摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

立て替えのエネルギー

2010-04-16 23:35:23 | 行ってきました
今日はようやく偏頭痛と耳の痛みがおさまったので、
また水野博子さんの炎鳥さろんに行きました。
今、私の内側が求めている情報なので、
ぜひとも参加したかったのです。

今月上旬の水鳥さろんでは、
会の途中でお琴とオカリナのコンサートがありました。
そこで演奏されたのは、
ちょうど咲きかけていた「桜」。

そして、今日は私がお連れした友人の唄つむぎ和音さんが、
持ち歌の「淡墨ざくらの歌」を冒頭で歌ってくれました。
彼女が歌う姿を見たのは、
もう3年ぶりくらいだったのですが、
前回童謡・唱歌を歌っていた時の彼女とは
まったく違うものを感じました。

実際、一緒に歌を聞いた何人かの方が、
涙が出てきたとおっしゃってました。
歌う前と歌った後に、
自然に腕が天へ伸びてまた下がる様は、
去年の12月7日に見た魂のピアニスト、
平原誠之さんのそぶりにそっくりでした。
そうすると、平原さんにも和音さんにも、
きっと天から何かが降りてくるのでしょう。

「桜」という言葉は、
今年の始めくらいからずっと
私のところに来ていたメッセージでした。
最近になって、水野さんは独自に
「桜」のメッセージを読み解かれたので、
ちょうど今日はそれがテーマになっていて
配布資料も用意されていたのです。
ちゃんと、計算されていたようなシンクロでした。


さて、今日の水野さんのお話の中で
私が大事だなと感じたのは、
最近よくある地震などの現象についてです。
地震や噴火などは、人に及ぶ害が大きいので
人間への天罰だととらえがちですが、
本当は地球の立て替えのエネルギーが
動いているだけなのだそうです。

そして、外国で起こる大きな地震の前には、
実はこの美濃の地域で
特定のお役目を持った人に「禊」のようなことが起こり、
それが日本国内では小さな地震となって
あらわれているそうです。
まるで、暗闇の中の小さな光の前で手を動かした時
離れた壁に映る影がとても大きくなるような感じですね。


今、本当に地球が新しい次元に移る準備のような現象が
起きてきているようです。
もちろん、私達自身にもそういうことが起きてきています。
そんなことを身をもって体感できるかもしれないイベントが
今度のゴールデンウィークにありますよ~。
詳細は、次の記事で案内しますね。

不思議なご縁のオフ会

2010-03-09 00:08:38 | 行ってきました
先月見学に行った豊橋で建設中のエコビレッジ、
いるかビレッジのイルカマンさんと
mixiのコミュで昨日再会。
そして、そのコミュに以前から参加していた友達ともども
イルカマンさんご夫妻ともう一人のコミュメンバーと
今日はオフ会をしました。

今日初めて知りましたが、
イルカマンさんの所有するマンションが
岐阜県庁の近くにあり、
そこに時々来るのだそうです。
豊橋に行った時にも聞いてたかもしれないけど、
すごい奇遇だ~。

エコビレッジの話などで盛りあがった後、
自分たちが持っている物件の話になり、
どんな風にそれをエコビレッジ的なものにするか
いろいろ話し合いました。

私も含めた3人が「いいよね~」と意気投合したのが、
北海道浦河の精神障がい者の施設、「べてるの家」。
語弊はあるかもしれないけど、
病気を「売り物」といっていいほどポジティブにとらえて
障害を抱えている人が無理なく働けるルールを持っています。
ミーティングでコミュニケーションをとることを
とても大切にしているのが、
木の花ファミリーとの共通点でもあります。

べてるの家が話題になった後、
子どもとお年寄りがお互いに支え合い、
共生できるような場所がほしいね、という話になりました。
それで、これまた私が憧れている
富山型デイサービスみたいなことをやりたいな
と言いました。
「富山型デイサービス」というのは、
「小さくて、近くて、いつでも、誰でも利用できる」
デイサービスのこと。
(簡単な説明と事例は以下のURLでどうぞ)
http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/backnumber.2005.220.tokusyuu2.pdf


そんな話が終わった後、イルカマンさんが
「かおるさん、事業案作らなくちゃね」
と言ってきました。
私が今日、他の人のやりたいことを
事業化するお手伝いをしたいと最初に言ってたので。

実を言えば、昨年末にコンサルティングなどの事業を
立ち上げるぞ~と意気込んだものの、
最近また意識が外へ外へと向かう
「ドーナツ化現象」が起きてるのかな?と思って
今の自分の生き方、暮らし方に
迷いを感じ始めていたところでした。
「やっぱり、まだ早過ぎたのかな?」とか、
「いったん、こういう仕事を中断した方がいいのかな?」とか。

でも、今日のような機会があって、
やっぱり少しずつでもやっていこうと思いました。
準備が完全に整うのを待っていたら、
人生終わってしまうかもしれない。
多分、いつまでもスタートライン付近で
うろうろしていた私の背中を
昨年末に神様がどーんと押してくれたんだけど、
また10メートルくらい進んだところで
立ち止まっちゃってたのかもしれない。
イルカマンさんみたいなアツい人たちと会えたことで、
また進む勇気をもらった気がします。

今年やろうと思ってまだ始めていなかった
「自宅で小さく始めるお仕事研究会」を立ち上げて、
そこで今日話題になったような
コミュニケーションを大切にし、
お互いに支え合えるような場所づくりを
考えようと思います。
また詳しくは後日お知らせすると思いますが、
興味のある方はぜひ声をかけてください。



炎鳥さろん 2月のお話

2010-03-02 23:11:44 | 行ってきました
しばらくまたお休みしてしまいました。
実は、やっぱり日曜日から金沢へ行ってきたのです。
友人に呼ばれていましたし、
他の何かにも呼ばれてる気がしたもので。。


それはさておき、土曜日は
水野博子さんの炎鳥さろんに
行きました。
この会では、水野さんや
水野さんとご縁のある人たちが経験した
不思議なことを、
水野さんの内側でつながっている
根源神からのインスピレーションで紐解き、
そのメッセージを伝えるものです。

これまで、水野さんのセミナーには3,4回参加し、
本やブログも読んでいるので、
水野さんの経験されたことは
何回も聞いているのですが、
時が経つにつれて、
新しい説明や解釈が加わっているようで
いつも新しい気づきがあります。

今回のお話で私が理解したのは、
この神様が創られた世界では、
「鏡映し」の仕組みが
重要な役割を果たしているということです。

水野さんのここ2年ほどの不思議な神行がなされるまでは、
地球上に本当の愛はなかったのだそうです。
「愛」とは、内側から燃えあがる
感動のエネルギーなのだそうです。
でも、このエネルギーはまず物質が作られた後、
鏡映しで作られるものなのだとか。

去年の11月23日に水野さんたちが
伊勢神宮でミネハハさんのコンサートを開き、
参拝した後、太陽と月は、
それぞれ物質からできたものと光でできたものの、
2つずつになったそうです。
そして、地球は2012年12月21日に
「光の地球に行く」とのこと。

この「光の地球」に行くには、
「半霊半物質」の状態、
つまり私が理解するところでは
物質的な性質を半分持っているけど、
同時に半分は光の性質を持っている状態でないと
行けないようなのです。

「行けない」というのは
具体的にどういうことかと言うと、
2012年12月21日からの「暗黒の3日間」から(?)
地球は寒くなるので、
仮死状態のような感じにならないと
生き残れない、ということのようです。

では、どんな人たちが「半霊半物質」で
「仮死状態」になって生き残れるのかというと、
自分を愛し、大切にして、
内側から輝いている魂の持ち主ということです。

今まで一般に「愛」と思われていたものは、
外に向かって与えるものとされていました。
でも、それは古事記に出てくる
イザナギの命という男神の太陽のエネルギーで、
人間の体で言えば上半身をつかさどるものでした。
今、育てなければならないのは、
イザナミの命という女神の月のエネルギーであり、
それは人間の下半身をつかさどり、
受け入れるというエネルギーなのだそうです。


以上、何度も水野さんから聞いたり、読んだりしたお話を
私が理解した範囲で書いてみましたが、
水野さんが意味したことと違っている可能性は
多々あります。

興味を持たれた方は、ぜひ水野さんのセミナーに参加したり、
本やブログを読んでくださいね。
3月の予定を後日アップします。

今年、水野さんが出会うのは、
本当は立派な神様(の分け身魂を持つ人)なのに、
まだ自信を持てていない人たちのようだと
感じられたそうです。
「私のことか?」と思われたあなた、
次のセミナーでお会いしましょう。

河野先生の子育て講座 2月編

2010-02-26 22:51:20 | 行ってきました
2ヶ月ぶりに、河野智聖先生の
子育て講座に行ってきました。
今日も、「へぇ~」の連続でした。

最初は、先生の娘さんが赤ちゃんの頃、
そのからだの動きから、いろいろ学んだ話をされました。

たとえば、お座りができるようになるのも順番があり、
両足を前に出して座れるようになる前に、
片方を前、片方を後ろに曲げて座る時期が
あるのだそうです。
この座り方だと、後ろ向きにどんと
転がってしまうことがないそうです。
試してみると、確かに安定してます。

ハイハイも最初、片手がつけるようになり
その後もう片方の手がつけるようになり、と
片方ずつ体は何かができるようになるのだそうです。

人間の赤ちゃんは、体の中で
魚から哺乳類までの進化の道筋を
繰り返すと言われていますが、
生まれた後も進化の過程をなぞるのだとか。
赤ちゃんは最初、寝たままですが、
それが蛇のように床をはうようになり、
手足でハイハイするようになるからです。

年をとって寝たきりになった後も、
赤ちゃんの育ちの過程を繰り返すことで、
体の機能が回復するのだそうです。


整体の教えでは、今の世の中の常識に反することが
少なくありませんが、
今日もいくつかそんな話がありました。

子どもの病気に関することでは、
アトピーへの対応について
取り上げられました。
アトピーは、本当は呼吸器の病気であって、
生後3ヶ月から13ヶ月の間に
症状を出し切ってしまうといいそうです。
それをステロイド剤などで抑えると、
後から大変になるとのことです。
アトピーが出ている時は、
肝臓のあたりに愉気(手当て)をします。

また、1~6歳までの熱は、
血を浄化する働きがあるそうです。
それは物理的・化学的に浄化するというより、
もっと違う何かの浄化のようで、
先祖から伝わってきた病気などの不具合なども
全てではないにしても、浄化されるようです。
障害を持っている子どもなどは、
熱を出すとできなかったことができるようになったり
しているそうです。
なので、熱は怖がらないことが大事だそうですよ。


もう1つ、常識が覆るようなお話も聞きました。
今は当たり前と思っている、
手足を前後に振って歩く歩き方は、
江戸時代はなかったというのです。
手を振って歩くようになったのは、
明治に入って町民や農民が兵隊になった時
銃をうまく担げなかったので、
ドイツの軍隊の歩き方を導入してからなんですって。


あと、赤ちゃんを育ててる身として
とても参考になると思ったのは、
赤ちゃんが普段泣く理由は3つだけというお話。
その3つとは、大便・小便をする前と
お腹が空いた時、
そして体の位置が気に入らない時だそうです。
それぞれの時の泣き方のパターンを覚えておくと、
それ以外の場合(異常事態)の時に、
早く気づくことができます。

また、その3パターンで泣くことが分かっていたら、
できるだけ泣く前に対応するよう
心がけるといいようです。
泣く前に対応していれば、
赤ちゃんは泣かなくても要求を満たしてもらえるので、
泣かないようになるそうです。

そんな風に、できるだけ子どもの要求を満たし、
「天心」を傷つけないことが
整体の子育てが大事にしていることのようです。
たとえば、おもちゃ売り場でおもちゃを欲しいと言った時も、
「もっとおもしろいのがあるよ。次を見に行こう」って
誘いつづけると、
最後には欲しいと言わなくなるそうです。

赤ちゃんも、片手を片方のお尻の下に当て、
もう片方で胸のあたりを押さえながら
前向きに抱っこしておくと、
いろんなものが見えて要求が満たされるので、
ご機嫌になります。
そしてそうやって満たされていると、
赤ちゃんはずっしり重い感じがするそうです。
私も試してみましたが、よくわかりませんでした


河野先生が自然育児友の会の会報に連載していた文章が
『整体的子育て実践~ 天心に育つ~』という本になったそうです。
興味のある方は、ぜひ見てみてください。

また、あさって28日(日)の13~16時に
名古屋の若宮八幡社で野口整体の活元会があります。
会員でなくても参加できるそうなので、
こちらも興味のある方はどうぞ。




ソーシャルファイナンスフォーラム2010

2010-02-21 00:22:38 | 行ってきました
今日は、楽しみにしていた
ソーシャルファイナンスフォーラム2010に
行ってきました。

会場に着いて思ったのは、
若い人が多いなぁということ。
それは、このイベントを主催した
コミュニティ・ユース・バンクmomoが
「ユース(若者)」中心に
運営されているからなのかもしれません。

その若い人たちは、
おしゃれな感じの人たちが多いことも
印象的でした。
非営利セクターに関っている人というと、
もっとなりふりかまわずやっているという
先入観がありましたが、
最近はこの分野自体が「トレンディ」「おしゃれ」に
なってきているのかもしれません。


最初のトークセッションは、
「ソーシャルファイナンスで
地域をつなぐ基盤をつくる」というテーマで
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の
水谷衣里(みずたにえり)さんが話をされました。

水谷さんの話の中で私の興味を引いたのは、
欧米のソーシャルファイナンス事情です。
もともと有機農家向けの融資を行う銀行として始まったという
オランダのトリオドス銀行は、
融資対象を自然環境、文化福祉、
ソーシャルビジネスのみに限定しているそうです。
そんなマニアックな(?)銀行ですが、
この不景気な時代に前年比25%の成長をしたそうです。
(何の数字の伸びだったか、忘れちゃいましたが)

また、アメリカではコミュニティ開発金融機関(CDFI)と
総称される金融機関があり、
たとえば地域の公立学校の代わりに
保護者や地域が独自につくったオルタナティブスクールにも
融資するのだそうです。
政府に認定されたCDFIでは、補助金や投資減税の対象になり、
政府が認定CDFIに対して出す補助金は
200億円くらいになるとか。


トークセッションの後の分科会は3つに分かれ、
私は貸し手である金融機関関係者がパネリストとなった
分科会に参加しました。
そこで話されていたことをまとめると、
以下のようになります。

日本ではまだコミュニティビジネスを
主に担っているNPOが弱々しいので、
なかなか既存の金融機関の融資対象になりにくい。
でも、地域の金融機関、特に労働金庫や信用金庫などは
法律で非営利と定められているのだから、
融資だけでなく、経営支援などを行うべきだろう。
預金者の立場から言えば、
社会的意義のある事業への融資を行っていることは、
金融機関を選ぶ際に、
金利より重要な選択理由になるので、
もっとそういう情報を発信すべき。
また、地域のNPOで地道に有意義な事業を
やっているところも少なくないのに、
金融機関が把握していないことも多い。
そのため、今必要なのは金融機関や中間支援機関、
NPOなど地域の事業者、預金者など
様々な立場の人がつながる場と機会づくりが必要である。


他にもまだいろいろ気づきもあったのですが、
まだ何かを理解しようとしているのか、
頭がなんかもやもやしています。
寝たら整理されるかな?
とりあえず寝てみます。


断捨離報告会

2010-02-18 01:02:13 | 行ってきました
今日は、断捨離セミナー後初めて
参加者のみなさんと報告&物々交換をしました。

集まったのは6人。
報告はそこそこに、昼食と物々交換。

報告の中で多かったように感じたのは、
セミナーを受けた直後ははりきって断捨離に励んだのに、
今はちょっと停滞中というものです。
実は、私自身もそうです。
まとまった時間が取れた時に一気に片づけようと思っていると、
どんどん先延ばしになってしまうのです。

そんな私にとって参考になったのは、
ある友人のやり方です。
彼女は、「洗濯機を回している間だけ」とか
時間を区切って断捨離をやっているそうです。
洗濯機を回すのは毎日やることだし、
これなら続けられそうかな?
たしか、かわばたのぶこさんの「断捨離のすすめ」にも
少しずつやった方がいいと書いてあったように思います。
「継続は力なり」ですね

今回、この集まりをやってみて、
やはり時々集まってその後の断捨離の進み具合を
報告し合う機会を持つことが、励みにもなるし、
ちょうどいいプレッシャーにもなると思いました。

報告のために、今日はふりかえりのワークシートを用意して、
最初にそれを記入してから報告してもらおうと思ってましたが、
どこに置いたか忘れてしまったので、使えませんでした。
次回はあらかじめ書き出しておいてもらおうと思います。
「これまでに断捨離したものを教えてください」
という質問もあるので、
一つ一つやったことが自信になるといいですし、
少なかったらちょっとプレッシャーに感じてもいいし


断捨離したものを、
他のところへ流すためのこともしなくちゃね、
という意見もいろいろ出てきました。
フリマにみんなで出店しようかとか、
いらなくなった本をみんながよく集まるところへ
図書館のように置いて共有しようとか、
オークションに出すための写真を撮影する場所を作ろうとか。
どんな風になっていくかはわかりませんが、
「ものは必要とされるところにあって美しい」
という断捨離の理念にかなう仕組みが
整っていけばいいなぁと思います。

次回は3月19日。
それまでに、毎日こつこつ
断捨離を続けられるようになりたいです。

前のめりで行こう!

2010-02-14 23:02:23 | 行ってきました
今日は豊橋でエコビレッジセミナーがありました。
3回シリーズの第2回目で、
「エコビレッジの基本:環境と調和する住まいづくり」
がテーマでした。

講師は、NPOパーマカルチャーセンタージャパンの理事でもある
ビオフォルム環境デザイン室代表の山田貴宏さん。
畑がついたアパート、「足立エコアパート」を手がけた方です。
今日のお話の前半は、主にパーマカルチャーの考え方について、
後半は木の家についてでした。

パーマカルチャーという言葉は以前から聞いていましたが、
まともに話を聞くのは初めてでした。
いただいた資料の中に、「パーマカルチャーの花」という
図がありました。
パーマカルチャーを構成する要素を7つに分けて、
その一つ一つを花びらとして描き、
その花びらの外側により具体的な活動が書いてあります。

その中には、自転車交通とか、ホーム&シュタイナー教育、
自宅出産、地域通貨など、私が以前から興味を持っていることが
たくさん載っていました。
おまけに、山田さんの示した資料の中には
パーマカルチャーの本では必ずと言っていいほど
取り上げられるというにわとりの絵がありました。
それは、パーマカルチャーの考え方では、
にわとりをただ卵や鶏肉を提供してくれるものと
考えるのではなく、
虫をついばんだり、土をひっかいたり、ふんをしたり
というにわとりの働き全体を見る必要があるということを
示したものでした。

私は小学生の頃、
ずっとチャボを庭で放し飼いしていたので、
この話はよくわかります。

そんなことを思い出したら、
私のこれまでの経験は、
パーマカルチャーに必要とされることを
自然に学んでいたんだなって思えました。


今日のお話は、だいたいテーマに沿ったものでしたが、
セミナーを主催したイルカマンさんは、
とにかくご本人が何度も口にするように
「前のめり」に行動したがるので、
もっと実践的な事例や、
エコビレッジというコミュニティの仕組みなどについて
聞きたかったようでした。
それは、次回のテーマなので、
興味がある方はぜひ参加されることをお勧めします。


最後に集まった人たちが自己紹介しました。
驚いたのは、兵庫県の明石市や静岡市、津市といった
遠方から来た方が何人もいたことです。
そういう自分も、岐阜市から赤ちゃん連れの参加で、
先日木の花ファミリーまで行ってきたことを話したら、
もっと驚かれましたけど。。

帰り道、遠方から電車で来た私を含めた3人は、
イルカマンさんの車で豊橋駅まで送ってもらいました。
その中で、イルカマンさんがいつ、どうして
いるかビレッジのプロジェクトを始めたのか
話を聞きました。

もともと自宅のまわりに区画整理の話が出てきて、
そこをどうしようかという話をしている頃に、
イルカマンさんが不眠症の治療(?)のために
イルカと一緒に泳ぐツアーに行き、
そこでエコビレッジのことを聞いたことが
きっかけだったようです。

それがたった2年前のことだと言いますから、
イルカマンさんの行動力には驚きます。
「私もエコビレッジを作りたいんです」と言ったら、
「だったら、すぐ始めちゃいなよ」みたいなことを
会ったそうそう言われたのにも、びっくりしました。
「始めてみたら、どんどん人が集まってくるから」
とも言われました。
それって、市民派の選挙の話でよく聞くことだな。
そうやってどんどん行動していくことを指して、
イルカマンさんは「前のめり」と言う言葉で表現しています。

他に、イルカマンさんは「場作り」の大切さも
話していました。
実はこのことは、イルカマンさんと駅前で別れた後、
残った3人で話していたことでもあります。
同じような夢を抱いて、不思議なご縁で
今日、あの場に集まった人たち。
もっとみんなで交流できる時間がほしかったね~
と話していたところでした。

でも、日本のあちこち、というより、
今世界中でエコビレッジをつくる動きが広がっているそうで、
それを実感できたことは
また私の背中を押してくれました。

で、背中を押された私は何をしていくか。
私は先日も書いたように、
1つのエコビレッジを作ってそこでとどまるというより、
いくつものエコビレッジの立ち上げに関って、
いろんなところに行ってみたいと思っています。
なので、きっと今のように「行きたい!」「見たい!」
と感じたところへ行って話を聞き、
そこで出会った人たちとネットワークを作り、
見聞きしたことをこんな風に発信し、
何らかの事業企画をするんだろうなと思ってます。
それは全部私が大好きで得意とすることで、
なによりワクワク感がたまりません


今日もこんな楽しい体験ができたことに感謝!
おやすみなさい

あげて満足、もらって満足

2010-02-14 23:00:55 | 行ってきました
昨日は、友達が企画した不用品を展示して
もらってもらう会、「いいものみっけ!もらっちゃお♪」が
開催されました。
初めての企画だったけど、
あげる側に回った人が10数人、
もらいに来た人が何人くらいだろう、
うーん、かなりたくさん、来ました。
あげる側の人も、もちろんもらう側にもなったので、
きっと4,50人にはなったんじゃないかなぁ?

岐阜市の南部コミュニティセンターの
会議室を1室借り切って長机を並べて、
モノを陳列しました。
時間は10時から11時半までの1時間半。

私は、主に子供服を出品しましたが、
ダンボールで4箱だったかな。
でも、並べるのに時間がかかってしまって、
たまたま用事が入ってなくて
「手伝おうか?」と言ってくれた夫がいなかったら、
とてもじゃないけど陳列しきれなかったと思います。
感謝、感謝。

で、私の結果としては
手放す方はスキーウェアやサンダル、
ボディスーツなど、あわせてダンボール約1個分
減らすことができました。
いただく方は、赤ちゃんの帽子や上着、
妊娠中の友達のための本やスカートなど
結局こちらも手提げ2袋分ほど。
般若心経の写経セットなんて
マニアックなものまでもらってしまった

モノの量的には、トータルの増減は
そんなになかったけど、
入れ替えがあって
より今の自分にふさわしいものが
揃った気がします。


次回はもっと満足な結果を得るために
今回の個人的な振り返りを箇条書きにしてみます。

1.出品するものは、自分で30分以内に展開できるものだけに。
できれば、「ちょっと少な過ぎるかな?」と思うくらいの
量の方がよさそう。
その方が、品物1点1点がよく見えるから。

2.子ども服は、性別/サイズ/種類で、分けて
ラベルをつけておくといい。
その方が探してる人は見つけやすく、
畳んであるものをひっくり返す必要があまりない。

3.賞味期限切れの食品や、中古の下着など
他では出せないようなものに、
意外と需要がある。

4.モノが多く、よく探しきれなかったので、
事前に種類別にネットのコミュの中で
「こんなモノ出します」という告知をするといいのでは?
実際にそうやっているmixiのコミュがある。
他に、「こんなものが欲しいです」という告知もできると
それを提供できるなら事前に知らせることができる。

5.子どもを遊ばせる部屋が隣にあったのがよかった。
次回いらっしゃる方々は、ぜひ家族連れで来ていただいて、
子守り組と物色組に分かれるといいと思う。

6.本当にこういうものを必要としている人たちは、
こういう場所に来られないのではないか?
必要としている人が確実に来られる日時・場所で
こういうものを提供できたらいい。
たとえば、派遣切りされた方々のサポートの団体では、
新しくアパートなどに入居する時に、
日常使いのおわんやお茶碗などが時々必要と言っていた。
家具やカーペットなども必要な時もあるようだが、
当事者の方々はほとんど自転車で運ぶので、
運び込みが必要になる。


こういうイベントが毎月あるといいなぁ。
テーマを決めて開催するのもいいかもしれない。
おもちゃの日とか、女性の服の日とか。

ともあれ、有意義なイベントでした。
主催者のみなさん、ありがとう&お疲れ様でした!

またもやマイブームの話題に遭遇

2010-02-12 00:27:59 | 行ってきました
今日は、また起業支援ネットのイベントに
出かけてきました。
このブログでも案内を載せた
「起業転結ゲーム LOHAS love LOBAS」
というイベントで、
ゲームに参加しながら、
実際にあるソーシャルビジネスのお話を聞いたり、
自分のビジネスアイディアを発表したりという
体験ができるものでした。

今日のイベントに「出店」していたビジネスの中には、
ちょうど私が興味を持っている分野のものが
いくつかあったので、
「ちょっと迷ったけど来てよかった!」って
すぐ思いました。

最初に行ったのは、「中部リサイクル運動市民の会」
の「お店」でした。
断捨離の結果いらないと判断されたものの
行き先をできるだけ多く確保したいと思っていたので、
この会がどんな活動をやっているのか、
確認したいと思いました。
ちょうど1年くらい前から、名古屋市内13個所で、
リユースマーケットといって
中古品を展示し、持って行ってもらうイベントを
やっているとのことでした。
また、最近のレアメタルの価格高騰を受けて
小型家電の回収も始めたそうです。

金沢の53ダイエットネットワークのように、
卒業する大学生の使っていた家具を
入学手続きに来た新入生に売る活動などはないか聞いてみたら、
それはまだないようでした。
金沢以上に学校の多い名古屋ですから、
1つの大学の中で完結させずに、
広域でやれるといいんじゃないかな。


次に行ったのは、「GOEN(ごえん)農場」のお店です。
新規就農して岐阜県加茂郡白川町で
有機農業を始めて20年以上のご夫婦で、
お米、野菜のほか、エゴマや古代黒米を作っています。

無肥料でエゴマを作っているそうですが、
肥料ではなく、「ありがとう」などと声をかけるのだとか。
また、虫や病気は土の汚れを浄化しているもので、
それを実感させたあるエピソードを聞かせてくれたり、
土と一緒に心を耕すというような話があったり。。
木の花ファミリーで聞いたようなことが
また別の言葉で語られていて、
私の心の火をさらに燃えあがらせました

そして極めつけは、
GOEN農場のある地域をあらわした手書きの地図に
「エコビレッジ予定」という部分があったこと!
愛知県のエコビレッジセミナーに最近申し込んだけど、
岐阜でそういう試みをしているところはないのかな?
と思っていたところでした。
体験ツアーもやっているそうなので、
ぜひ行ってみたいと思います。


他にもまだ楽しいブースがあって
ご紹介したかったのですが、
蓄膿症で頭が痛くなってきてしまったので
ぼちぼち寝ることにします。

明日は、あさってのリサイクルイベントに向けて
いらないものの整理をがんばろうと思います!

エコビレッジは現実的な夢

2010-02-07 22:45:14 | 行ってきました
さて、木の花ファミリー訪問記の最後は、
私が一番興味のあった部分、
木の花ファミリーはどうやって回っているか、
についてです。

実は、ファミリーを訪問する直前に
アマゾンのマーケットプレイスで
『心を耕す家族の行く手
木の花ファミリーのゆたかな夢』という本を
手に入れていました。
本に書かれている以上のことを
見聞きしたかったからです。

お金の分配の仕方は、この本に載っていました。
収入も支出も、すべて頭数で均等割りだそうです。
私をファミリーの施設へ案内してくれた方によれば、
最近は年間1人あたり70万円くらいの収入になったそうです。
そして、本に載っていた支出の額は年間30万円で、
各人がその一定額を拠出し、
そこから税金や保険、教育費なども含めた
生活費のすべてをまかなっているそうです。
となると、年間一人あたり約40万円の黒字ですね。

農業を始めようとすると、
まず土地を確保しなければなりませんが、
木の花ファミリーは農地を無料で借りているそうです。
最近は、周りの農家が自分たちで手に負えなくなった農地を
「お金を払うから、使ってくれ」とまで言うそうです。
そもそも、ファミリーが最初に
愛知県から富士宮市へ引っ越してきた時は
何人かが何ヶ所かに分かれて貸家に住んでいたそうですが、
農地を探していた時に
無料で貸してくださる方があったようです。
ファミリーの話を聞いていると、
不思議なほどそんな風にその時々に必要なものが
どこかから手に入ることが多いようです。

大きな資産を買う時は、「長者番付」を発表して、
上の方の人が分担して負担するそうです。
私がお風呂で一緒になった方は元学校の先生で、
退職金の2,3千万円(?)を
ファミリーの施設購入のために拠出されたそうです。
私が、意味のあるお金の使い方をしたい
というような話をした際に、
その方も賛同されて、実は退職金は
そんな使い方をしたという話をうかがいました。
他にも、以前会社を経営されていた方が
同様の額を出していたり、
老後のための資金をファミリーの中の
シニア向け施設建設に出された方もいます。

そんな話を聞いていたら、
年末くらいに思いついたことを
思い出しました。
私たちが自分の将来の不安のために蓄えているお金を
こういった世の中を変えていく事業に注ぎ込んだら、
本当に意味がある投資になる。
私たちがなにげなく銀行に預けているお金は、
私たちが思っている以上に、
うまく使えば社会を変える力になれる。
そして、私たちはそういった素敵な事業の
エンジェル(ベンチャー投資家)になれるということ。


20人で始まった木の花ファミリーは今、
ケアや長期滞在の方も含めると
60人を超えるようになっています。
あまりに人数が多くなると、
ファミリーの根幹であるミーティングでの意思疎通が
難しくなってしまうでしょうから、
そろそろ次の段階に
さしかかろうとしているのかもしれません。

一方で、ファミリーの周りには、
ファミリーのメンバーになるほど
ストイックにはなれないけど、
協力し合いたいという人が集まってきているそうです。

そして、ファミリーの集う本宅の食堂には、
今後の姿として日本全国に広がる
エコビレッジのネットワークの図がありました。


私はこのブログの自己紹介欄に書いているように、
エコビレッジをたくさん作るのが夢です。
でも、これまでその夢は、
いつか叶えられたらいいなぁ、くらいに思っていた
漠然としたものでした。
それが、今回の木の花ファミリー訪問で、
いよいよ私も木の花ファミリーからはじまる
エコビレッジネットワークの一部を
作っていくという感覚を持つようになりました。

それは私にとっては、
先日ご縁を感じた根尾に根を下ろして
1つのエコビレッジを作るというよりは、
その時々に関りたいところへ行くというイメージです。
私はあまり長く1つの場所にいるタイプでないし、
安定期に入ったものをしっかり維持するより、
リスクはあるけど立ち上げ期のワクワク感が好きなので。

木の花ファミリーで見たのは、
本当に私が頭で想像していたとおりの
無理がない自然な暮らしでした。
そんな生活に自分も早く入れるように、
まずは今までの生活の後片付けを
断捨離で急ぎたいと思います。