加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

【おんがく】恋人になろうよ、アメリカを探しに行こう。

2005年11月09日 03時04分21秒 | 音楽・映画のこと
英語はからっきしだめだ。
外国人に話しかけられそうになったら、あわてて逃げる。

でもなぜか、極端な洋楽党なのだ。で、世の中の「歌詞」というものの中で、いちばん好きなのは、ポリス時代のスティングに並んで、サイモン&ガーファンクルの、ポール・サイモンの傑作「アメリカ」の歌詞なのだ。

"let us be lovers we’ll marry our fortunes together"
"i’ve got some real estate here in my bag"

と、歌い出しを聞いたとたんに、胸がしめつけられるような気がする。
でも、ここだけ書き出したらふつうのラブソングのようだけど、読んでいくと、ひと味違う。孤独なふたつの魂がさまよううちにめぐりあって、さらにおおくの孤独なひとびとと出会うといった感じの詩に思える。

全文はここにある。

"kathy, I’m lost," I said, though I knew she was sleeping
I’m empty and aching and I don’t know why

バスや電車に乗って、窓の外をぼんやりと眺めていると、この部分を思い出すことがある。

漫画家の柴門ふみ氏はペンネームに「柴門(サイモン)」と付けるほどポール・サイモンのファンなのだが、あるマンガで、この「アメリカ」を引用していた。

ぼくも大ファンだ。おまけに誕生日も一日ちがいだし、体型も似ている(笑)。

べつに深い意味は無いのだが、真夜中に執筆をしているとふと思い出したので書いてみた。

じゃ。

サイモン&ガーファンクルのすべて
サイモン&ガーファンクル, ポール・サイモン
ソニーミュージックエンタテインメント

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