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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-11(lab)】こんにちは。ミニストックです。-新潟の小さい家-

2021-06-20 21:31:29 | ministock-11(lab)
ミニストック-11のオーナーSさんから、のれんができたので是非見に来てくださいとお声がけいただいたので、ミニストック-09のオーナーKさんご家族とお邪魔してきました。

というのも、先月Sさんから「ラボにのれんをつけようかと思う」とご相談があったので、
それならば、Kさん家に学びに行きましょう(ただ行きたいだけ)
Kさんものれん付けたから、見たり聞いたり参考になると思いますよ(ただ行きたいだけ)

となって、すぐ次の週くらいにKさん家に伺ってきたんです。(成功!)
そのお披露目ということでKさんご家族と我が家でお邪魔してきたんです。

もう最高の佇まいじゃないですか!!!!!!
今回は白地に黒文字ですが、モイスとコーディネートしたということ。
確かに合ってる。

つーか。

つーかですよ。

のれんに

ministock-11

の文字

オーナーさんに「ミニストック」というネーミングを気に入っていただいているのが、何よりもうれしいです!

玄関といえばお住まいの顔。
そこにミニストックの文字を入れてくれるんですから、設計者としてはこんなにうれしいことはありません。

ちなみに、ミニストックの意味って何?
先日、神田さんのTalkTalkTalkで質問されました。

miniは、そのまんま「小さい」という意味です。
stockは、直訳では在庫ですが、残るという意味合いで使っています。つまり「持続可能」という意味。

まとめると「小さな持続可能な住まい」という意味。

10年も前からSDGs的な事考えてたの?
うそでしょ。今作ったんでしょ~と、疑われましたがホントに本当です。

世間が10年遅れでやっと追い付いたんです。

と、話は戻ってSさんに現在のお住まいぶりもいろいろ教えていただきました。

まずは建物の裏にある家庭菜園スペースへ
無農薬にこだわって育てられているそうです。いろいろ試行錯誤されているとのことですが、それが楽しいんですよね。
とにかくたくさんの種類のお野菜やハーブがありました。
「家と庭」というキーワードを良く聞きますが、
「家と畑」こそが、なんて思ったりもしました。
建物の雰囲気とも合ってるし、素敵です。


そして、
とりあえず座ってみたくなるベンチに「案の定」座ってみる鈴木家の面々

の足元のお花は数種類のタイムが植えられていました。

そう、基本食べられる植物に建物が囲まれているんです。

小さなお住まいですが、すごく豊かな暮らしというか、暮らしについてすごく真正面から向き合っている印象を受けました。
それは、今私が一番注目しているキーワードでもあって、豊かな暮らしって結局は抽象的な言葉でしかないんですけど、「暮らす」ということに対して素直に向き合う事を最近よく考えます。
食べること
寝ること
片付けること
くつろぐこと
の整え方にすごく興味があります。

みたいなことを考えながら、みんなで17坪のお住まいの中に入りました。

17坪ですよ。

17坪しかないのに、
みんなでキャットウォークで遊びだすっていう。

この光景を見て、住まいって広さじゃないなって思いました。

居心地の良さが暮らしを整えてくれるんだろうって。(知ってたけど)

敷地全体で暮らしを表現するSさんファミリーは本当に素敵だなと思いました。

最後に家庭菜園で収穫されたお野菜で作った夕食をご馳走になって帰ってきました。
本当においしかったです。

Sさん、ごちそうさまでした。

オーナーさん同士がつながるミニストックの暮らし。
皆さんもいかがですか。



おまけ
今日のハート君


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