摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

月下美人が咲きました

2009-06-29 00:26:26 | 気づき
ここ何ヶ月かの懸案だったパソコンやデジカメの
データをようやくバックアップして、
空きスペースを作りました。
もうあと1週間くらいすれば、
赤ちゃんの写真などたくさん撮り始めると思うので、
今やるしかないと覚悟を決めたのです。
とりあえず、全体の4分の1くらいのスペースが空いて、
やれやれといったところです。

ちょうどそんな日に、絶好の被写体が出てきました。
数日前に見つかっていた月下美人のつぼみがふくらみ、
夜になって花開いたのです。
一時は、赤ちゃんとどっちが早いかなと言ってたけど、
やっぱりお花の方が早かった。


うちの月下美人が咲くのは、3,4年ぶりです。
息子が生まれた翌年とその翌年も確か咲いたと思いますが、
その後咲かなくなっていました。
今年は、屋内にあった鉢を外に出して
日がよく当たるようにしてあったのが
よかったのかもしれません。

花のまわりに手をかざしてみたら、
やはり強いレイキを感じました。
匂いもとても強く、ゆりみたいです。

「『きれいね~』とほめてあげないと
咲かなくなっちゃうのよ」としきりにお姑さんが言うので、
「きれいね~、ありがとうね」と言って、
来年もきれいに咲いてくれるよう
レイキを当てておきました。

きっと来年は、赤ちゃんの1歳の誕生日頃に咲いてくれるでしょう。

その日のために

2009-06-28 02:56:33 | 気づき
靴下のあとがはっきり残るようなむくみが
今週水曜日に健診に行った時まで、しばらく続いていました。
でも、その日の夜だったか、
頭と両足の内くるぶしのあたりにレイキを当て、
その後アーモンドオイルで膝下をマッサージしてみたところ、
翌日にはだいぶむくみがひいていました。
それでその日もまだちょっと腫れたようだった
内くるぶしの下のあたりにレイキを当てたり、
むくみに関係する足裏の腎臓の反射帯のあたりをもんでみたら、
翌朝には腫れがひいていました。
あらためてレイキのありがたさを実感しました。

これまでに体験した意外なことが、
今回の妊娠・出産のために役立っていることに
気づいたことは、他にもいくつかあります。
たとえば、会陰の裂傷を防ぐために、
骨盤底の筋肉を鍛える運動をしておきましょうと
よく言われます。
私はまだ学生だった時に気功の呼吸の練習をしていて、
その時にやっていた肛門を引き上げる動作と
骨盤底の筋肉を動かす運動はよく似ているのです。

また、今やっているマタニティ・ヨガのポーズには、
ダンスをやっていた時のウォーミングアップで
やっていた動作に似ているものが少なくありません。
特に、膝を曲げ腰を少し落とした状態で体側を伸ばすポーズなど、
ダンスのクラスでよくやったなぁと懐かしくなります。

それから、お産の時におそらく一番大事な呼吸は、
レイキや気功で練習してきたのはもちろんのこと、
会社員時代にスポーツクラブのプールで
リラックスのためにできるだけ脱力して泳いでいた時
(私はこれを泳ぐ禅のようなものだと思ってました)、
細く長く空気を吐き出していたことが
役に立っているようです。

意外だったのは、アクアイメジェリーという
お産に対する不安を解消するために、
プールの中でネガティブなイメージを消していくプログラムを
産院で受けた時のことです。
今までに一番リラックスできた時のイメージを
思い出してくださいと言われた時に、
去年の夏、能登の増穂浦で海水浴をしたことを思い出しました。
その日は確かまだお盆中でいい天気だったのに、
午後3時くらいだったためか、人もあまりいなくて
きれいな水と砂の海岸を思いきり堪能しました。
風もあまりない日だったので、
水の上でしばらく仰向けになって、
空をながめたり、体にあたって
ぽちゃぽちゃ音を立てている水の感触を楽しみました。

そのアクアイメジェリーのセッションが終わった後、
感想を書いている時にふと、
去年のあの海水浴の体験は
この時のためにあったような気がしました。


前回の妊娠・お産は、有無を言わさずという感じで
突然やってきたけど、
今回は満を持してという感じで、
自分が考えているよりずっと前から
いろんな準備がされていたような印象があります。
前回の26時間かかった難産のイメージをぬぐうのは、
なかなか大変だったけど、
こういうことが重なって、
「自分は守られている。今度は大丈夫」と
思えるようになってきました。
緊張や不安が一番痛みを増す原因らしいので、
これはけっこういい感じかな?
この調子でお産に向かう自信を保っていきたいです。

書斎とリビング

2009-06-27 02:55:34 | 家族・家のこと
家の中の整理もだいたい終わったと書きましたが、
最後の部屋、書斎の整理をまだぼちぼち続けてます。
ここは、主にパソコンやAV機器を使って、
集中的に作業をする場所にしたいと思ってます。
それで、いろんな機器が置いてあるのですが、
机やラックの後ろに回ると、
うどんのようにだらだらと垂れ下がったケーブル類が
とっても見苦しい
見苦しいだけじゃなくて、掃除する時も邪魔だし
つなぎ変えしたりする時も分かりにくいし、
どうにかしたいなぁと思ってます。

私の友人の中に、こういう配線を
とてもきれいにやってる人が2人いました。
2人とも、仕事もよくできる人だったなぁ。
整理整頓する力と仕事の能力って
やっぱり関係あるよなぁ。

みなさんはどうやって配線を整理しているのでしょうか?
最近、いろんな便利グッズは出てるようですが、
「電源コードは束ねないでください」って
取扱説明書にはだいたい書いてあるしね。


今回の引越しの後、気のおもむくままに整理していったら、
最初に片付いたのは寝室とリビングでした。
寝室はあまり物がないので別格としても、
リビングが早く片付いたのは、
気持ちが落ち着く場所が作りたかったんだなと思います。
そのリビングにしてもまだ片づけるところはありますが、
部屋の真中に以前置いていた座卓を取り払って
クッションや長い座布団だけにしたら、
夜の過ごし方がだいぶ変わりました。

お風呂から出てリビングに来ると、
座布団に座ってテレビやビデオを見ながら、
マッサージやストレッチ、お灸をするようになったのです。
まぁ、私がお産の準備のために
そういうことをする必要があるせいかもしれませんが、
夫も一緒にリラックスタイムになったりして、
早めに床に入るようになってきました。
それでも仕事がある時は、早朝に起きてますが。
以前はよく机で仕事しながら居眠りしてたけど、
今のほうがメリハリができて、いい傾向だと思います。


整理の順番は、気のおもむくままでしたが、
今回家を整理するにあたってどんな効果を得たいのか、
そのために各部屋はどんな風にしたいのかというイメージは
最初によく考えて、ノートに書き出してました。
リビングについては、わりと意図したとおりになったようです。
書斎についてはまだまだ作業途中だし、
一番難しいところですが、
「集中して作業できる場所」になるよう
いろいろ考え、試してみたいと思います。
そのうち、また報告しますね。

まだ生まれてません

2009-06-25 02:28:34 | 自分のこと
しばらくまた書き込みがなかったので、
もう赤ちゃんが生まれちゃったんじゃないかと
思われていたかもしれませんね。
実は、まだです。
「早まりそうだよ」と産院のドクターから言われてたけど、
今日の健診でも子宮口は開いてませんでした。
となると、あと1週間くらいはまだ生まれてこない
可能性が高いそうです。
だいぶ位置は下がってきていて、
脚の付け根が痛いんですが。。

まだいろいろ済ませておきたい用事があるのは事実だけど、
何かそれ以上に、赤ちゃんの方にも
準備したいことがあるような気がします。
お互いに最高の出会いになるように
準備を整えているように思えます。

私のほうは、物理的な家の片づけや入院準備も
だいたい終わり、
出産に向けて体や心をラストスパートで
整えていきたいなという気がしています。
でも、本当に赤ちゃんが下がってきているので、
なかなか歩くのも大変で、
もっぱら家で残りの片づけをしたり、
本を読んだり、昼寝したりという感じです。

夜中に途中で目が覚めることが多くなりました。
これは、赤ちゃんが生まれた後に
授乳でしょっちゅう起こされることに慣れるための
予行演習だとも言われています。
目が覚めると、しばらく寝つけなくなるので、
本を読んだり、ネットを見たりして
眠くなるのを待ちます。

一方で、昼間に眠くなることも多くなりました。
これも「予行演習」の一部かもしれませんが、
泰三さんが言うように、
無意識の世界とつながりたいという理由も
あるのかもしれません。
最近、立て続けに不思議なことが起こって、
それがどんな意味を持つのか知りたいと思っているので。

そろそろ眠くなってきました。
寝床に戻ります。
おやすみなさい。

過去の清算

2009-06-10 22:20:41 | エッセー
しばらく前に、なぜか数年前のつらい経験を思い出し、
すごく腹を立てていました。
そんな時、借りてきたマタニティヨガの本の冒頭部分に、
妊娠中にやったほうがいいことか、起こることか忘れましたが、
その1番目として「過去の清算」というものが挙げてあり、
驚きました。
その部分に書かれていた過去の清算とは、
主に母親との関係だったように記憶しています。

この記事を書く前に、もう1度あの文章を読んでみようと
手元にあるマタニティヨガの本を開いてみましたが、
例の部分が見当たりませんでした。
よくよく探しましたが、見つかりません。
なんだかきつねにつままれたような感じですが、
今の私にはもう1度それを読む必要がないのかなぁ。

その文章のことが気になりながら過ごしていたら、
一昨日mixiのニュースでホ・オポノポノについての記事がありました。
ホ・オポノポノとは、ハワイに古くから伝わるもので、
「ありがとう」「ごめんなさい」
「許してください」「愛しています」の4つを唱えるだけの
シンプルな幸せ、成功の法則として私は出会いました。
昨年だったか、ネットで誰かが紹介していたのを見て
いいなぁと思って、思い出した時には時々実践していましたが、
ちゃんと本を読んだりして調べたわけではないので、
どういう経緯でホ・オポノポノが生まれたとか、
どんな意味を持っているのかとか、詳しいことは知りませんでした。

今回の記事は、ホ・オポノポノを体験したライターさんが
自分の体験の感想や疑問の他、
提唱者であるヒューレン博士のインタビューや
他の自己啓発法などとの比較を書いたものでした。
結局、このライターさんはホ・オポノポノから
期待したような効果を得られなかったようですが、
ホ・オポノポノを初めて知る人にも分かりやすいように
フェアに説明していると感じました。

その記事の中で、ホ・オポノポノとは、
人間の潜在意識の中の「情報」を消去するためのものと
書かれていました。
それを読んで、「私が今時々苦しめられているこの怒りも
ホ・オポノポノで少しは楽になるかな?」と
期待がふくらみました。
この怒りは、おととしプロスタイル心理分析講座を
受講していた時もメインで取り組んだ感情で、
「今度こそわだかまりを解決できそう」と思うことが
たびたびあったにも関らず、
やはり今でも手放せていないものなのです。


赤ちゃんができると、母親がそれまでに体内へ取りこんできた
いろんな毒素が赤ちゃんの方へ渡ってしまうということを
何かで読んだ気がします。
そんな毒素の中には、物質的なものだけでなく、
精神的なものもひょっとして含まれるのかもしれません。
だから、今その捨て去りたい感情が再浮上してきて、
清算されるのを待ってるのかな?
できれば、そんな感情はさっさと手放して、
赤ちゃんに受け継ぎたくないですから。

そういえば、最近いろんな変わった夢も見ます。
きっとそういう夢の中にも、
溜まった感情を消し去るためのものもあるのではないでしょうか。
妊娠中にそういういやしが起こるとしたら、
今よりももっと前向きになれそうな気がします。

今ここにある自然

2009-06-06 22:45:48 | 気づき
今夜はとても月がきれいです。
お風呂の窓から月が見えて、
こんな街中のマンションの11階でも
心を向ければ自然は楽しめるなぁと
あらためて思いました。

私自身は、栃木の田舎でのびのび育ったので、
子育てするなら絶対田舎で広い庭付きの一戸建てで、
と独身時代は思っていました。
でも、頭で計画したとおりになかなか行かないのが人生。
こんな街中のマンションが自宅になるとは
思っていませんでした。

金沢にいた時、お世話になっていた
タイ古式マッサージをやっている友達から、
できるだけ自然に触れる機会を持ったほうがいいと
アドバイスをもらいました。
今回妊娠した後、ヨガの本を読んだりして
あらためてその必要性を感じ、
どこへ行ったら自然に触れられるだろうと考えました。
うちのまわりは、夜中になっても騒がしい繁華街だし、
もっと郊外の方に週末だけでも行こうかなぁとか。

でも、子どもを保育園に送った後歩いていた時、
街路樹の植えこみや歩道の間に出てる雑草を見て、
「これだって、自然だよなぁ」と思ったのです。
今、自分が置かれている環境の中でも、
心の向け方しだいで見つかるものがあるんですね。


「今、自分が置かれている環境」と言えば、
結婚して子どもを持って、
またもう1人子どもを授かってというのも
私が頭で計画したことではなく、
運命に導かれて置かれた”環境”というか境遇です。
今でも時々、「好きで選んだことじゃないし」と
文句言ってますが、
ごく最近はそういう境遇に置かれることによって、
自然な生き方を取り戻す機会をもらってるのかなぁと
思うようになってきました。
それこそ私が目指しているものなんだから、
やっぱり世の中ってうまくできてるんだな。

予定日までは、あと1ヶ月を切りましたが、
残りの時間を少しでも自然や自然の中の自分を感じながら
過ごせたらと思ってます。

犯罪者とアブラムシ

2009-06-06 00:37:42 | エッセー
昨日、足利事件の犯人とされた菅谷利和さんが
17年半ぶりに釈放されたニュースを見ました。

なんかいろいろ考えることがあって
ぐだぐだ書き始めてたんだけど、
自分でもよくわからない文章になってました。

それで、自分に「結局、何が言いたいわけ?」って
聞いてみたら、
「犯罪者を罰したからといって、社会がどう変わるの?」
っていう疑問が出てきました。

だって、これもここ2,3日大きな話題になったことですが、
京都教育大の男子学生6人が集団準強姦で逮捕された事件があったけど
早稲田のサークル、スーパーフリーの強姦事件後も
同じような事件が繰り返されてる。

そういう状況を見て思い出したのが、
我が家のベランダにあるハーブのプランターです。
チャイブというあさつきのようなハーブに
アブラムシがたくさんついてしまったので、
最近毎日ティッシュで拭きとったりしてるけど、
次の日にはまたついてるのです。
結局、アブラムシが好む環境が変わらなければ、
取っても取っても、アブラムシはまた出てくるでしょう。

犯罪にしても同じようなことが言える気がします。
つい目の前の事件の犯人を捕まえ厳しく罰することに
世間の関心は集まってしまいがちですが、
本当に社会が必要としているのは、
同じような犯罪が起きないような環境づくりだと思います。


まだ書きたいことがあるような、
もっと締りよく終わらせたい気がしますが、
思いつかないので、今日はこれでおしまいです

ダンプ2台分の黒土

2009-06-03 22:37:25 | 気づき
引っ越してきてから、約2ヶ月。
先月はバザーがあったり、友達が泊まりに来たりという
片づけを進めなくてはならない事情があったので、
ほとんどその作業に没頭していました。

先月末からは、赤ちゃんが逆子になったり、
切迫早産の危険を言われたりで、
だいぶペースダウンしましたが、
なんとか落ちつける環境ができつつあります。

それでも、以前の記事でも紹介したお気に入りの本、
「シンプルライフをめざす基本の家事」を開けてみると、
もっと空間的にも、時間的にもすっきり暮らしてる
達人たちの話が載っていて、まだまだだなぁと思ってます。


でも、私もがんばったよなぁと思いなおしました。
クローゼットや押入れからあふれていた服はなくなったし、
食器もカウンターワゴンに納まる分だけにしました。
本も、リビングと書斎の本棚に納められたし。
片づけ前のあの物量から、この期間、この体の状態で
ここまでやれたんだから、なかなかじゃないかな?


家中の片づけをするのは、今回で3回目くらいです。
1回目は、大学を休学中に実家を3ヶ月くらいかけて
徹底的に片づけしました。
2回目は、結婚前に今の家に引っ越してきた時。
床が見えないくらい散らかっていたところへ、
私の大量の荷物が運び込まれて大変な状況でした。
そして、今回。

我ながら、それだけの作業を何度もできるのは
なぜだろうと思った時、
小さかった頃のことを思い出しました。
それは、自宅の庭がまだきれいにできあがってなかった頃、
父が大型ダンプ2台分の黒土を庭に入れたことから始まりました。
山からそのまま持ってきたようなその土は、
雑草の根っこやら石やらがたくさん入っていて、
それからというもの、私たち家族は週末になると
土からその根っこや石を取り除く作業に追われました。
ひどい時は、家の前の通りを着飾った初詣のお客さんが通る中、
そんな作業をやってました。
あの作業が終わったのは、結局何年後だったか。
とうとう黒土の山がなくなったときは、
感動というより、なんだか気が抜けた感じがしました。

でも、今片づけとか膨大な作業があっても
ひるまないでいられるのは、
きっとあの時の経験が影響してるんだろうなと思えるのです。
当時は、みんな父にぶーぶー文句言ってましたが、
こんな教訓をもたらしてくれたようです。
ありがとうね~、お父さん。