ③実践編 3,000円
 ※③のみ参加はできません、あしからず!②と組み合わせて来て下さい♪
 ※①②③全て受ける方は1000円割りきをします。
◆懇親会◆
 なまず(岐阜県瑞穂市十四条948-1
 TEL 058-323-6208
 17:30~