native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

ヨミガエル記憶。

2017-06-22 08:01:56 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は終日上越で既存住宅状況調査技術者の更新講習を受けていました。
昨年も更新講習受けたんですけどね。

というのも、平たく説明すると今まで民間資格だったものが国のお墨付き資格に切り替わるので、そのためには改めて資格を更新してくださいというもの。

また、お金取られるのぉ-。

積極的に使っている資格ではないので、完全に気が進まない、乗らない、盛り上がらないの3拍子揃っていたところ、すっかり新潟会場が満員御礼となっていて、

「まぁ、これから必要になる資格だしな」と、重い腰が上がったころには上越しか空いてなかったという・・・

1日たっぷり講習と修了考査を受けて、過去の記憶をよみがえらせてきました。

そして終了後、「このまま帰っちゃだめだろ」
と貧乏性が発症。

とりあえず会場目の前の直江津駅に行き、周辺情報を仕入れます。

なんだかよく分かりませんが、案内図に載っていた国分寺の佇まいに妙にそそられて行ってみることに。


平日の夕方という事もあり、静まり帰った境内はとても心が落ち着きます。




いえ、実はそんなに落ち着いていませんでした。

駅で買ったコッペパンを食べながらお寺に来たんですが、このコッペパンが美味しすぎて、頭の中をぐるぐるしてました。
駅のキヨスクでたまたまレジ前に置いてあったんです。
とりあえず地物を食べとこうと思って、手にしました。(地物がパンっていう・・・)

ところが食べてみると、2年前に惜しまれつつ閉店した近所の南雲ベーカリーのコッペパンに味が似てるんです。
上越でそんなフラッシュバックが起きるとは夢にも思わず、みるみる記憶がよみがえります。

これは絶対家族にも食べてもらわないと。
店が閉まっちゃう。
急がないと。
さっきのキヨスクでまた4つも買っちゃうと、どんだけわんぱくだよとか思われちゃうかな。
いや、そんな事言ってられない。
負けられない戦いがそこにあるんだから。

↑ 静寂の境内で本堂を眺めながら思っていたこと。

この戦いを制し、無事家族に喜んでもらいました。
良かった、良かった。


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