加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

4月になれば彼女は。

2012年04月03日 18時57分43秒 | 公園のつぶやき。
ちょうど一年前の4月3日、わたしの娘が亡くなった。
19歳だった。6月になれば二十歳になるところだった。

紋切り型の表現だけど「心が固い鎧に覆われたかのように」、娘の死を掘りさげて考えることができない。
ただ、このアルバムにある小品、「4月になれば彼女は」という曲が浮かんでくるだけである。

April come she will
4月になれば彼女は

と歌い始めて、恋が芽生え、そして、心変わり、やがて

August die she must
8月、彼女は死んでしまう。

という、もの悲しい歌である。
わたしの娘は、4月、人生の入り口に立ったまま、遠い世界に旅立っていった。

April come she will die.
残されたわたしは、これから毎年、こんな気分になるんだろう。


2012年4月3日 風の強い日に。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
風が凄い (横着星)
2012-04-03 20:47:02
都心も今日は去年の3・11以来三度目のマヒ状態です。
しかし最近日記がポツポツUPされるようになって一寸安心しました。
何時かまた京都、または第三新東京でバカ騒ぎしたいですね^^
ではでは。
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車が横転しそうに。 (加地 尚武)
2012-04-03 21:20:50
どもども、おひさしぶりです.
一番風が強い時間に軽自動車に乗ってたら、ふわっと片方が浮きそうに(笑
横転はヤダ、と思って踏ん張りました。
ではでは。
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Unknown (んが)
2012-04-04 00:40:26
お久しぶりです。私も2月に父を亡くしたばかりで何となくお察しします。

お元気になられることをお祈り申し上げます。
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ありがとうございます。 (加地尚武)
2012-04-04 06:33:47
お久しぶりです。ミクシイの書き込みはたまに読まさせていただいてました。
いまは、残された家族が顔をあげて生きていくことを望んでるんだ、と思うようにしています。
では、また。
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