この服も直線立ちで型紙はいらない。
前身ごろを後身頃より10センチ長くしたのが胸元のドレープになっている。
肩を縫い合わせた衿繰り側にまちを入れた。
横が開きすぎるためと動きも出来る。
袖開きの位置で切り替えて下になる長方形部分に黄色のカディー(手織り手紡ぎのインド綿)とアブラチャンの葉で染めた草木染の布を使った。
カディーを使って縫った。
基本的には同じデザインだが上部の長方形を長くして袖とした。
このデザインは8年ほど前ピパリさんがガディーやインド服をインドで仕入れたのを花の店野草(イエツァオ)で売る催しをしていたときに出来た。
日本の着物、インドのサリー、東南アジアの民族衣装、南アメリカのポンチョと直線立ちの服は意外と多い。
このデザインはベストにもなる。
妹のきんかんとのコラボでクラフト展(イエツァオグループによる)で作っているベストもこのデザインの延長のものが多い。
(写真はクリックすると大きくなります)
その名の通り、実から油が出てきてシワシワになり、中身はカラカラという音が鳴ります!
お気に入りの実の一つです。
また花の店「野草」で初めのほうに買った、泰山木の実を使ったものも、すごく印象深いです。
なんと、その泰山木は娘の通っている小学校のシンボルツリーになっています!
不思議な縁です。
あいかわらず都心で植物観察生活ですね。
アブラチャンが小石川植物園にあったのは知りませんでした。
この布は清里で採集した葉で染めたのですがオレンジがかったとてもキレイなクリーム色に染まって感激しました。
金生町ではあまり泰山木の木はなく実は拾ったことがありません。
葉は何とか調達して正月飾りは作り続けていますが・・
sakuraさんのような植物好きな人には街路樹、植物園,公園が多く、意外とと東京は植物の宝庫なんですよね。