摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

お金と「ありがとう」という言葉の意味

2009-12-28 17:20:20 | 気づき
週末に金沢へ行ったら、やっぱり疲れが出てしまい、
朝から寝てしまいました
ブログに書きたいことがいろいろたまっていたのに、
疲れて子どもたちと一緒にバタンキューとなってた
ここ数日でした。


さて、先日お金を払うということについて書いたら、
それに関連して「感謝する」ということについて
考えをめぐらせるようになりました。

私がお金の使い方について一番多く学んだのは、
アメリカの大学にいた頃かもしれません。
私はアメリカでも最も授業料が高い大学の1つだった
学校に行きながら、幸いなことに
私の父はなんとかその授業料を最後まで払ってくれました。
でも、そのありがたさを本当に私は実感できていたのか、
感謝できたのか、今でも自信がありません。

一方で、私のまわりにいた友人たちは、
奨学金や自分で働いた得たお金で
授業料をまかなっている人が多かったようです。
中にはいったん社会に出てから、
大学に戻ってきている人たちもいました。
そういう人たちの学ぶ姿勢は真剣で、
大学が提供するものから少しでも多くのものを得ようと
必死になっている感じでした。

そんな経験から、子どもへの本当の教育は
既製の教育にお金をかけることより、
親が教育にお金を出さずに
子ども自らお金を工面させることによって
お金を得るための方法や得られた時のありがたさを
学んでいくことだろうと確信するようになりました。


ところで、またまたこれも心理学の先生から聞いたことですが、
先生の知り合いの大金持ちの方で
1日500回「ありがとう」を言う方がいるそうです。
500回も「ありがとう」を言うというのは
半端な数じゃないので、
どんな時に言ってるんだろうと思ったら、
たとえばお風呂に入った時に、
足の指を1本1本洗いながら、
「親指さん、今日もありがとう」「中指さん、ありがとう」
という風に言うのだそうです。
日常のほんの小さなことも当たり前と思わず、
「ありがとう」って言ってるんでしょうね。

そんな風に感謝できる人のところに
お金さんは行きたくなるんだというのが
心理学の先生の話でした。
先生いわく、「お金は『ありがとう』の引換券」だそうです。
つまり、お金というのは、
感謝の心をあらわすためのツール(道具)で、
いろんなことにたくさん感謝したい人のところで
役に立ちたいみたいです。


そんな話を思い出しながら、
「ありがとう」という言葉について考えました。
「ありがとう」という言葉には、
「有難う」という漢字をあてることがありますね。
つまり、「有り難い」=「なかなかあり得ない」という意味で
今自分が受けている恩恵の奇跡に感謝するための
言葉として生まれたんじゃないかと感じました。
「今自分が受けている恩恵の奇跡」を感じる時、
自然と目に見えない力、存在を意識すると思います。

スピリチュアルな世界では、
「ありがとう」という言霊はとても波動が高いと言われますが、
「ありがとう」と言う時に見えない存在が意識されることで
きっとそういった存在とつながり、
さらに力を貸してもらえるようになるのでは?
と思えました。
これが、私の考えた「ありがとう」の言霊の
働き方についての仮説です


そういえば、先日ある友人がいいことを教えてくれました。
お金は人に払うのではなく、天に払うものだと。
お金を払うのも気づきを得る機会であり、
多くの人が病気や事故といった苦しみを通じて
気づきを得ることを考えれば、
こんなにありがたい機会はないとのこと。

なるほど~。
お金を「払う」と神社などでけがれを清めるために「祓う」のも
同じ「はらう」という読みで、
実は同じことを意味していると言われています。


今日いろいろ考えをめぐらせて得た気づきをまとめると、
「ありがとう」は、今私たちを生かしてくれている
見えない力を意識し、感謝し、
つながるための言葉だろうということ。
そして、お金をはらうということは、
「ありがとう」の心をその見えない力に伝えるための
便利で強力なツールなんだということでした。

年末年始、お金を払う機会も多くなるので、
このことを意識してみようと思います。

覚悟を決めた時、すでに変わり始めている

2009-12-24 00:22:20 | 気づき
夕べ、ある友人が断捨離セミナーを受けたいと
申込みしてくれました。
とってもうれしかったです!
実のところ、まだ申込みが少ない、という理由もありますが、
それよりもっと大きい理由があります。

主婦の一般の買物に比べたら
決して安いとは言えない額の受講料ですが、
それを払ってでも「変わりたい!」と思い、
覚悟を決めたこと。
友人は、もうその時点で変わり始めているのです。
だから、私はその友人に「ありがとう」と同時に
「おめでとう!」という言葉を心から送りたいと思います。

私の心理学の先生、辻耀子さんが、
カウンセリングを成功させるための
とっておきのコツとして教えてくれたことがあります。
それは、必ずお金を払ってもらうことです。
しかも、あまり安い料金、「お友達価格」ではいけないようです。
無料とか安い料金では、
カウンセリングを受ける側の覚悟があまりできていないので、
思うような結果を得られず、
カウンセリングをする方も受ける側も
不満足な結果になってしまうそうです。

もう1つ、お金に関して心理学的なお話をしましょう。
その前に、これも辻耀子さんから教わった心理学の法則を
お伝えします。
人が「○○ができない」という時は、
「○○したくない」という本音の心理があるそうです。
これをお金が関る状況にあてはめると、
「私はこんな金額は払えない」は、
「私はこんな金額は払いたくない」になります。
(もちろん、短期的には手元に現金がないからとかいう
状況もあると思いますが、
本当にやりたいことなら人はお金を貯めますよね)

これをやっていると出ていくお金を
一時的にはセーブするかもしれませんが、
長期的には豊かになっていきません。
なぜなら、人は自分の潜在意識が扱ったように
外からも扱われるからです。
「私はこんな金額は払いたくない」と思っていたら、
いざ自分が何かを売ろうという時も
「こんな金額は払いたくない」と思われてしまうのです。
これは何も起業して商売する人に限ったことではありません。
勤め人であったら、不本意な給料をもらうということになるでしょう。
事実、私たちがもっと安いものを、安いものをと求めた結果、
低い賃金と不安定な立場で働かされる人が
あふれるようになってしまいました。


私が断捨離セミナーの広報について相談したある人から、
対象は誰にしたいか聞かれました。
私が、「自分と同じような子育てをしながら
何かをしたいと思っている女性」と答えたら、
「でも、主婦はそんなに自由なお金がありませんよね?
そこの層に対して、この金額は厳しいんじゃないですか?」
確かにそうかもしれません。
でも、その質問をされて私は気づきました。
私は「売れるところ」に売りたいんじゃない。
私はそれを伝えたい人に、買ってほしいんだっていうこと。
断捨離を知って、本当の自分の力を発揮してほしい人に
覚悟を決めてお金を払ってほしいんだっていうこと。

受講料を低くするのは、その対象になる人を
みくびることでもあると思います。
最初にそのハードルを越えるから、
次のより高いチャレンジにも自信を持っていけるのです。
そして、しばらく経てば、その人自身が
そういう金額を受け取る立場になれるのです。


クリスマスとお正月を前にして、
今あなたのウィッシュリストには何が載っていますか?
がんばった自分へのごほうびは、
輝く未来の自分への投資にしてみませんか?
自分だけでなく、まわりの人たちもハッピーにする断捨離に投資したら、
今の銀行の利回りよりずっと大きく、
FXよりずっと確実に、リターンを得られますよ


さて、私も1月12日の講座を前に、
自分の断捨離を再開しなくちゃと思ってます。
私は決して断捨離の優等生ではなくて、
まだまだたくさん手放したいものがあるのです。
以前にもやろうと思っていた期間限定の
断捨離専用の特別サイトを作ろうかなぁと思ってます。
決まったら、またお知らせしますね。


【再告知】人生を変える新しい整理術 断捨離セミナー

2009-12-22 01:49:06 | イベント案内
以下、転送・転載歓迎です!


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 人生を変える新しい整理術 断捨離セミナー
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
モノの片づけをしながら、自分の心の整理までできてしまうと評判の
新しい整理術、断捨離。
最近、断捨離をテーマにした本が2冊続けて出版され、
2010年にはブレークするような気配があります。
今回、岐阜市で初めて断捨離セミナーを開くことになりました。
就職、起業、結婚、マイホーム取得など、
来年何か人生の大きな山場を迎える方、迎えたい方、
”山登り”を始める前に、まず今背負っているいらない荷物をおろしませんか?
そして、すっきり身軽になって、頂上を目指しましょう!

東京では1日2万円程度で提供されることもあるセミナーを、
今回は初回特別価格として、
講師が地元の北陸で行う時と同じ価格に抑えました。
また12月31日までに3日間コースにお申し込みの方には、
早期割引を適用させていただきます。
1日コースは、先着5名様限定です。
どうぞお早めにお申し込みください。


<これまでの受講者の声>(同文館出版『断捨離のすすめ』帯より)

「和室の畳が畳が見えてきたら、家族が部屋に集まるようになった」(40代女性・主婦)

「今まで片づけ・掃除に1時間かかっていたのが、
毎日5分の片づけ・掃除をするようになった」(40代女性・専門職)

「今までは人のことを優先して自分は後回し。
本当はもっとゆっくりしたいことがわかった」(40代女性・経営者)

「仕事の効率がグンとあがり、クライアントが一気に増えた」(40代男性・専門職)



【日 時】 平成22年1月12日(火)~ 14日(木)10:00~13:00
      ※12/10の記事の案内と時間が変わりました。

【場 所】 プリムローズ (岐阜市敷島町6丁目9)
  http://www.primrose-jp.net/access.html <--地図
  駐車場は、建物の西側にあります。
  もよりのバス停は「本荘小学校前」ですが、岐阜駅からはタクシーが便利です。

【内容】 

●第1回:「ガイド編」


●第2回:「意識編」


●第3回:「実践編」


【講師】 やましたひでこさん(クラター・コンサルタント)

<講師プロフィール> (同文館出版『断捨離のすすめ』より)
石川県在住。早稲田大学文学部卒業。
学生時代、ヨガ道場に入門。そこで、心の執着を手放す行法哲学として、
断行・捨行・離行を知る。その後、知行合一を目指し、誰もが実践可能な
整理術「断捨離」として応用提唱。日常に落としこんだ「断捨離」メソッドを、
住まいのガラクタ、頭や心の中のガラクタを取り除くための「断捨離セミナー」
として、全国各地で展開。当初は主婦がメインだったセミナー受講者は
年々広がり、男性も含め、会社員、学生など幅広い層から支持されている。
著書に『新・片づけ術 断捨離』(マガジンハウス)、
監修した本に川畑のぶこ著『断捨離のすすめ』(同文館出版)がある。

◎ブログ「断捨離通信」~家の中で、ため息をついていませんか
 http://danshari.at.webry.info/

◎ブログ「これって片づけですか、いいえ、断捨離ですよ♪」
 http://blog.goo.ne.jp/danshari

※「断捨離」「クラター・コンサルタント」はやましたひでこさんの登録商標です。

【定員】 20名(1日・3日間コース合わせて)

【受講料】 ① 3日間コース: 18,000円
 
  ② 1日コース(先着5名様限定): 6,000円
原則的に第1回のみの受講を希望する方向けです。
(以前別の場所で第1回を受講した方は、ご相談ください)

【早期割引】 12月31日までに3日間コースに申し込まれた方には、
受講料を2,000円割引します。

【託児】 500円/時間 にて会場の建物内で預けられます。
 対象は、4ヶ月から就学前のお子さんです。
 一時預かり申請書を書いていただきますので、認印をお持ちください。 
 持ち物など、詳しいことは以下のリンク先をご覧ください。
 http://www.primrose-jp.net/kids.html


【参加申し込み先】
kuschaana★yahoo.co.jp (★を@に替えて入力してください)
090-4113-8980 (高瀬)

【その他、今回のセミナに関する情報】
下記ホームページをご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/naze-haishi

【主催】オフィス薫風(代表 高瀬 芳)


なぜ私は断捨離セミナーをやりたいのか?

2009-12-21 14:36:04 | 気づき
断捨離セミナーの案内を初めて出した後、
しばらく経ってしまいました。
その後、講師のやましたひでこさんから
断捨離の資料を送ってもらってそれを読んだら、
まだまだ私は断捨離のすごさを伝えきれてないなぁと
実感しました。
いろいろ効用を並べようとも思いましたが、
そもそも私自身はなぜそんなに「断捨離を伝えたい!」って
熱烈に思うんだろうとふと疑問に思いました。
なので、まず私自身の思いを思いつくまま
書いてみたいと思います。

「なぜ私は断捨離をみんなに伝えたいのか?」
まず、私自身が実践して、たくさんの気づきを得たからです。
断捨離をやり始めてから最初に起こった大きな変化は、
それまで減点法だった自分への評価が加点法になったことです。
それは、断捨離をやる時に普段はすべて計画を立てて
きっちりやっていくタイプなのに、
今回は自分がやりたいと思ったことを
やりたいと思った時にやってみて、
できたことを記録していこうと思い、実行したことのおかげでした。
計画がないから「やるべきことリスト」がない代わりに、
やったことを逐一記録しようとしたので、
「できたことリスト」ができていったのです。
逐一やったことを記録しようとすると、
ほんのちょっとしたことまで「できたこと」として数え上げ、
「おっ、私、けっこうがんばってるじゃん!」って
思えるようになったのです。

たったそれだけのことですが、
これは私の中では決定的に重要な意味を持ったように思います。
なぜなら、私はそれまで本当に自分を好きだったことが
なかったと思うからです。
それが、この気づきをきっかけに
自分へOKを出せるようになりました。

次に得た気づきは、自分の持っているコンプレックスの
外への現れ方についてでした。
それは、自分の本棚を整理している時に気づきました。
自分が自信がないこと、コンプレックスを持っていることについては
必死でそれを克服するため勉強しようと思って、
それに関する本が多かったのです。
私の場合、料理と子育ての本が多かったですね、はははは。

こんな風に、断捨離はモノの片づけを扱うのですが、
モノと自分との関係を問い直すというそのプロセスを通じて、
必ず自分の意識、内面を扱うことになるのです。
でも、精神面のセラピーや自己啓発の手法で
自分の意識と向き合おうとするより、
断捨離の方が多くの人にとってやりやすいだろうと思います。
それは、モノという実際に見えるものを扱うからでもあり、
自分の内面と直接対峙するのではなく、
自分の周りのモノを自分の内面の現れとして
間接的に向き合うから、抵抗感が少ないからでもあります。


他に断捨離がいいと思う理由は、
これまでの多くの収納法・かたづけ法のように
誰かがやって成功した、固定された方法論ではなく、
方法は人によってそれぞれ違ったものにできることです。
取り組み方、かける時間、取りかかる時期も
みんな人それぞれ。
どれが正解というものはありません。
あるとしたら、本人のみぞ知る、ということでしょうか。
方法は自分で作って、自分でその結果を受け取る。
自然で無理がありません。


そして、断捨離は古くて新しいエコなコンセプトでもあります。
どういうことかというと、今たいていの人が持っている
「もったいない」という概念ががらっと変わるのです。
今は何かを捨てることを「もったいない」ということが
ほとんどだと思います。
でも、断捨離ではものを捨てないことによって生まれる
時間や労力、気力、お金、スペースといった資源のロスの方こそ
「もったいない」というのです。
ひでこさんはヨガや仏教、風水など東洋的な思想も学ばれてきたので、
いらないものが貯まって起こる
気の停滞やそれによって引き起こされる運気や健康の停滞も
本当に「もったいない!」と感じているようです。
また、一度断捨離するといかに自分が無駄なモノを
買いこんでいたかに気づくので、
それ以後、買物には慎重になり、余計なものを買わなくなるのです。
ゴミを減らすためのリデュース(減量)、リユース(再利用)、
リサイクル(再資源化)の3Rで言ったら、
まず取り組むべきリデュースにあたるから、
エコの効果も高いのです。



結局、私が今回断捨離セミナーを新しい年の始めに
何より先にやりたいと思うのも、
断捨離はこれからいろいろやり始めることの前にやると
他のこともずっとスムーズに進むだろうと思うからです。
要するに、人生という学校の必修基礎講座のようなものと
考えています。
これから何をやるにしても、自分を大切にすること、
そしてそのためにも自分の周りの環境を整えておくことは
真っ先にやっておいた方がいいと思うのです。

来年から新しい自分に生まれ変わりたい方、
新しいことを始めたい方、
ぜひこの機会に断捨離を始めてください。
そして、人生の次のステップへ進みましょう!

もう1つの記事で、最新の受講案内を載せます。
12月10日の案内より詳しくなってます。
また、より受講しやすくするために、
終わりの時間を14時30分から13時に変えました。
途中お昼休憩なしでやります。
詳しくは、この後アップされる記事をご覧ください。


私の会社

2009-12-19 23:33:13 | 自分のこと
ちょうど1年くらい前、
金沢の中級心理分析士養成講座を修了する直前に、
私は起業するという大学時代からの夢を「明らめ」ました。
でも、不思議なもので、いったんその夢を手放した後
とりあえず赤ちゃんと一緒に過ごすのかと思いきや、
1ヶ月ほど前急に「起業する!」と思い立ったのです。

きっかけは、小さな気づきでした。
地元の小学校は数年後に合併することになりそうなので、
息子は岐阜大学の付属小学校に入れようかなと
少し前まで私は思っていました。
付属小のホームページから感じられる雰囲気も
なんとなく好感が持てたので。
でも、付属に行くと学校が離れているから
地元の友達がなかなかできないし、
早く帰らなくちゃならないから
学校に残って遊ぶのも難しいというような話を聞きました。
それで、数年後にはちょっと離れた別の学校の方へ
おそらく通うことになるだろうけど、地元の学校に入れた方が
息子は友達とたくさん遊べていいのかなと考え直しはじめました。

でも、ちょっと待って。
学校の合併って確定したわけじゃないよね?
来年2月に市長選があるから、
次の市長が中心市街地を活性化するために
中心市街地での義務教育の充実をはかるなら
小学校はそのまま残してもいいんじゃないか?
規模が小さくなった学校も残したうえで、
東京都の品川区のように、
市民が学校を選択できるようにすれば
人数のバランスも取れるようになるのでは?
と思ったのです。

そう考えた時に、そういう政策を立案して
市長や議員などの政治家に提供する
コンサルティングをやりたいと思い立ちました。
最後に会社勤めしていた時は、
コンサルティング会社で県の事業案を書いていましたし、
市民運動/活動の中で政治や政策について学んでもきたので。

ただ、海外ではシンクタンクなどによる
政策立案がビジネスとして成り立っていますが、
日本ではそういうことに政治家も市民もお金を払うという発想が
まだ根づいていないということはよく耳にします。
実際、この私のビジネスプランを聞いて
「でも、本当にお金になるの?」と聞く人は少なくありません。
いい政策にお金を払いたくなる仕組みをすでに考えていますが、
その実現もこれからの私のがんばり次第だと思ってます。


さて、上に書いたプランの他にも自分が手がけたい事業を思いついて、
将来的に私が作り上げたいビジネスの全体像には、
6つの事業部門ができました。
上に書いた政策立案は、コンサルティング部門で手がける仕事の一部です。
他には、カウンセリング部門、人財開発部門、不動産開発・運営部門、
社会調査部門、助け合い部門を作りたいと思ってます。

実は、このすべての部門に関して、
ほんのちょっとのことも含めますけど、
すでに動き始めてます。
ちゃんと形になり、ビジネスとして成り立つ時期は
まだわかりませんけどね。
最初に立ち上がるのは、人財開発部門になりそうです。
ここでは、今までも手がけてきた講座などを
もっと体系的に、もっと厳選して提供しようと思ってます。
この部門は、コンサルティングとカウンセリングの部門とも
深い関係を持つことになります。
というのも、コンサルティング部門では
個人向けに「天職プロデュース」という
その人が本当に輝ける仕事を作るお手伝いをしようと思っていて、
カウンセリング部門ではそんな「天職」をつくる前に
心理的なブロックを取り除くお手伝いをしたいと思ってるからです。


で、この6つの事業部門からなる私のビジネス全体で
何を目指したいのかと言うと、
「女性が羽ばたく未来」です。
ちょっと恥ずかしくなるようなベタな表現ですが、
これが私に降ってきたインスピレーションだったので、
とりあえずそのまま採用してます。
おとといの記事で紹介したウィメンズ・アクションネットワーク(WAN)の
ホームページにあった言葉を借りれば、
「女性が自由に活躍できる社会」と言い替えられるかもしれません。

私が今回、起業しようと思い立ったきっかけも
1人の母親として息子の進学先を考えたことでした。
そして私は同時に、遠く離れた実家の母のこれからも心配し、
義理の両親の今後のことも気がかりです。
でも、私は今年かなり満足度の高い出産をして、
恵まれた子育てをさせてもらっているおかげで、
最近もう1人子どもがほしいなと思い始めたのです。
ちょっと前の私では考えられなかったことですが。

だから、義理の両親が子育てを応援してもらえるくらい元気で、
実家の母も元気で、
アラフォーの私自身のタイムリミットが来ないうちに、
安心して子どもを産んで、働ける社会をつくるために
今すぐ自ら行動したいと思うのです。
誰かがやってくれるのを待ってたら、
時間切れになっちゃいそうですもん。


今はとりあえず走り始めてしまいましたが、
ちょっと時間が経ったところで
思いをまとまった言葉にして出していく必要性を実感してきました。
それでその第一弾として、今日はこの記事を書きました。
これからはどんどん思いを言葉にして、
それがたまってきたら紙に落として、
さらにそれをブラッシュアップしてという流れを作っていくつもりです。
みなさん、ぜひご支援、ご指導のほど
よろしくお願いいたします!

クリスマスに贈る子どもの本特集@WANブックストア

2009-12-17 15:44:46 | 社会活動
今日2つ目のクリスマスに関するお知らせは、
クリスマスの本特集をやっているサイトのお知らせです。

女性をつなぐウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)とは、
インターネットを通じて女性たちをつなげたいという
上野千鶴子さんたちの思いで始まった
女性のための情報を提供し、活動をつなぐウェブサイトのことです。

WANの中のブックストア、B-WANのクリスマス企画なので、
多分、私たちの先輩にあたる方々が
小さい頃を思い出しながら本を選んだんだろうと思いきや、
20代の方も選者に入っているようです。

「動物が好きなあなたへ」
「心がざわざわするあなたへ」
「友達とけんかした ちいさかったわたしとちいさいあなたへ」
「ちょっと疲れた 大きくなりかけのわたしとあなたへ」
「かなしみやにくしみでこころがひびわれそうな 
 ちいさかったわたしとちいさいあなたへ」

そんな呼びかけがタイトルに入っている本の紹介記事は、
「あ、私のことかも」と思って、
のぞいてみたくなってしまいます。
おなじみの本も多いと思います。

なお、こちらのサイトからクリックしてアマゾンで本を買うと、
WANへアフィリエイトの料金が支払われるそうです。
「女性が自由に活躍できる社会をつくるための、
ゆるやかで力強いネットワークの形成」をめざすWANの活動を
ちょっと応援できます。

本好きの方、お子さんへ本のプレゼントを考えている方は、
ぜひのぞいてみてくださいね。



-------------以下、転送転載歓迎--------------

WANブックストア
「ちいさかったわたしと、今、ちいさいあなたへ
‐クリスマスに贈る子どもの本特集」

<特集TOPページ>
http://wan.or.jp/modules/articles1/index.php?page=article&storyid=155

おんなの人と、おんなの子のための本屋さん 
ウィメンズ・アクション・ネットワークのブックストア(b-wan)が、
クリスマスに贈るこどもの本特集。

たのしいとき、かなしいとき、ステキな夢がみたいとき、
つらいとき……。
だれかとおしゃべりするのもいい、テレビをみるのもいい。

でも、そう、今年のクリスマスは。

あたたかいおうちのなかで、そっと本をひらいてみませんか?
たくさんの気持ちをたいせつに育てているちいさいあなたに、
かつてちいさかったわたしたちからのプレゼント。

あなたの靴下に、一冊の世界を!

<企画内容>
11/25~12/25まで、随時更新!
 1.毎日一冊子どもの本が紹介される「アドベント・カレンダー」
クリスマスに向けて、カウントダウンをする日めくりカレンダー。
B-wanでは、毎日一冊すてきな子どもの本を紹介します。
紹介者には、「いたずら好きな」あなたへ、
「いじわるな気持ちになってしまう」あなたへ、
「夢見る」あなたへなど、それぞれ宛先をつけてもらいました。
あなたにむけた本は何冊あるでしょう。
少しおねえさん、おにいさんになった
「大きくなりかけの」あなたにおくる本も登場します。


 2.「ちいさかったわたしと、いまちいさいあなたへ贈る本棚」
今回の特集で紹介する本をテーマ別の本棚に並べてみました。
あなたむけの本棚がきっとあるはず。
今日はどの本棚をのぞこうかな?(毎週1,2回更新)

 「感動のしずくを味わう―絵本の本棚」
 「ピッピと妹たちへ―夢と冒険、魔法の本棚」
 「虹のむこうで元気をさがす‐生きる力の本棚」
 「プーの森へ旅立とう‐動物たちと出会う本棚」
 「意味わかんない! を大切に‐疑問にゆれる心の本棚」
 「自分をすきになりたいな‐女の子へエールを送る本棚」
 「サンタクロースを待ちわびて‐クリスマスの本棚」 など・・・。

 3.子どもの本に魅せられた女性たち
‐女性運動と子どもの本の関係‐
・『こんな絵本に出会いたい‐自分らしく生きるには』
作者村民子さんエッセイ(11/25~掲載)

・東京都三鷹市「プーの森」取材記と
店長・野村羊子さんインタビュー
no.1「きもちをはぐくむ本の家」(12/1~掲載)   
no.2「『生きる力』と女性たち」(12/5~掲載)

 ほか、「今子どもしてるあなたに聞いたおすすめ本」、
「Wan会員のおすすめ子どもの本」(ともに12月20日掲載予定)など、
いろいろなサプライズ企画も予定されています。


【イベント案内】クリスマス親子コンサート

2009-12-17 15:13:29 | イベント案内
クリスマスまで、もうあと1週間ですね。
皆さんプレゼントやパーティなど
楽しく準備されてることと思います。

今日はクリスマスに向けたお知らせを
2つの記事に分けてお送りします。
1つ目は、クリスマスのコンサート、
2つ目は、クリスマスに送れる本を集めたサイトについてです。

では、まず1つ目の記事を。

クリスマスの音と言えば、やはりベルが思い浮かびます。
そして日本に帰ってきてからは
CDでしか多分聞いていませんが、
クリスマスの歌と言えば、やはり聖歌です。

そんなクリスマスの音と歌が聞けるコンサートが
21日(月)の夜にじゅうろくプラザであります
「第1回クリスマス親子コンサート」というイベントです。
第1部で、聖マリア女学院の生徒さんたちが
ハンドベルの演奏と聖歌を合唱します。

第2部では、岐阜ジュニア吹奏楽団がクリスマスソングを演奏し、
第3部では、ぎふ児童合唱団がクリスマスソングメドレーを合唱します。

そして、第4部はおなじみの童話「ヘンゼルとグレーテル」のオペラです。
このオペラを演出してる山口敏昭さんが
うちのばーちゃんが参加している
スコラーズ岐阜という合唱団を指導している方で、
今回山口さんからの案内で私たち家族も
このイベントを知りました。


こんな盛りだくさんなコンサートですが、
前売り券は1,000円です。
これで本格的なクリスマスの音楽を楽しみ、
オペラを生で楽しめるのですから、
お得だと思いますよ
私も家族そろって見に行く予定です。

チケットはじゅうろくプラザでしか扱ってないのが
ちょっとイタイのですが、
まだあるそうなので、
よろしかったらぜひお出かけください



「第1回 クリスマス親子コンサート」

●開催日 2009年12月21日(月)18:00開演(17:30開場)
●場所 じゅうろくプラザ 2F ホール
   (岐阜市橋本町1-10-11 JR岐阜駅より西へ徒歩3分)

毎年恒例のじゅうろくプラザクリスマスコンサートが、今年はパワーアップ!
クリスマスソングの合唱・演奏に加え、今年は本格的はオペラが登場。
クリスマスにぴったりのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』をお楽しみください。

◆第1部(18:00~) ハンドベル演奏・聖歌隊合唱

◆第2部(18:30~) 吹奏楽演奏

◆第3部(18:55~) クリスマスソングメドレーの合唱

◆第4部(19:25~) オペラ『ヘンゼルとグレーテル』(フンパーディング作曲)
指揮:小津準策  演出:山口敏昭  衣装:下斗米雪子
合唱:スコラーズ岐阜  バレエ:小幡令子バレエ団 など


●料金 前売券 1,000円 / 当日券 1,500円(おとな・こども同額)
●定員 600名
●チケット販売 じゅうろくプラザ  1F受付にて好評発売中
●主催 THBファシリティズ、B-DOOコミュニケーションズ
●後援 JR岐阜駅周辺施設連携促進協議会
●協賛 十六銀行
●問合せ先 じゅうろくプラザ
TEL.058-262-0150  FAX.058-262-0151

オモシロすぎ!河野智聖さんの子育て講座

2009-12-12 22:34:28 | 行ってきました
私は多分、中学生くらいの時から武道に興味を持っていましたが、
大学生になってからようやく中国武術を習う機会を得ました。
その後、太極拳や気功を学んだり、
合気道の市民講座に参加したりしましたが、
結婚・出産をした後はぷっつり途絶えていました。

でも、金沢にいた時野口整体のワークショップを受け、
やはり武道的な体の動かし方はとても興味深く、
ちゃんと継続的に習う機会があればいいなと思ってました。
今年7月に赤ちゃんを出産した後は、
また野口整体のことを耳にする機会も多くなり、
ますますその思いが強くなっていたところ、
ネット検索して河野智聖さんのホームページを見つけたのです。

それで、昨日初めて河野先生の子育て講座に参加してきました。
2時間近くお話を聞いたり、体操をしたりしましたが、
とにかく興味深くて、おもしろい!
「人間の体って本当におもしろい!」って心から思いました。

今回は年末ということもあって、
冷えとか食べ過ぎということなどに対する対策が話題になりました。
人は冷えても、食べ過ぎても背中が丸まって
猫背になるのだそうです。
また、怒っても体が冷えるそうで、
怒ってしまう時は足湯をするといいそうです。

また、食べ過ぎた時には合谷(ごうこく)という
人差し指と親指の付け根の間にあるツボを押すといいそうですが、
どんなものを取り過ぎたかによって、
左右の合谷に違う反応が出るそうです。
右にはコーヒーやチョコレート、お酒などの嗜好品のようなもの、
左には甘いものやごはんなどを食べ過ぎた時、
合谷の厚さが厚く、固くなるそうです。
今日の私の合谷は、右が固かったのですが、
普段飲まないコーヒーを飲んだことが
みごとに反映されていたようでした。

それから、人間ももともとは
四つんばいで暮らしていた過去を持っているので、
四足のかっこうをすると腰のS字カーブがきれいに出て、
腰痛が軽くなるのだそうです。
実際に私たちはそれを試してみましたが、
確かに四つんばいをした後は
腰が軽くなり、カーブがよりくっきりと出ます。
しかもおもしろいことに、もう1人の人が
四つんばいになっている人の後頭部と肩甲骨の間に
それぞれ手を当てると、
がぜん四つんばいがしやすくなるのです。
私などはまるで、
自分が猫科の動物になったように感じました。

そんな感じで、2時間近くの講座はあっという間に終わってしまい、
今からもう次回が楽しみです。


帰りは、講座に一緒に参加していた方と
地下鉄の駅への道を歩きました。
野口整体をやってると、
自然に体が動いて自分自身を整える(?)「活元運動」
というものが起きることがあるという話を
その方がされていました。
それで、2年前に松任で初めて
野口整体のワークショップを受けた日の夜、
急に腕が動き出してしまったことを思い出しました。
あれは、正常な体の反応だったんだと
2年目にしてようやくわかりました。


しかし、人の体って奥深い。
体自体もおもしろいけど、
体と心の関係はもっと興味深い。
なんだか整体にはまりそうな予感がします。


【告知】早期割引あり!断捨離セミナーのご案内

2009-12-10 23:05:34 | イベント案内
お待たせしました!
ようやく岐阜で断捨離セミナーのご案内を
できることになりました。

断捨離という言葉は、私がまだ金沢にいた頃から
このブログをご覧いただいていた方には
すでにおなじみになっているかもしれませんが、
ここであらためてご説明します。
(レイキの説明の時の雛型を流用します


Ⅰ.断捨離(だんしゃり)の説明

1.断捨離ってなぁに?

「断捨離」とは、「自分とモノとの関係を問い直し、
暮らし・自分・人生を調えていくプロセス」と
創始者で今回のセミナーの講師としてお迎えする
やましたひでこさんはおっしゃいます。
また、先ごろやましたさんが監修して出版された
『断捨離のすすめ』(同文館出版)の紹介文には、
「使わないモノを捨てて、
本当に必要なモノだけに絞り込んでから、
不要なモノの流入を断つ。
モノを絞り込むことでストレスを取り除き、
毎日を快適に過ごすための考え方・ノウハウが「断捨離」です」とあります。
つまり、自分に本当に必要なものだけに囲まれ、
快適に生きていくための方法と考えていただけばよいかと思います。


2.断捨離をおススメする理由

断捨離は、「自分とモノとの関係を問い直す」ものなので、
その進め方、スピードなどは本当に十人十色です。
誰かがやって成功した整理法ではなく、
自分自身で納得しながら進めていくものなので、
無理がありません。

でも、断捨離の最大の魅力は、
単なるモノの片付けにとどまらず、
人間関係や仕事など人生そのものの整理まで
進んでしまうことが多々あることです。
中には、パートナーを断捨離してしまった人もいるそうですよ

ちなみに、私にとって断捨離を始めて得た最大の効果は、
自己肯定感、つまり自分にOKを出せるようになったことです。
そんな私の断捨離体験談は、「くしゃなさんの断捨離」として
講師のやましたさんのブログでも紹介していただいてますので、
ぜひご覧ください。


3.こんな人にオススメです!
■「今までいろんな整理法にチャレンジしたけどうまくいかなかった」
■「いつも仕事に追われている」
■「家の新築や改築を考えている」



Ⅱ.断捨離セミナーのお知らせ

来年1月に3日間連続で、断捨離セミナーを開催します。
私が北陸で受講した時と同じ
「北陸価格(東京の1/2から1/3程度)」でのご提供です。
今回は、さらに年内(12月31日まで)のお申し込みは
早期割引を適用させていただきます。
ぜひお早めに申し込んでくださいね!

1.断捨離セミナー
■日時:1月12日(火)~14日(木) 10時~14時30分(予定)
■場所:プリムローズ (岐阜市敷島町6丁目9)
(セミナー会場や駐車場の場所などは、申し込みいただいた方にお知らせします)
■受講料:18,000円
■早期割引:12月31日までに申し込みが受付けされた方には、
受講料を2,000円割引させていただきます。
■お問い合わせ・お申込み: 
kuschaana★yahoo.co.jp (★を@に替えて入力してください)
090-4113-8980 (かおるまで)


若冲ワンダーランド@MIHO MUSEUM

2009-12-09 00:40:19 | 行ってきました
予定どおり、今日は滋賀県の信楽にある
MIHO MUSEUMに行って、
伊藤若冲の展覧会を見てきました。

もう10数年前に、若冲の群鶏図を生で見て
その迫力に圧倒されてしまい、
機会があればぜひまた見たいと思っていた画家です。
今回は、昨年北陸の旧家で発見されたばかりという
「象鯨図屏風(ぞうくじらずびょうぶ)」が展示されている
というので、楽しみにしてきました。
象と鯨の図柄のその屏風は、ユーモラスでかわいらしくもあり、
子どもも気に入ってしまいそうな絵なのです。
こちらのリンク先に画像があります)

この屏風はもちろん期待どおりだったけど、
他の作品も大胆な構図や素材の特性を生かした画法、
取り上げられた素材のユニークさなど
「おぉ、そう来るか~」と思わずうなってしまうほど
おもしろいものが多かったです。

お昼は、美術館の中のカフェで食べました。
そこには、今回の「若冲ワンダーランド」という展覧会にあわせて、
「ワンダーランド」なるスイーツがありました。

「象鯨図屏風」のモチーフに合わせて、
鯨をかたどったチーズケーキと
象を模したカスタードクリーム入りのケーキが並んだものです。
なかなかおいしかったですよ。

若冲の展覧会を見たらだいたい満足してしまったのですが、
常設展の方にも何かひかれるものを感じて
ざっと見ることにしました。
エジプトの女王アルシノエⅡ世の立像など
ちょっと気にかかるものもありましたが、
すぐにピンと何かメッセージを感じ取れるものはなく、
最後の部屋まで行きました。

そこで見かけた文章に
今日私が受け取るべきメッセージを感じました。


「最も神に喜ばれん

いとなみは何かと探した

そして見た

それは

隈なく在り続ける空と大地に

動かざる山に

流れる川に

清浄を保つ大地に

あることを」

(6世紀 ササン朝ペルシア ホスローの語録より)


このMIHO MUSEUM自体も、この文章の精神に合っているようでした。
ミュージアムショップに並んでいた本は、
レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」や
ターシャ・テューダーの著作、葉祥明の絵本など
自然の営みの美しさをたたえるものが多く並んでいて、
あれもこれも欲しくなってしまいました。


美術館自体は敷地全体の環境や、建物、展示物含めて
とてもきれいなのに、
そこから高速道路に向かっていくと一転して、
見るも無残に削られたりして、人の手で壊された自然を
目にすることになります。

こういうことを平気で計画し、実行できる人たちは
きっとかなり想像力が麻痺してしまってるか、
美的センスを養ってこなかったんじゃないかと
思わずにいられません。
バランスのとれた美しい環境の中で育っていたとしたら、
きれいな山をあんな醜くすることは耐えられないでしょうから。。

またしても、「人の振り見て、我が振り直せ」で、
子どもたちの感覚を麻痺させないように、
美しい環境を用意してあげたいなぁと思いました。
できる範囲で、徐々にですけどね。


さて、そんな美しい環境を手に入れたい方に朗報です。
来年1月に岐阜で、断捨離セミナーを開催します。
明日にも、最初の開催案内をアップしたいと思いますので、
どうぞお楽しみに!