加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

バスに揺られながら読む本。

2006年05月28日 00時56分16秒 | 本のこと。
ひさしぶりに路線バスというものに一時間くらい揺られていたので、文庫本を読んだ。

仕事の資料でしょうがなく読むとき以外は、文庫本というものを、あまり読まない。

気取っているわけではない。

老眼になっちまったのよ(笑)。

バスの小さなシートに丸くなるようにして座り、文庫本を目にくっつけるようにして読んだ。

読んだのが下の本。

考現学入門

筑摩書房

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でもって、恥ずかしながら、「考現学」という言葉が、「考古学」と対であることに気がつきました。
あ、いや、笑わないで。

その考現学の始祖である今和次郎の本。人間くさい、ユーモラスな文体。80年前という時代を感じさせないところは、背後にある科学的精神のせいかなと思う。

考えてみると、いま人気のあるエッセイの非常に多くが影響を受けてるような気がしますね。この人の。

じゃ。

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3 コメント

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どーまんせーまん (横着星)
2006-05-28 01:03:49
「考現学」と言うとどうしても「帝都物語」を想起してしまう私は死んでも変わり者・・・は、いーとして。 バス(車)の中で良く本読めますねえ、私は電車・船・飛行機内なら大丈夫ですが車の中だけはダメです。 
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Unknown (Unknown)
2006-05-28 15:11:41
路上観察で有名な荒俣さんを連想するのはむしろ普通なのでは?

わたしは、赤瀬川源平の「トマソン物件」を研究する学問ではないかと思ってました(笑)。



バスはねー。酔うことがありますが、京都市内のバスは停まってる時間の方が長く感じるので平気です。
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名前入れるの忘れた。 (加地 尚武)
2006-05-28 15:13:13
アンノウン星人になってしまった。
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