fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

そういう風に思えばいい

2014-06-01 21:45:48 | 娘との関係(時々息子や孫も)
今朝の朝日新聞で俳優であり映画監督である杉野希妃さんがおっしゃっていました。

ー私の母は、韓国生まれ「二つの文化を持って生まれて幸せだね。」と言われて育ちました。ー

あーいいなぁ、私もコウ君にこんな風に言ってあげよう。

娘のお婿さんのお母さんは中国人で、お婿さんは日本人と中国人のハーフ、コウ君はクウォーターです。

昨今の嫌中韓の風潮に胸を痛めていたのですが、この言葉を読んですがすがしい明るい気持ちになったのです。

いくら中国や韓国の政府のやり方がひどいと思っていても、個々の方たちまで憎むことはないのではないかと思っています。

たまたま何らかの都合で日本で暮らすことになってしまった中国、韓国の方、そしてその子供たち。

今の日本はずいぶん住み辛いのではないかと思うと、将来コウ君や娘が嫌な目に合うのではないかと思うと本当に胸が痛いです。

娘の夫が中国人とのハーフと知っている私の知人でも中国人の悪口を平気で言う人がいますが、それだけで私は傷つきます、娘たちのことを思うと辛くなりますし、お婿さんのお母さんの生きてきた人生まで考えてしまいます。

でもこの言葉を読んで、誇りをもって生きることが大切なんだ、と少しホッとしました。

そして、差別を持った方に少し聞きたいです、もし自分たちの子供が好きになった人が中国や韓国の人だったら、あるいは素敵な人と知り合って友達になった人が中国や韓国の人だったらどうですか?

もっと突き詰めていえば、たまたま自分は日本に生まれた日本人であるけれど、もし在日の両親のもとに生まれていたら?そして自分の子供たちがそうであったら?

そういう事を想像してみるって大切なことだと思うんですけれどね。




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