今日からまた府道を行くシリーズ、今回は京都北部綾部と大江と宮津を結ぶ府道9号線(綾部大江宮津線)です。
大江山と言えば・・・そう、鬼ですね!
え?なんかイメージ違うって?(笑)
大江山の鬼伝説と言えば、源頼光の酒呑童子退治の伝説を思い浮かべる人も多いと思いますが、
調べてみたら、鬼伝説は大きく3つあり、酒呑童子はその中で一番新しいもののようです。
(といっても、南北朝後期から室町前期ですから、ずいぶん昔ですが・・・)
今回は(今回も)博物館系はパスしてしまったので、とりあえず鬼のモニュメントだけでも・・・
このハートのお目目の鬼は「道鬼」という名前が付けられていました。
お隣の赤鬼さんは、林鬼。2体はとても仲良しで、ヘアオイル、石鹸を時々かりて使用しているそうです。
(福知山市のホームページより)
他にもあちこちで鬼の像があり、楽しませてくれました。
全部で13体あるそうで、そのうちの5体が体のどこかに♡を付けているそうです。
時間があったら探してみるのも面白いかも・・・
でも私の目的はここではありません。
鬼さん方には悪いですが、パチパチと少しだけ写真を撮り、車を置かせてもらって徒歩で林道を上がって行きました。
この辺りは山野草が多く、「花は撮っても、花取るな」という看板が立っていました。
私はもちろん撮るだけです。
さて、何か見られたでしょうか。
いきなり溝の脇に沢山のアキチョウジ発見!これは幸先がいいです。
うつむいたアザミの仲間。アザミは本当に分かりません。
アケビの実、中は空っぽです。一度食べてみたいのですが・・・
おや、予想外にあまり花がありません。
赤い実はシロダモですね。
葉柄から葉の先に向けて放射状にのびる葉脈が特徴的。
今年は宇治川畔で見られなかったヤブムラサキですね。もう綺麗な実になっていました。
ムラサキシキブなどと違い、萼のところが毛深いです。
岩肌が独特ですね~
地学に詳しい方がいらっしゃったら説明を聞きたいものです。
そこに生えていたシロヨメナ・・・かな?
この辺りで生えていた数少ない花のひとつです。
ギボウシはもう実になっていました。
そしてついに見たかったあの花が。リンドウ・・の蕾です!
すこしタイミングが早すぎたのでしょうか。
目を皿のようにして探すと、たった一輪でしたが、少し開いている花がありました。
前回5月に行ったときはフデリンドウ(ハルリンドウ?)を見かけて感激していました。
今回は本家のリンドウです。
テンションが上がりますね~
とはいうものの、これ以上先に行ってもなさそうだったので、少し場所を変えることにしました。
【撮影:2021/10/9 大江町】
おはようございます。
この辺り一帯は蛇紋岩が多かったと思います。
写真ではよく分かりませんが、つるつるすべすべして緑色っぽい岩石なら蛇紋岩だと思います。
火成岩に分類されますが、地球深くのマントルを構成するカンラン岩が水と反応してできる岩石で、変成岩です。
地学に詳しくありませんが、多分そうなんじゃないかなと思って。
当たっていなかったらごめんなさい!
一番かも?!
私が特別早いと思ったらfukurouさんがもっと上手だった 笑
鬼伝説も変わっているのね。
楽しそう。
リンドウは今 咲いているの?
初めて見つけた時は舞い上がってしまうね。
大江山の鬼、ハートマークの目ですか、
微笑ましい鬼になっていますね。
ヤブムラサキって言うんですね。
これは私だと、ムラサキシキブかなぁって思ってしまいます。
アキチョウジ、秋らしさを感じる花、
こんなのに出会えたら、嬉しくなっちゃいます。
リンドウの蕾、この長さと低さ、くるっとした形、まさにリンドウ、
山の中だと寒さもあるんでしょうけど、
咲いていくのに健気さを感じます。
昨日こちらは雨の一日でしたが、
今日は秋晴れの気持ち良い一日になりそうです^^
大江山と聞くと、すぐに歌いたくなります。
「昔丹波の大江山 鬼ども多く籠もりいて…」
この鬼さん達は♡マークなど付けていて、ちっとも怖くないですね。
マスクもしてる。(^^♪
林道に咲いていたアキチョウジ、綺麗な色ですね。
アケビを食べたこと無いですか。
子供のころ母の実家の山で採って、食べたことがあります。
白い部分がうっすらと甘いですが、種が多くて食べた気はしませんでした。
皮を炒めて炒めて食べる人もいるようです。
fukurouさんは地学にお詳しいようで、ブラタモリみたいですね。
開きかけのリンドウに見とれました。
お時間あるとき、私の一昨日の投稿も見てね。
地図で府道9号線を確認しました。
宮津街道と呼ばれる道のようで、途中に元伊勢内宮・外宮があるのが分かりました。
以前、このブログで拝見したのを覚えています。
お花は、秋を代表する花のひとつ、リンドウが見つかってよかったですね。
この花は晴れたときしか開かない、しっかり者です。
また、雄しべ先熟なので、最後の写真では柱頭はまだ閉じているようですね。
写真を撮るのに結構苦労する花だと思います。
一番にコメントいただいたのに、お返事がいつものように遅くなってすみません。
さすがですね!
そういえば、大江山に自生するヒュウガミズキは蛇紋岩地に生えると聞いたことがあります。
蛇紋岩がどんな岩石なのか、その時に調べたらいいんですけど、地学には全く興味がなくて^^;
化石堀りなどされるfukurouさんですから、きっと岩石にも詳しいんでしょうね~
ありがとうございました。
早くからコメントありがとうございました!
ハートの目の鬼さん、可愛いでしょ。
13体もあるって、あとから知りました。
いつも行き当たりばったりなので、見逃しているものがいっぱいあります。
(植物は見逃しませんけど・・・笑)
リンドウもお目当ての一つだったので、咲いていて良かったです^^
この花を見ると、銀河鉄道の夜を思い出します。
なるほど、確かに今は鬼といえば鬼滅ですね。
鬼滅の刃に出てくる鬼とは全く似ても似つかぬ愛嬌のある鬼たちに癒されました(笑)
ヤブムラサキは地元の里山にも結構普通に生えていますが、今年はどうでしょう。
時間があったら、明日見に行ってみます。
宇治や宇治田原にも結構色々な花が咲いていますが、アキチョウジやリンドウは見たことがありません。
なので、今回花が見られてとっても嬉しかったです^^
大江山といえば鬼、鬼を退治したのは頼光さんですね^^
それよりずっと昔にも、聖徳太子の弟が鬼退治に行ったという伝説もあるようです。
なぜ大江山に鬼伝説が色々生まれたんでしょうね~
アキチョウジは沢山咲いていて、写真も沢山撮ったのですが、どれも青っぽくなってしまい、この一枚しか残りませんでした。
難しいです・・・
アケビ、昔召し上がったのですね。
確かに種が沢山ありそうなので、食べるところは少なそうですね。
皮も食べられるんですか!
それは知りませんでした。
今は、デパ地下の果物売り場などで高値で置いているそうですね~
fukurouさんがブラタモリ。
ほんとそうですね!
化石にもお詳しいですし。
色々教えていただかなくては・・・
夜分遅くにお邪魔します。
冒頭からかわいい鬼さんが登場したので、今回は鬼一色で終わるのか。
と思ったのもつかの間、やはり本職の花に繋げましたね。(^.^)
「花は撮っても、花取るな」、なかなか洒落た標語を考えたものです。
アキチョウジは初見です。爽やかな雰囲気の咲き方ですね。
シロダモ、ヤブムラサキも初見です。というより実は全くわかりません。
岩肌に咲いていたシロヨメナを撮れるのも、コンデジの威力ですね。
野生のリンドウはもちろん私は見たことがありません。
やはり、この花も野生で見つけるのは難しくなっているのでしょうか?
野生の花を採って、持ち帰る人がいるから、「花は撮っても、花取るな」
の看板を立てるのでしょうね。