摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

明日演説します

2006-01-28 03:35:56 | 社会活動
先日、市長選に立候補する夢を見たと書きましたが、
明日は本当に演説をすることになりそうです。
もちろん、候補者としてではないですけど。
高田候補側が、明日の午後、新岐阜駅ちかくで
「市民に思いをじかに語ってもらうことをするので、
路面電車について語りませんか」という話が
エンジェル基金のほうにまわってきたのです。

私は、そういう機会を与えられなくても
なんとか自分の思いを訴えたいと思っていたので、
「渡りに船」でした。
ちょうど、1週間後の勉強会では、
模擬演説をすることになっているので、
練習になるかもしれません。


今日、ある新聞記者の方から聞いた話では、
細江氏が再選されると、早ければ2月にも
レールの撤去が始まる可能性があるそうです。
そんなことはさせないよう、
あらゆる行動を起こしていきたいと思います。


追記:
この2日間ほどで、ようやく岐阜の路面電車問題に関する
Q&A集を作りました。
これは広島県の可部線の存続運動にかかわった
女性のライターさんが書かれた、
とてもすぐれた資料を土台にして作ったものです。
(もちろん、執筆者の了承をいただいてますよ)
他にもこれまでに入手した、
岐阜の路面電車に関するいろんな情報を盛りこんで、
岐阜バージョンに変えました。
あとでリンクを作りますので、ぜひご覧ください。


東京都への抗議署名にご協力を!

2006-01-25 00:13:51 | 社会活動
私は一昨年から、上野千鶴子さんの本を読む
読書会に参加してます。
先日の読書会に、仲間のみどりさんが
毎日新聞の驚くべき記事を持ってきました。
(毎日新聞のサイトからは、
記事が削除されてしまったので、
みどりさんのブログで全文をご覧ください)

内容をごく簡単にまとめると、東京都の国分寺市が
人権を学習する講座を市民参加で企画し、
講師に上野千鶴子さんを選ぼうとしたところ、
「都のジェンダー・フリーに対する見解と合わない」として
講座事業の委託元である東京都が拒否したというものです。

私は、東京都が「ジェンダー・フリー」という言葉・概念を
使わないということを、都の方針としていることを
知りませんでした。
毎日新聞によれば、上野さんの講師選定を拒否した理由として
東京都教育庁は、以下のように説明しました。
「上野さんは女性学の権威。
講演で『ジェンダー・フリー』の言葉や概念に触れる可能性があり、
都の委託事業に認められない」
ただ女性学の担い手であるというだけで、
「ジェンダー・フリー」の言葉や概念に触れる可能性があるというだけで、
都の事業の講師になれないなんて、
一体ここはいつの時代のどこの国??
戦前の日本でも、言論統制されている某隣国でもないでしょっ?

この不条理な事件に対して、上野さん自身も
女性学の研究者達も、良識ある市民も
すばやい行動を起こしました。
こちらのページには、東京都への抗議文と
事件の経緯を記載した毎日新聞の記事、
上野さんの公開質問状などがあります。
それから、抗議文への賛同署名フォームへの入口も。

曲がったことが嫌いなみなさん、
ぜひ署名にご協力ください!
短期間にたくさんの署名を集めたいとのことです。
すでにぞくぞく署名が集まってきているそうです。
締め切りは、26日(木)の正午です。



公開質問状

2006-01-24 00:45:29 | 社会活動
路面電車再生に関して、
岐阜市長選の候補者に公開質問状が出されました。
しかも2回、別々のグループから。
一つは、「尻毛・又丸の公共交通を考える会」が、
もう一つは「路面電車エンジェル基金」を含めた
複数の市民団体のグループが、提出しました。

「尻毛・又丸の公共交通を考える会(以下考える会)」では、
さらに両候補を招いて会合を開き、意見を聞こうとしましたが、
細江現市長は、「忙しい」を理由に欠席。
「考える会」では、再度代理の出席を依頼したのに、
返答もなかったそうです。
結局、その会合は去る21日に高田候補のみ出席して、
開かれました。
(肝心の質問と回答については、
高田候補の回答が長いので、
今は入力する気になれません。。
ごめんなさい)

「路面電車エンジェル基金」の方が出した公開質問の中で、
路面電車に関するものは次の一つだけでした。

「名鉄から、レールの撤去の申し入れがあった場合、めくって、路
面電車再生の最後の目をつぶしてしまうのでしょうか?
(現在、関市の商業施設を運営する企業などが魅力を高めて路面電車再
生のための活動をしています)」

私はこの最終案の前に見せてもらったものの方が
よかったと思うのですが、
とりあえず出せたことはよしとして、
回答を待ちたいと思います。
一緒に公開質問を出した他の市民団体が
私も関心のある産廃問題について質問しているので、
そちらも注目してます。


ちょっと長い追記
ところで、「考える会」の会合で聞いた話を
ちょっと書いておきます。
以前、路面電車の運営に一度名乗りを挙げた
フランスのコネックス社の日本代表に
存続運動のメンバーが東京で会ったところ、
開口一番こう言われたそうです。
「あなたたちの市長さん、私の家の隣に住んでますよ」
このコネックスの日本代表の方が住んでいるのは、
東京の世田谷区。
別な筋から聞いた話によれば、
細江市長は最近そこの家を新築したそうです。
つまり、岐阜市長は岐阜市に単身赴任してるってわけです。

この話を聞いて、市長の無責任な態度の理由が
少し分かった気がしました。
「期限付き」市民でも、責任ある仕事をする人もいるでしょう。
でも、これまでの細江市長の言動からは
今後何十年と住みつづけていける街を
作ろうと考えているとは、到底思えません。
私はそんな人に、
私の生活にかかわることを決めてほしくない!
みなさんはどうですか?

住まいについて

2006-01-21 00:16:10 | 自分のこと
私が今の住まいに引っ越してきたのは、
2004年の3月末でした。
それまでは連れ合いが一人で住んでいたのですが、
その散らかりようときたら、
他に類を見ないほどのものでした。

あれからほぼ2年が経とうとする今、
ようやく家の中から、
ダンボール箱がほとんど消えるところまできました(笑)
とは言え、古い別宅に
とりあえず移動した書類などもあるので、
中身の整理はまだまだこれからです。

外の仕事を持って、一人暮しをしていたころは、
古くてもいいから、とにかく広いところを探して住んでました。
仕事でストレスがたまるから、
家はまずリラックスできるところにしたかったのです。
高い家賃も、精神衛生のための保険と思ってました。

「えっ?ここに一人で住むんですか?」と
不動産屋さんに言われるほど広かった前のマンションから、
より小さいマンションに移り、
荷物がとっても多い二人が暮らせるのかと思ったけど、
なんとかなるものです。

築10年以上になるマンションだから、
リフォームで手を入れてもいいのですが、
それよりユニット家具を入れたりして、
大掛かりな工事は避けたいと思ってます。
それで浮いたお金で、家族であちこちテーマのある旅に
出かけたいなぁと夢見てます。

人の価値観って、けっこう変わるもんだなぁ。

気持ちのいいところ

2006-01-18 00:41:29 | エッセー
最近、ヨガがはやってますね。
私は中学3年のときに本を買ってから、
途中練習をサボリながらも、やっぱりヨガが好きです。

その中3のときに買った本に、
「自分が気持ちいいと思ったところで体を止める」
と書いてありました。
これがヨガの基本なのかなと何となく思ったものです。

「自分が気持ちいいところで止める」というのは
なにもヨガだけの話ではないですよね。
私の自転車(ロードバイク)の師匠によれば、
自転車のトレーニングでも、
苦しい心拍数で走りつづけても
速く乗れるようにならないのだそうです。
速い選手達の練習方法は、
おしゃべりしながら乗れる程度で走るとのこと。
そうしていると、心拍数が上がりにくくなることはもちろん、
だんだん高い心拍数でも苦しくなくなるのだそうです。

確か公文式の学習方法でも
各段階の問題をらくらく解けるようになってから、
次のステップに進むと読んだ覚えがあります。

私は会社勤めをしていた頃、仕事人間で
仕事にのめりこんでは、体を壊すということを経験しました。
今はどこが「気持ちいいところ」なのか
一つ一つ確認しながら、毎日過ごしたいなと思ってます。



追記:
先日、岐阜の産廃問題について書かれた本
レビューをアマゾンに投稿しました。
よかったら、読んでみてください。
同じ本を読まれた方、
あなたの感想を聞かせてください。


行いがよかったから?

2006-01-16 23:45:58 | 家族・家のこと
13日の夜から、夕べまで
父の四十九日のため、また帰省してました。
実家のある栃木は岐阜に比べて底冷えが厳しく、
寒さを心配していましたが、
ちょうど出かけた日から暖かくなりました。
法要のあった15日は前日まで降っていた雨までやんで、
春先のような穏やかな日になりました。

私は息子を抱っこしながら法要や
その後の食事に出ていたので、
写真はほとんど撮っていません。
その代わり、連れ合いが一眼レフでかなり撮っていたので、
あとでいい写真をもらってアップしようと思います。

今回は食事会が終わってすぐに、荷物を車に積んで
帰ってきました。
途中、雲行きが怪しくなり、とうとう雨が降り出しました。
まるで、法要の時だけいい天気を演出されたかのようでした。
「うーん、じーじってそんなにいい行いしてたっけ?」って
ちょっぴり首をかしげたくなったできごとでした

「路面電車カフェ」構想のその後

2006-01-13 00:54:05 | 社会活動
路面電車を再生させる活動で使っている事務所の前部分を
カフェのような交流スペースにしようとしていると
以前に書きました
現状はどうなっているかと言うと・・・。
イスとテーブルは一つずつ、
路面電車のビデオを流すテレビやステレオを置き、
他にちょっとした展示物を置いてます。


この写真は年末に撮ったもので、ちょっと古くて、
今は大きなソファや本棚がこの部分に置かれています。


これは事務所に向かって、上の写真と反対側。
入口の上にかかっている垂れ幕の文字は、
私が十数年ぶりに筆で書いたもの(汗)

このスペースを他の市民グループのみなさんにも
展示などに使ってもらいながら、
うまくコラボレーションできればと思っていたのですが、
まだ実現してません。
時折、足を止める通りすがりの方に声をかけ、
私達の活動を説明するのにとどまってます。
足を止める人達は、「ここ、何だろう?」と思うようです。
それもそのはず。
だって、まだ看板もないんですから。

私は時々、自分が通行人になったつもりで
このスペースを眺めてみます。
そして、再生運動の目的をもう一度考えて、
ここを最大限に活かすにはどうしたらいいか
考えてみるのです。

今、必要なのは、まず看板と
私達は何者なのか、運動の目的と概要などを
書いた展示物。
(「そんなものもないの??」って呆れられそう。。)
それも、路面電車に特に興味を持たないフツーの人に
アピールする言葉で書かれたものでなければダメ。
そして、何より「コンテンツ」がほしいところです。
私が「コンテンツ」と言うのは、
企画展のようなものとか、
それを詳しく説明するガイドやレクチャーのようなものです。

でも、本当は街中で人が来るのを待っているのではなく、
人がいるところで出前講座でも、出前寸劇でも
やったほうがいいのでしょうね。



市長選に立候補!?

2006-01-12 01:06:01 | 自分のこと
今朝がた見た夢には、自分でも驚きました。
私自身が市長選に立候補するという
内容だったのです。
それまで味方だと思っていた友達が
急に態度を変えて、立候補の邪魔をするという
かなりリアルな場面もありました(苦笑)

夢に出てくるほど、市長選について
真剣に考えていたんだなぁと
我ながら感心するやら、呆れるやら。。

でも、今度の市長選はさすがに立候補しませんが、
これだけまちの問題を考え、文句を言ってるんだから、
いっそ自分が政治家になって
まちを変えたらいいのではないかと思うことは
よくあります。
文句ばっかり言る本人が、やればいいじゃんって。

だけど、私には他の市民のために尽くす
高い志が不足してるので、
政治家には向かないようです。
自分で言うのもなんですけど、
政治家に求められるいくつかの能力は
持っているとは思うのですが。。
だから私は、なにかちょっと社会に役に立ちながら、自分も楽しめて、
そこそこお金ももらえることができればいいと思ってます。
今年は、自分や家族の時間を大切にしながら、
またやりたいことを探すつもりです。

再選させてはいけない

2006-01-11 00:26:36 | 社会活動
本当に久しぶりに、戻ってきました。
父の容態が悪化、そのまま亡くなった後
諸々の手続きをしてばたばたしてました。
その後、疲れがたまったのか、
すぐ眠くなってしまうことが続いて
ブログをさぼってしまいました。

でも、最近女性NPO塾で知り合った仲間や
以前からの友達からも立て続けに連絡があり、
やっぱり変わらず活動を続けていることを
知ってもらうために、書きつづけなくちゃと
思っていたところです。

休んでいる間にもいろんな書きたいことがありました。
12月17日の産廃のシンポジウムのこと。
検討委員会で産廃の一部撤去が市長に具申されることになり、
それに抗議するため、助役に申し入れを行ったこと。

そして、何より岐阜地区新鉄道設立準備室が開いた
クリスマスパーティで、
一昨年7月下旬の路面電車存続を断念するにいたった
市長の翻意の真相が分かりました。
そもそも、それを追及するための活動記録として
当初このブログは立ち上げたのです。

実は、市長は7月に急に翻意したのではなく、
3月には心を決めていたそうです。
あるマスコミ関係者の方が
市長から直接聞いたことを
個人の立場でそう明かしました。
この話のとおりなら、3月から7月までに
市長が行った岡山電気軌道との交渉などは
存続を願う市民に「やることはやった」と言うための
パフォーマンスだったと言えるでしょう。

以前から現市長には誠意がないと感じていましたが、
これほどとは思っていませんでした。
こいつだけは再選させてはいけないと真剣に思ってます。
路面電車再生トラストの会では、
市長選前に公開質問状を出すことを検討中です。
私自身もやろうと考えていましたが、
とりあえずトラストの会の質問状に意見を
反映させてもらおうと思います。