摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

意乗り

2011-01-22 11:25:42 | 社会活動
いよいよ泰三さんの講演会が明日となりました。
このブログでいろいろ泰三さんのこととか、
心理学のこととか書こうかなと思ってたけど、
やっぱりそこまで手が回りませんでした。

今回の講演会の主催者である「てのひらの会」の代表、
宮嶋さんによれば、
これまでの講演会開催の経験からすると、
今回の集客状況はなかなか順調のようです。
とは言え、申込みのあった方のうち
1,2割は当日キャンセルになることが多いので、
今は最後の追いこみで、
これまでの活動にご縁のあった方々を中心に
お声掛けをしているところです。


私自身は、しばらく前に泰三さんと打ち合わせして以来、
どうやったら今回来ていただくみなさんに
本当に役立つ内容にできるか、
考えをめぐらせています。
これは私がと言うより、
泰三さんのそういう姿勢が
私に移ったと言った方がいいです。

私は泰三さんの講演会の企画を初めて担当しましたが、
泰三さんがここまで聴衆のみなさんに
ぴったりマッチした内容にすることに
こだわっていることに驚きました。
泰三さんいわく、
「不登校と言っても、
当事者の年代がちょっと違うだけで
話の内容はまったく変える必要がある」そうです。

一番やりやすいのは、自助グループや
何かの目的の研修で話すことだそうです。
それは、参加者の意思が統一されているからとのこと。
今回も、てのひらの会はいじめ・不登校に
対応するためのNPO法人なので、
だいたい意思は統一されているのですが、
一般に公開して行う講演会ですから、
いろんな立場の方がいらっしゃると思うのです。

来ていただいた全員の方の意思の
「重心」を見つける。
そんな詰めの作業を、講演開始ぎりぎりまで
続けて行くことになりそうです。


私が金沢にいた頃参加したワークショップで、
泰三さんはこんなことを話してくれました。
「普通、セミナーやワークショップを開催する前、
たいがいの講師はいろんな準備をすると思うが、
俺はやらない。
前日の夜は、俺はただ祈ってる。
『明日、いい会にできるよう、
私に力をください』って」

泰三さんのワークショップは、
プロセスワークという手法で行われ、
「もしも起こること全てに意味があるとしたら」
という前提で話が進んでいきます。
泰三さんが前日に何の用意もしないで祈るというのも、
それまでに積み重ねてきたことを信じ、
あとはプロセス(=他力=神様?)に任せる
という信念の表れなんだと思います。

「祈り」とは、本当は「意乗り」という意味があると
以前聞いたことがあります。
願わくば、泰三さんの意思が
神様の意思に乗って、
参加者のみなさんに届きますように。
私もそんな風に今、祈ってます。



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2 コメント

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いいですね^^ (こまみみ)
2011-01-22 16:49:46
楽しみにしています♪ わたしもあるがままを受け取れるよう、カラッポでいたいと思います^^
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いい会になりそうです (かおる)
2011-01-22 23:10:26
そうそう、からっぽでいいです。
ちょっと前まで、参加者のみなさんには
泰三さんに何を聞きたいか
考えてきてほしいなぁと思ってたのですが、
そこをあまりコントロールする必要は
なさそうだなとごく最近気づきました。

明日はきっと他力が働く
すてきな会になると思います
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