加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

ツール・ド・東北2013に行ってきました。(その1)

2013年11月10日 20時48分22秒 | 自転車と旅、メシ。
題名のとおり、ツール・ド・東北に行ってきた。

西濃運輸がやっているカンガルー自転車イベント便を使って、まず自転車を石巻に送り、わたしは11月1日金曜日の夜、サンライズ瀬戸という夜行列車で東北をめざした。



動くビジネスホテルといった風情のサンライズ瀬戸。香川県の坂出を午後9時45分に出て、朝の7時には東京に着く。
わたしが予約したのは、「のびのび座席」というやつ。フェリーの雑魚寝部屋よりも少し個人のスペースが確保されているという感じ。



固い床の上に寝るので、枕がわりになるものは必須。薄いシーツと枕カバーはある。
しかし、これでも山小屋で熟睡できるわたしには十分すぎる。
そりゃ格安高速バスの方が安いけど、バスの特有の感じが嫌い。深夜の駅が好き、となると夜行列車しかない。



東京で秋田新幹線に乗り換え。三時間ほどで仙台へ。てか、東北新幹線て、カッコいい車両が多いね。なんだか、子供の頃の漫画に出てきた「みらいのれっしゃ」そのもの、って感じ。終末論ブームの70年代初頭に思春期を過ごしたわたしが21世紀に生きているのはとても不思議な感じ。



仙台から石巻に直通の、仙石線に乗り換え。しかし、いまだ一部の線路が復旧していないので松島海岸駅から矢本駅まで代行バスを利用するしかない。途中、津波でやられたコンビニに隣接する駅や、破壊された線路が見える。



石巻といえば石ノ森章太郎先生だろう。仮面ライダーや009、001をだっこしたフランソワが迎えてくれる。じつは003フランソワはわたしの初恋の人なのだ(笑)。
時計を見ると午前11時。13時間電車に乗っていた計算。



石巻駅の駅舎を撮る。いいなあ。いい感じにプリティな駅舎だよね。
駅からタクシーで石巻専修大学へ。ここで当日の受付をしているのだ。

受付を済ませ、ホームステイ先のМさんのお家に歩いて向かっていると、そのМさんからお電話。
途中でМさんの車に乗せてもらい、ご自宅へ。
会社経営をなさっている立派なお家である。

いろいろと世間話をする。
夕方同じ家にホームステイするもう一人の参加者Sさんがやってくる。わたしは愛媛でじゅうぶん遠くから参加したと思っていたのだが、なんとその方はロスアンゼルス在住の日本の現地法人の社長さんだった!
「海わたって東北に来っていっても瀬戸内海と太平洋ですか~」(笑)

と盛り上がった。

その後、Мさんのご家族と食事。どれもおいしくいただいた。感謝。
いよいよ明日はツール・ド・東北。日本は全国的に雨という予報だが宮城は比較的よさそう。
とにかく焦らず楽しもう。

てなことでその2に続きます。

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