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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-07(lab)】オマージュ-新潟を一望する小さい家-

2018-07-13 20:53:07 | ministock-07(lab)
昨日の記事同様、ミニストック-07も塗装の上塗り工事が始まっています。
来週からはいよいよ器具付けが始まります。

このワクワク感。

まるで金曜日感。

いや、ディズニーランド前夜感。

いや、ワンオクライブの会場前感。

いや、ミニのエンジンをかける前感。

いや、まいっか。

そんな気持ちがこれから竣工予定の7月31日まで続くんです。
いいでしょう。
羨ましいでしょう。
ホントこの仕事をしてて良かった。



と言っても実は、見慣れた光景が現れます。


ミニストック-02から続くラボの顔
画像はミニストック-05より。


同じ使い勝手。
同じデザイン。
同じ佇まい。





ミニストック-01の見学会の時に一番驚かれた場所。
プライバシーとコモンが両立した3帖の個室(個室と言えるのか?)


が、左右反転しただけ。





質感同じで色を変えた場所。
私が提案した理由は「寝るために」。ゴッドYさんの採用理由は「アソビ」。
なぜか意見が一致。


なにかを超越して完全一致。





限りなくワンルーム。
ロフトからリビングが覗ける小窓。
ホントの理由は家中の空気循環。


デジャブ級。


そりゃそうだ、ミニストック-07の2階はミニストック-01を左右反転しただけの同じプランが採用されています。



なぜ?



住まい手が注文住宅を建てようと思ったとき、大きなテーマは「世界に一つだけの家」(鈴木リサーチ。根拠なし)

設計者も同じ。「さらに上。今よりも良く」(鈴木リサーチ。偏見あり)

なのにネイティブディメンションズの場合、どの物件も過去物件の引継ぎがあります。
(ハウスメーカーの様な標準仕様だからとかじゃなくて)

理由は、

設計に理由があるから。



以前、言われたことがあります。

「いちいち、納得できる」って。

07オーナーのFさんに至っては、01にしてくれって言われました。

私にとってはこれが一番の設計冥利に尽きる言葉。


一番を見つけたことがない人が、一番を見つけた時に言う言葉じゃないですか。これって。(妥協なら他の選択肢はいくらでもあります。注文住宅でこれにしたいっていう意味の大きさ)

一番を見つけられなかったから、自分で一番を作ろうとします。



これに対する責任はとっても重大。

結果、他では見たことがないような住まいが完成します。
さっきまでのオマージュが霞むくらいのオリジナル度。

20坪の家にここまで詰め込められる理由は、



設計に理由があるから。








7/28(土)29(日)ミニストック-08(三条市)の見学会情報はコチラ

8/4(土)5(日)ミニストック-07(新潟市西区)の見学会情報はコチラ







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