2022年10月初版か―
「星空の約束」 三輪裕子・作 森正幸・絵 あかね書房刊
【内容紹介】 ネットより
同じ団地で小さいころから一緒の洋平と雄斗。
ところが、小5の春、雄斗がコロナ禍の影響で三宅島へ引っ越すことに。
雄斗は「夏に遊びにこいよ、約束だぞ」と洋平に言い残して島へ。
それから一年。洋平にも、山形への引っ越し話が持ちあがった。
小6の夏を逃しては、雄斗との約束を果たせないと考えた洋平は…。
コロナ禍で離れ離れになった少年たちが、島で再会を果たし、食べて、遊んで、畑仕事して、とびっきりの夏を過ごす物語!
三輪裕子さんもこのブログに何度も登場されていますね。
新刊が出ると拝読していますが、この本をご恵贈いただいた頃から、ワタクシメは入退院を繰り返すことになります。
もろもろ落ち着いて「デイジー図書」にしてもらったりしていて、やっと読めたのが2023年の秋口でした。
たぶん昨年の夏休みには多くの子どもが読んで感想を書いたのではないでしょうか?
夏休みが近付くと宿題の「感想文」のことを考えてしまうのは、ワタクシメの悪い癖(笑)
ワタクシメは学校から「何冊か読んで一番気に入った作品の感想文を書きなさい」とお題が出ると、一番ページ数の少ない作品を選びしらばっくれていました(。-_-。)
「長編でもおもしろい作品は文字が目に飛び込んでくる=あっという間に読めちゃう」と知ったのは大人になってからです(/ω\)
「星空の約束」は207ページで長編ではありますが、読みやすいですから、まずは本を広げて見て下さい📖
少年たちの汗が飛び散る冒険物語
三輪裕子さんの作品は子どもの日常にある冒険モノが多いですが、「母親@主婦」ならではのエッセンスが香り、読者に「安心感」をくれます。
三輪さんが創作活動を始められたのはママになられていたと思うし現在はお孫さんもおいでですが、悪い意味での「母親臭さ」はまったくありません。
トシをとると、ワタクシメも含めついつい「お説教ぽいこと」を書いたり言っててしまう傾向があります💦
また「自分の中に子どもがいなくなった」と、児童文学を描かなくなる人もいます。
三輪裕子さんの魅力は年齢や環境が変わっても、「ありのままの今の自分」を主人公の少年少女に置き換えて物語を綴られることです。
実生活に味付けして作品を仕上げているから、すーっと読めるのだと思います。
この「味付け」が難しいんですけどね(^_-)
三輪裕子のブログ 《紅蓮(ぐれん)のポケット》
作家さんのブログを読みながら作品を読むと、「おもしろいなー」とワタクシメは思っています。
三輪さんは2015年に三宅島に移住されました。
「移住」までのイキサツもドラマチックですが、旅のことや登山のこと、おいしいモノを食べたこと・・・ずっと以前にはお母様を介護されていたこと、プライバシー保護のない(笑)ブログです。
そこに書かれていたことが何年かすると「作品」として昇華され、命が吹き込まれていく感じがします。
「星空の約束」も三宅島に引っ越す雄人と、山形に引っ越すことになった陽平の物語。
離れ離れになった二人が三宅島で再開しひと夏を過ごす様子は、「島暮らし」に悪戦苦闘する三輪さんと重なります。
「ブログ」に対する考え方は人それぞれですが、ワタクシメは「三輪裕子のブログ」と重ね合わせて読んで、「+α」の楽しみ方ができました🌊
👓 三輪裕子さんの作品は何作も点訳やデイジー図書になっています。
「星空の約束」 三輪裕子・作 森正幸・絵 あかね書房刊
【内容紹介】 ネットより
同じ団地で小さいころから一緒の洋平と雄斗。
ところが、小5の春、雄斗がコロナ禍の影響で三宅島へ引っ越すことに。
雄斗は「夏に遊びにこいよ、約束だぞ」と洋平に言い残して島へ。
それから一年。洋平にも、山形への引っ越し話が持ちあがった。
小6の夏を逃しては、雄斗との約束を果たせないと考えた洋平は…。
コロナ禍で離れ離れになった少年たちが、島で再会を果たし、食べて、遊んで、畑仕事して、とびっきりの夏を過ごす物語!
三輪裕子さんもこのブログに何度も登場されていますね。
新刊が出ると拝読していますが、この本をご恵贈いただいた頃から、ワタクシメは入退院を繰り返すことになります。
もろもろ落ち着いて「デイジー図書」にしてもらったりしていて、やっと読めたのが2023年の秋口でした。
たぶん昨年の夏休みには多くの子どもが読んで感想を書いたのではないでしょうか?
夏休みが近付くと宿題の「感想文」のことを考えてしまうのは、ワタクシメの悪い癖(笑)
ワタクシメは学校から「何冊か読んで一番気に入った作品の感想文を書きなさい」とお題が出ると、一番ページ数の少ない作品を選びしらばっくれていました(。-_-。)
「長編でもおもしろい作品は文字が目に飛び込んでくる=あっという間に読めちゃう」と知ったのは大人になってからです(/ω\)
「星空の約束」は207ページで長編ではありますが、読みやすいですから、まずは本を広げて見て下さい📖
少年たちの汗が飛び散る冒険物語
三輪裕子さんの作品は子どもの日常にある冒険モノが多いですが、「母親@主婦」ならではのエッセンスが香り、読者に「安心感」をくれます。
三輪さんが創作活動を始められたのはママになられていたと思うし現在はお孫さんもおいでですが、悪い意味での「母親臭さ」はまったくありません。
トシをとると、ワタクシメも含めついつい「お説教ぽいこと」を書いたり言っててしまう傾向があります💦
また「自分の中に子どもがいなくなった」と、児童文学を描かなくなる人もいます。
三輪裕子さんの魅力は年齢や環境が変わっても、「ありのままの今の自分」を主人公の少年少女に置き換えて物語を綴られることです。
実生活に味付けして作品を仕上げているから、すーっと読めるのだと思います。
この「味付け」が難しいんですけどね(^_-)
三輪裕子のブログ 《紅蓮(ぐれん)のポケット》
作家さんのブログを読みながら作品を読むと、「おもしろいなー」とワタクシメは思っています。
三輪さんは2015年に三宅島に移住されました。
「移住」までのイキサツもドラマチックですが、旅のことや登山のこと、おいしいモノを食べたこと・・・ずっと以前にはお母様を介護されていたこと、プライバシー保護のない(笑)ブログです。
そこに書かれていたことが何年かすると「作品」として昇華され、命が吹き込まれていく感じがします。
「星空の約束」も三宅島に引っ越す雄人と、山形に引っ越すことになった陽平の物語。
離れ離れになった二人が三宅島で再開しひと夏を過ごす様子は、「島暮らし」に悪戦苦闘する三輪さんと重なります。
「ブログ」に対する考え方は人それぞれですが、ワタクシメは「三輪裕子のブログ」と重ね合わせて読んで、「+α」の楽しみ方ができました🌊
👓 三輪裕子さんの作品は何作も点訳やデイジー図書になっています。