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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

賢い選択へ

2020-12-03 23:57:59 | 建築法規・施策
去る12月1日に新潟市の中原市長が2050年までにCO2排出を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」を目指すことを表明し、併せて「世界首長誓約」にも署名しました。

この目標に対して新潟市は家庭部門のCO2排出量の削減に力を入れており、新潟市を主な拠点としているネイティブディメンションズはこれを無視することはできません。


まずは個人として国の「COOLCHOICE推進運動」に賛同し、CO2の削減努力に取り組んでいきます。
新潟市もCOOLCHOICE推進運動には積極的で、その運動は家庭部門の中でも特に冷暖房・給湯エネルギーの削減に注目しており、ネイティブディメンションズとしても、その部門におけるCO2削減に取り組んだ住まいを提案していきます。

って、事務所立ち上げ当初より、
っていうか、社会人になった25年前から冷暖房エネルギーの削減に力を入れた住まいづくりを行ってきました。

じゃぁ、何に取り組むかというと、そういった技術を盛り込んだ住宅を分かりやすく説明して、なじみ深いものにすること。

だれに。

それは、この運動は中長期の目標です。
つまり、10年後20年後を目標としているので、その頃住まいづくりを検討する世代。

現在の小・中・高校生あたり

現世代の作り手、住まい手には講習会とか日々の情報発信等ですでに活動しているので、
これからは「数十年後の文化(市場)を作るための活動」も加えていこうかなと。

冷暖房エネルギーを削減する方法は1種類ではないと考えています。
そりゃそうだ、世の中、価値観も違えば収入も違うんだから。
だから、私は私の役割(できること)を理解すること。


COOLCHOICE推進運動(直訳すると賢い選択運動)を通してこんなことを考えています。


余談。

小さい家という選択肢について。
先日、「本当にミニストックはすごい建物だ」とオーナーさんから褒めていただきました。
エネルギー削減から、暮らしに対する機能性、家族とのコミュニティなどなど、総合的に考えられていてもっともっと普及するべきだから、いつでも検討中の方連れてきてくださいって。

学生連れていけばいいのかな?

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