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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ブナやカエデの黄葉も・・・~京都府立植物園1201#3

2018-12-04 05:25:35 | 植物
今日は予告どおり黄色く色づいた葉、京都府立植物園で見た黄葉の特集です。

まずは生態園で見かけた見事な散り黄葉・・・



横を見ると、イタヤカエデ(ムクロジ科カエデ属)の樹名板が・・・
幹にはわずかしか葉が残っていませんでしたが、間違いなくイタヤカエデでした。




さてさて、復習です。
なぜ、秋になると葉が黄色くなるのでしょう?

はい、そうですね。
緑の葉に含まれるクロロフィル(緑)とカロテノイド(黄)のうち、クロロフィルが先に分解するので黄色く見えるのでした。
ちなみに、赤くなる方(紅葉)はクロロフィルの分解と並行して赤い色素のアントシアニンが出来てくるからでしたね。
毎年説明をどこかで聞くのですが、すぐに忘れてしまうのでブログに残しました。
しつこくてすみません^^;

ということで、こちらはカラコギカエデ(ムクロジ科カエデ属)の緑、黄色、赤の混じった黄葉です。




この木は全体としては黄色になっていましたが、別の場所にあったカラコギカエデは紅葉していました。




カツラ(カツラ科カツラ属)も黄葉するタイプ。
宇治市植物公園では早々と落葉していましたが、こちらではまだ結構綺麗に黄いろくなった葉が残っていました。



         


黄葉の王様、イチョウですが、もうほとんど散ってしまっていました。

         

歩道には散イチョウが・・・




おや、遠くに黄色い灯りが見えます。それとも、だれかがナツミカンか何かを置いたのでしょうか。



あれれ?
                 


なんと、オオバギボウシの葉が見事に黄葉していました。草紅葉ではなく、草黄葉ですね!




本日ラストは生態園のこの木。
ブナ(ブナ科ブナ属)。毎年見ていますが、黄色とオレンジ色が混じった黄葉が独特です。






さて、3日にわたり見ていただいた紅葉・黄葉特集は今日までです。
明日は花の予定ですが、さて、何が出てくるでしょうか?











コメント (14)
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