大正四年十二月九日に、北海道北部の苫前町から奥地に入った六線沢という
開拓で、日本獣害史上最大の惨事と言われる三毛別羆事件がおこる。
実際におこった事件であり、ノンフィクション・ノベルという分野の作品。
さて感想。
とにかくすごいんですってば!!
そのへんのホラーなんて「けっ」ってなるくらい、ものすごい恐怖感に
襲われます。
面白かったです!!
冬眠の時期を逸した羆(ヒグマ)が、わずか2日間に6人の男女を殺害します。
想像してみて下さい。
静寂に包まれた夜の闇に、野獣の体臭がし、荒々しい呼吸音とともに
突き進んでくる羆(ヒグマ)。
そして人間はなすすべもなく、生きたまま食い殺されるのです。
暗闇に響く人骨を齧る音。
「ぎゃーーーーー」って感じでしょ(>_<)
ちなみに、登場する羆は巨大(2.7メートル、体重は383キロ)
羆は、凶暴であり狡猾な生き物です。
自然そして野性動物を前にすると、人間はなんと無力なことか
思い知らさせます。
肉体的にも精神的にも追いつめられた村民たちは果たしてどうなっていくのか。
その土地で暮らすには、確実に羆を仕とめなければならないのですから。
とにかくリアルで、臨場感がありました。
どきどきはらはらしながら読みました。★★★★★
感動して涙を流すのもいいですが、こういう作品もええですねぇ(^_^)
参考になりましたらクリックをお願い致します。
↓
【ほんぶろ】~本ブログのリンク集
開拓で、日本獣害史上最大の惨事と言われる三毛別羆事件がおこる。
実際におこった事件であり、ノンフィクション・ノベルという分野の作品。
さて感想。
とにかくすごいんですってば!!
そのへんのホラーなんて「けっ」ってなるくらい、ものすごい恐怖感に
襲われます。
面白かったです!!
冬眠の時期を逸した羆(ヒグマ)が、わずか2日間に6人の男女を殺害します。
想像してみて下さい。
静寂に包まれた夜の闇に、野獣の体臭がし、荒々しい呼吸音とともに
突き進んでくる羆(ヒグマ)。
そして人間はなすすべもなく、生きたまま食い殺されるのです。
暗闇に響く人骨を齧る音。
「ぎゃーーーーー」って感じでしょ(>_<)
ちなみに、登場する羆は巨大(2.7メートル、体重は383キロ)
羆は、凶暴であり狡猾な生き物です。
自然そして野性動物を前にすると、人間はなんと無力なことか
思い知らさせます。
肉体的にも精神的にも追いつめられた村民たちは果たしてどうなっていくのか。
その土地で暮らすには、確実に羆を仕とめなければならないのですから。
とにかくリアルで、臨場感がありました。
どきどきはらはらしながら読みました。★★★★★
感動して涙を流すのもいいですが、こういう作品もええですねぇ(^_^)
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『羆嵐』、怖そうですね。怖い夢を見そうです。吉村昭さんは、極限状態の設定の作品が多いように思います。
今は、もう少しソフトな作品を読むことにしますね。夜、うなされがちの昨今ですので。
今年もいろんな本のご紹介、楽しみにしています。よろしくお願い致します。
あけましておめでとうございます。
『羆嵐』怖かったですが、残虐なところは
あまりなかったかな^^
淡々とした文章の吉村の作風のせいか
私は怖い夢は見ませんでした。
文庫で薄いので、機会があれば是非(^_^)
ちなみに今読んでいるのは『漂流』です。
これも強烈です^^;
こちらこそmollyさんのブログ、楽しみに
しています。
今年もどうぞよろしくお願い致します(*^_^*)
はじめまして。
コメントありがとうございます。
山岡銀四郎かっこいいですよね!!
嫌われ者で、暗い影を背負っていますが^^;
これは夢中で読みました。
吉村さんにはハズレがないです。
「最初に女を食った羆は、その味になじんで
女ばかり食う」という記述がものすごく
怖かったです。