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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-04】スピンオフ-建築家の小さな自邸-

2022-08-31 22:09:38 | ministock-04
解体が終わって約2か月経ちますが、地盤調査したくらいでなかなか進んでいません。
現在お打合せ中の方も同じことを思っているかもしれません。

すみません。
中々業務が立て込んでいまして進みが遅い状況です。

さて、仮住い生活も2か月が過ぎたということで、ここでの感想を。

建物は鉄筋コンクリート造の3階建てで、我が家は2階の中住戸に住んでいます。

眺望を優先したので仕方ないと思っていますが、やっぱ駐車場までが遠い。
つまり、キャンプ道具を運ぶ気になれない。
キャンプってマンション暮らしの方が、土に憧れて始める趣味の一つと思っていましたが、逆でしょ。これ。
マンション暮らしの方は、キャンプしようとは思わないでしょ。少なくとも私は思いません。
キャンプ場で一式をレンタルできるようなキャンプじゃないと無理じゃないでしょうか。
それひっくるめて、やっぱ戸建てがいいなと思いましたが、今は今でいい経験としてとらえています。

ちなみにマンション選びのコツですが、マンションって最上階とか角部屋の家賃が高いじゃないですか。
実はそこは一番住んじゃいけない場所。
だって、コンクリートの蓄熱の影響をもろに受ける場所だから。

夏冷えにくく、冬暖まりにくいのが最上階と角部屋。

だから、マンションは中住戸を選ぶのがマスト
その中でも1階が一番光熱費を抑えられますが、眺めのいいお部屋に住みたかったので2階を選びました。

仮住いは71㎡(21.50坪)あります。
ミニストック-04は54.45㎡(16.50坪)なので、仮住いの方が5坪(10帖)大きいことになります。

だけど、室内の容積はほぼ同じ。
これがミニストックマジック。

というのを踏まえてこの夏の冷房は、エアコン1台で24時間除湿運転をし続けました。
ちなみにエアコンは6年前のD社のエアコンが元々付いていてCOPを調べたら3.2でしたので、能力的には「中の下」といったところです。

7月の建物全体の電気使用量は476kWh
これは過去のミニストックと比べると2倍から1.5倍位の使用量。
私がここでほぼ一日仕事をしているから使用量が多いのも原因の一つです。

尚、電気代は15823円
旧自宅よりは安いし、全館冷房できているので現時点での不満はありませんが、ミニストックになったらもう一声使用量を抑えられることでしょう。
(あえて、電気代とは言いません。現在電気単価が爆上り中。使用量が下がっても電気代が上がる可能性のある時代に突入中です))


またこの原因の一つとして、ついていたエアコンの汚れも考えられます。

引っ越してきたときから、吹き出し口がカビていてずっと気になっていました。こういうのって入居前のクリーニングでしてくれるものじゃないの?

うっすら気持ち悪さもあったので、エアコンの清掃業者さんにクリーリングを依頼しました。

尚、料金はクリーニング後の防カビコーティング含めて¥15000でした。

D社は熱交換機まではばらせないんですよねぇということで、正面カバーだけ外しての掃除でした。

元の画像はちょっと控えさせていただいて、クリーニング後の写真がこちら。
熱交換器がピカピカになりました。

吹出口もきれいに。

前はここが真っ黒だったんです。
おえ。

で、清掃後のバケツだけ撮ってみました。
衝撃的です。
墨汁レベル。
多分これ6年分の汚れだろうな。

この汚れを通して冷たい空気が出てきても気持ちよくはないですよね。
効率も落ちているはずですので、これでもうちょい電気代が安くなるはず。

2-3年に1回くらいのペースでクリーニングすることをお勧めします。

ミニストックなら家全体でエアコン2台しかないわけですから、そんなに出費にはならないと思います。
2台目以降は割引になるパターンも多いですし。


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