ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

南日本海人、ネット社会を考える

2007年10月15日 | 日々(ふつうに)
 この前に続いて、ウェブ/ネット社会について考えてみたい。私が住んでいる地方はまさに“地方”であって、もっと簡単に言えば田舎である。最近は都市と地方の格差の問題が言われているが、まさにその切り捨てられようとしている田舎なのである。
 一方、一時遷都論議というのがあったが、あれはどうなったのだろうか。東京一極集中を是正するためにたいへん良い論議であるなあと思ったものである。まあ、首都をどこに移転するにしても、ものすごいすったもんだの議論があるに違いない。そりゃどの地方だって首都が来たほうが、金と人は集まる。
 だがここで待ってほしい。国に首都というものは必要なのであろうか? 『国』、『国家』という概念そのものが抽象的な概念である。吉本隆明が『共同幻想論』で述べたように、国家というものは共同幻想に過ぎないのに、首都というものはまさに具体的な“場所”である。抽象的な幻想に過ぎない国家の中心が、現実の場所として指定されるのは果たして妥当なことなのか。これは一考に価するテーマではないか?
 昔ならこんな議論は話にもならなかったであろうが、今なら違う。このウェブ/ネット社会になった今、首都に特定の場所がいるのであろうか?
 ネット上に首都をつくったら!?
 国会議員はネット上の議会で議論し、各省庁もネット上で事務処理をすればよい。皆在宅勤務だ! 政府や企業や大学やシンクタンクの偉い人たちにこの問題をぜひ研究してもらいたいものである。
 とはいうものの、やはり無理かもしれない。とかく人間という動物は群れたがるのである。集まるなといっても集まるのだ。このウェブ/ネット上国家・政府案は、まさにネット上の空論に終わるのであろう。

 とまあしかし、そんなこととは関係なく、ネットはネットでも、私は卓球のピン球散らばり防御のネットの改善をしなければならないのであった。こっちのほうが大事である。
 でもそんなの関係ねーって、またぱくっちゃった。

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