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加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

「ライブドア」って「何屋」さんなんだろう?

2006年01月19日 00時44分24秒 | 公園のつぶやき。
今日は株式市場が大変なことになっていた。
具体的なことは今後の捜査と報道を待つことにして、昨日にから今日にかけて思ってたことを書いてみる。

書くのが恥ずかしいのだが、「ライブドア」って何屋さんなんだろうと前から思っていた。

無料のプロバイダや、ポータルサイトをやってるのは知ってる。弥生会計を買収したので、ソフト会社の親会社なんだろうなとは思う。

だが、本社のライブドアが何かを売って(もちろん形に見える製品とは限らなくて無形のサービスも含む)、その利益で会社を運営しているっていう感じが希薄なのだ。
売れるとはとうてい思えなかったLindows(Linspire)の販売権を持ってた会社?



ここで高尚げに「虚業」なんて言葉を振りかざすつもりはない。素直に疑問に思っていたのだ。

ホリエモンのキャラも、どこか無理しているようでテレビで観るのはあまり好きではなかった(美人秘書はウラヤマシイ)。


告白すると、わたしにとって「ライブドア」とは、洋ゲーを日本語マニュアルを付けて売る会社である(まあ、ローカライズもあるんだけど)。

http://game.livedoor.com/pkg/

儲かるような商売じゃないと思うが、なんとなく印象にある。
いや、別に洋ゲーするのならここの商品になったもの買わなくてもいいので、購入したことはないのだが。

いかん。気の利いたことを書こうと思ったのだが、アホなこと書いてしまった。すんまそん社会派ぢゃなくて。

いきあたりばったりな小説作法。

2006年01月12日 00時56分59秒 | 公園のつぶやき。
こんばんは。今夜も起きてます。
いま、ちょっとあんまり構想を練らないで長編小説を書き始めたことに気がついて(笑)、もう一度話を整理すために、梗概(あらすじ)を書いていました。

以前このブログにも書いたけど、着想を練るのはOnenoteで、プロットはWORDのアウトラインモードで、資料整理はEXCELでやってます。

とりえあず、いまはWORDでいままで書いた分量を自分で要約してみました。つまり、あらすじを書いた創作メモから本文へ、そしてまたあらすじへと、インスタントラーメンにお湯を注いでまた乾燥させるようなことをやってみてます。

シーケンシャルに時間が流れていく福音の少年と違って、ある程度時間を前後させた小説なので、流れを整理するつもりでした。

もうちょっとしたら、寝ます。

あ。なんか、作家っぽいブログ? いや、ちがうな。

大晦日に一年を振り返る。

2005年12月31日 11時03分05秒 | 公園のつぶやき。
ああ、気がつくと一週間もブログを放置していました(汗)。

いま、書斎で執筆の合間にぼーっとネットしてました。というか、ネットの合間に執筆してるような時間配分になってそうでいけません。

2005年は公私ともに非常に思い出に残る出来事が多い一年でした。
執筆活動に限って言えば、7月25日に三冊目の小説を出したと思ったら、10月にいきなり出版社がつぶれてしまうという、なかなかできない体験をしました。

2006年はどんな年になるんでしょうか。
いい年になるといいな、と思います。


ほんと、息抜きにしても、ひどい文章ですね。小学生の冬休みの作文みたいだ。
いや、ちょっといま長編小説が煮詰まってて、なんか、こう、ふつうの文章が考えられないんです。

ともあれ、このブログを読んでいただいてるみなさん、わたしの本の読者のみなさん、この一年ありがとうございました。

BGMはツェッペリンのIIでした。いやー、年末に聴くのは最高です。

Led Zeppelin II
Led Zeppelin
Warner

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ノラ・ジョーンズで起きる日曜の朝。近況報告なブログ。

2005年12月11日 11時52分46秒 | 公園のつぶやき。
ひさしぶり。
11時に起きて、iTunesを立ち上げたとこ。
ノラ・ジョーンズのこのアルバムを聴いている。穴だらけのスポンジに水が染みていくように、この音楽はぼくの身体ぜんたいに染みこんでいく。

Come Away With Me
Norah Jones
Blue Note Records

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金曜日、中華料理屋さんで紹興酒飲み過ぎて、土曜日はごろごろしていた。


ちょっと元気になったかなと思ってゲームをした。
合衆国大統領が強化スーツをまとってクーデター軍と戦うこんなゲーム。

メタルウルフカオス

フロム・ソフトウェア

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バカバカしくてむちゃくちゃ面白い。脳内麻薬だだ漏れ状態でマシンガンを撃ちまくる。初代Xboxを持っていて、この「暴走大統領」を持っていないひとはまさかいないと思うけど、念のためにおすすめしておく。

ノラ・ジョーンズのアルバムを聴き終えたら執筆にとりかかろうと思うのだが、今度はお腹が空いてきた。


報告したいのはやまやまなんだけど、先々週から事情があんまり変わっていない。

夜はまだ明けない。

2005年11月29日 06時03分23秒 | 公園のつぶやき。
ベトナム戦争という戦争があった。いまにして思うと、イラク戦争以上に愚かしく、意味の無い、残酷な戦いだった。

アメリカが、ベトナムの森や水田を破壊するために枯葉剤をまき散らしているころ、わたしは、テレビのドキュメンタリーで、あるベトナム人の農民の女性の言葉を耳にした。

「明けない夜はない。わたしたちはここで戦いつづける」

それから何年も経っているのに、わたしはこの言葉を忘れることができない。
明けない夜はない。地球が自転している限り、朝はやってくる。地球が公転している限り、季節はめぐる。

おおげさなたとえですまない。いま午前六時。わたしは、出版するあてのない小説を書いている。
外は真っ暗だ。

だが、明けない夜はない。

動画配信サービスの総利用時間でGyaOが60%近くのシェアを獲得

2005年10月28日 00時07分43秒 | 公園のつぶやき。
動画配信サービスの総利用時間でGyaOが60%近くのシェアを獲得

リンク先の通りである。USENが行っている無料の動画配信サービスのGyaOが、総利用時間で60%近くのシェアを獲得したというニュースである。

確かにCMは入るが無料だし、コンテンツも充実してきた。わたしは自作AT互換機で執筆しながら息抜きでノートパソコン(東芝の安いノートPC)でGyaOを視聴している。
おかげで見逃していた映画「ピッチブラック」や「TV版デューン」シリーズを見ることができた。コンテンツ調達経費が大変らしいが、がんばっていただきたいものだ。

で、思ったのが、CF入りでいいから、ビデオiPodで観られたらいいのに、ということである。そりゃ、ダウンロードさせてしまったら、CFをカットされる可能性があるので問題はあるだろうが、そこは技術でナントカしてもらって。
いや、いまのiTMS-Jで売ってるビデオクリップにもう一つ魅力を感じないのだ。あれに300円払うんなら2曲買う方がいいような気がする。
実は黎明期のCGアニメが大好きなので、もう一つのウリであるピクサーの短編はほとんど観ているし。

その点、無料のビデオ番組をiPodで観られないものかと思った次第である。

きょうの雑感。

2005年10月21日 05時38分15秒 | 公園のつぶやき。
いま朝の5時半。起きてデスクに向かっている。

AT互換機のデスクトップからファイルサーバーにしているiBook G4のフォルダを開く。

頭の中は空っぽである(笑)。

登場人物たちを起こして、今日の分の指示を出し、芝居をさせる準備をする。
わたしの指示はおおまかである。いい加減な監督なのだ。

「そこで怒って」
「どんなふうに怒るんですか」
「てきとうに怒って」
「適当にって言っても」
「だから、その場に合うようにいいように怒ってくれ…何行おれの登場人物やってるんだ…ったく」

という感じである。
じゃ、はじめよう。
シーン、第○章、第何パラグラフ、スタート。

【プチ絶食】何事も中道がいい。

2005年10月16日 21時24分21秒 | 公園のつぶやき。
ところで、プチ絶食三日目の晩、お粥を食べた。
おいしい。米というものは、こんなにおいしい物かと思った。

大げさだけど、絶食しているとき、イエス・キリストとブッダの事を思い浮かべていた。人間、空腹と禁欲の極限状態に置かれると、いろんな幻覚を見る。荒野で修行している最中に悪魔に誘惑され~というのは、100パーセント自分の心が造り出した物だと思う。

そういや、ブッダが断食をやめたときに、スジャータという娘に白い粥をもらいますね。最近コマーシャル見ていないんだけど、「白い広がりスジャータ」というCMソングが頭に浮かぶ。

全然なんの関係もないのだが、イラストはジャック”キング”カービーというマンガ家が描いたFFの悪役Dr.ドゥームと、シルヴァー・サーファーというキャラである。このシルヴァー・サーファーは、前日の記事で言う「宇宙の帝王」ギャラクタスの水先案内人なのである。一部に熱狂的な人気を博し、スピンオフして独立したシリーズになった。
いっときスタン・リーはこの「シルヴァー・サーファー」の映画化を企てていたが、実現しなかったようだ。
アメコミ映画化ブームのおり、映画化の話が復活しないかなと思う。

今日はそんなとこである。
じゃ。

【FF】王(キング)と呼ばれた漫画家と王である悪役。

2005年10月15日 16時46分33秒 | 公園のつぶやき。
わたしにとって。「FF」といえば「ファンタスティック・フォー」である。決して「ファイナル・ファンタジー」ではない(そもそもRPGは嫌いだ)。

こんどの映画「ファンタスティック・フォー」のなにがいけないって、悪役がいけない。コミック史上で人気の悪役ベストなんぞを企画したら必ず上位に入るであろう「Dr.ドゥーム」が怖くないのだ!ミスキャストというよりなにより、設定そのものが変えられているのだ。ヒーロー側の四人はそれぞれ個性的でまあまあの魅力を持っているのにくらべて、悪役が弱いために、わたしの中では名作になりそこなってしまった。

そもそも、ヴィクター・フォン・ドゥームはバヴァリア山脈にあるラトヴェリアという小国の独裁者なのである。若い頃アメリカに留学したときにミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズと知り合っているというのは原作どおりなのだが、なんで青年実業家で、いっしょに宇宙線を浴びなきゃならないのか、それがどーももうひとつだし、よしんばその改変を受け入れても悪の道に落ちていく過程がいまひとつ物足らない。

娯楽映画はやはり悪役が活きていないといけないという例を観たような気がする。

ところで、イラストはこの偉大なマンガ「ファンタスティック・フォー」のスタン・リーと並んで産みの親ともいうべきジャック”キング”カービーの絵である。

マンガとしてのFFの美点は、いい意味での「マンガらしさ」、「荒唐無稽さ」につきると思う。この点で、他のマーベルの代表的なマンガと一線を画す。悩める等身大のティーンエイジャーであるスパイダーマンや、スラム街で貧しい者のために弁護士を続けるデアデビルといった、いわば「リアリスティック」なマンガとはちょっと違う。

なにせ、敵役に「宇宙の帝王」が出てくるんですぜ!

いや、言葉では全盛期の「ファンタスティック・フォー」のおもしろさを伝えられない。なにせ、相手はマンガのなかでももっともマンガマンガしたマンガなのだ(なんのこっちゃ?)。日本のマンガで例えるなら、「ドラゴンボール」と「魁!男塾」と「ジョジョ」が同時に連載されていたころの少年ジャンプだろうか?

くだんの映画の続編が今後作られるかどうかはわからないが、もし作られるなら、もっと思い切って荒唐無稽な映画にしていただきたいと願う。

じゃ。

【プチ断食】作家に向かない性格とは?

2005年10月14日 22時53分14秒 | 公園のつぶやき。
ふと、まったくなんの脈絡もなく、夕食を抜いて断食をすることにした。
いや、固形物を取らないという程度のいわゆる「プチ断食」というやつなのだが。

たまに行うとアタマがスッキリするとテレビで言っていたからだ。
お気づきのとおり、わたしはなんにも考えない人間である。計画性もへったくれもない。ばくぜんと執筆と健康の役に立つかナーと思っているだけで、始めてしまったのだ。

野菜ジュースのみてーな。あ。冷えてない。

とにかくまた机に向かう。
腹が減って集中できない(笑)。
「作家たるものカッコワライカッコトジルなんて使うな」とおっしゃってる評論家の先生がいたが、まさに今の状況は(笑)であった。

なんかデンパなストーリーを受信しはじめたので、このへんで。
あした生きてたらブログでお会いしましょう。

【日本グランプリ】走る広告塔レース・鈴鹿から生中継

2005年10月09日 15時56分23秒 | 公園のつぶやき。
いまからシャンパン・ファイトがはじまるところだが、執筆そっちのけでF1中継に見入っていた。
いやあ、面白かった。ラスト1週残して第1コーナーで魅せてくれましたね、キミ・ライコネン。

PPとフロントロー(および5位)を取った日本勢はまったく振るわなかったが、これは仕方ないことだと思う。素人目にも、トヨタのマシンはルノーとマクラーレンに比べるとだいぶ劣るような気がするし、BARのピット作戦も?だし、佐藤琢磨は抜くのが下手だと思う。

ところで、面白かったレースの興味を大きく削いだのは、CMである。地上波である以上、CMが入ることに文句は言えないが、そのタイミングの悪さ、多さ。
いや、こんなんじゃF1ファンは増えないと思うぞ。レースそのものを面白く見せないと。

1強皆弱の頃と違い、2ストップ3ストップする時代に、CMでこうもぶつ切りにされては、レースの流れを追うのに大変である。

つまらない解説とタレントを3分の1にしても経費を削減できるものではないだろうが、もともと「走る広告塔」と言われるF1なのである。番組スポンサーのホンダ、トヨタ、ブリヂストン、昭和シェルといったあたりは、もっと配慮できなかったものか?

またまた雑感。

2005年10月05日 00時33分59秒 | 公園のつぶやき。
いやあ、更新しないとアクセス数げしげし下がっていくなあ、と他人事みたいに思う。

いま午前0時17分。執筆の一区切り付けて、ぼーっとしていることろである。マイナーとはいえ一応作家なのに気の抜けた文章で申し訳ないが、もともと息抜きのためのブログである、ご容赦願いたい。

卵が先かニワトリが先か、じゃないのだが、勤めを辞めるのが先か、作品を当てるのが先か、で悩んでる。つまり、勤めてると生産量が上がらない。上がらないから辞められない。
正直、もう一つの仕事が鬱陶しい。辞めたくてたまらない。だが、冷静になって考えると、ただ職場でいやなことがあっただけで、そう思っているだけなのだが。
辞めるのが目的ではない。いい本を書くために、書くことに専念するために辞めるのだから。
しばらく悶々としそうである。

福音の少年シリーズ四作目。まだまだ送れるほど書けていない。ピッチを上げなければ。連休になんとかしたい。

別の長編小説準備中。どうだろう?書けるだろうか。なぜか夏の日の記憶のように、見たこともない作中の場所が鮮やかに浮かぶのだ。思い出のようにシーンが積み重なっていく。その通りに言葉に出来たらいいのだが。
主人公は女性。エリカやアナ(「福音の少年」登場人物)とは違ったタイプである。独りになった時間の半分くらい、その女性の事を考えている。

今夜はまあ、そんなとこ。では、おやすみなさい。

寝る前の独り言。

2005年10月04日 00時45分34秒 | 公園のつぶやき。
いま0時42分。そろそろ寝なければならないのだが、みょうに気になることがあって眠られない。

わたしの住んでいるあたりは、ほんとうに静かなところで、こうして書斎に座っていると、耳を澄まさなくても鈴虫の音が聞こえてくる。

何かが息をひそめているようだ。それがなんなのか、貧弱なわたしの語彙では言い表せない。

あと少し、今書いている長編の仕事をして眠ろう。

土曜日の朝、仕事をはじめる。

2005年09月24日 10時14分51秒 | 公園のつぶやき。
このところ、体調がよくない。週末しかまともに執筆ができないので、これはつらい。いまも書こうと思ったとたん頭痛がする(笑)。
いや、これは別の原因かもしれない。

あまり力んではいけないのだが、力んでしまう。
しばらく音楽でも聴いてからとりかかろう。

そんなわけで、マイルス・デイビスの「ゲットアップ ウィズ イット」というアルバムをかける。

ジャケットのこの顔が好きだ。「オレはオレ」という自信にあふれているような気がする。

がんばろう。

Get Up With It
Miles Davis
Sony

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月を見ながら、イモを食べる。照葉樹林文化だなあ。

2005年09月16日 22時23分12秒 | 公園のつぶやき。
河川敷の特設会場で、「イモ炊き」というナベを囲んできた。
イモ炊きというのは、里芋(タイモ)に鶏肉、イカ、野菜などを合わせる寄せ鍋である。
全国的にあるものなのか、四国のある地域だけのものかは知らない。

鈴虫が鳴く涼しい河川敷で、明るい月の下、里芋を食べながら、「これって照葉樹林文化だよな」と思った。「照葉樹林文化」とは、下のリンクにある、その筋では歴史的名著と呼ばれる本で提示されたひとつの文化史観である。

月の美しい時期に、里芋を食べる。あるアジアの地域では、それがタロイモだったり山芋だったりするのだが、場合によってはすりつぶしてネバネバにして団子のようにして食べるのだ。

そう、日本では月見団子になっているが、農耕の黎明期から続くアジアの照葉樹林帯で見られる食文化なのである。

どういった理由でネバネバしたイモあるいはイモの団子、転じて米粉の団子を月に供えたうえで食べるのか、おそらく、「豊饒の女神」としての月に、来年の豊作を祈る儀式なのだろう。

だが、なぜ月は豊饒の神なのだろう?「歌垣」と呼ばれる古代のおおらかな性の風習のせいだろうか(今でいう合コン、というか乱交パーティと言ったほうがいいかも)。つまり、明るい月夜の晩に、男女が知り合うから「豊饒」なのか。

実は、月という天体の「意味」、それも今書いている四冊目の長編小説、「黄道傾斜の女神」の要素の一つなのだ。相変わらずトンデモかもしれないが、ファンタジーの形で自分なりの考えを入れてみようと思っている。

それにしても月がきれいだった。
どこまでも、月を追いかけて、走っていきたいような気がした。
いつかは、あの輝かしい月に追いつけるかもしれない。

照葉樹林文化―日本文化の深層

中央公論新社

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