fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

Tちゃんとの最後のアルバイト、そして菊池洋子 乙女の祈りを聴く

2014-06-29 23:12:17 | Music
2年間、お教室三日、アルバイト三日と働いてきましたが諸事情(とるに足らないこと(^^;))によりアルバイトを金土2日間にすることにしました。

今日でTちゃんと働くのも最後、いろんな恋の話を聞かせてもらったりして楽しかったのでさみしいです。

日曜はいつもお客さんが少ないのですが、今日は一段とお客さんが少なくて最後にTちゃんと沢山しゃべってしまった、オーナーすみません。
最後にバックでTちゃんに「楽しかったわ、ありがとう」と言うつもりだったのにTちゃんが「元カレの写真見ます?」と言うので見せてもらって今の彼女の写真も見せてもらったりしているうちにTちゃんはさっさと帰ってしまいました(^^;)
私も今日はアルバイトの後に芸術文化センターで『菊池洋子 乙女の祈り ピアノ名曲選』を聴きに行く予定だったので気もそぞろ(13時にアルバイトが終わって14時開演の公演に間に合うのか?)

Tちゃんにはまた会える日もあるわと思い、開演前に食べるようにおにぎり2個とお茶を買って急いで阪神電車に乗りました。

阪神電車で今津、今津から阪急今津線で西宮北口、駅構内から直接芸術文化センターへ行くことが出来るので着いたら13時40分で、おにぎりを食べる時間ありました。

A席を取ったのに3階席、軽い閉所恐怖症なので通路側が取れたのでまぁよかったです。

菊池洋子さんは、2002年第8回モーツアルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝した素晴らしい方のようです。

プログラムは

モーツァルト:きらきら星変奏曲 K.265
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
ドビュッシー:月の光
ドビュッシー:アラベスク 第1番 ホ長調
ショパン:エオリアン・ハープ op.25-1
リスト:愛の夢 第3番
シューマン/リスト:献呈
シューベルト/リスト:アヴェ・マリア
アルベニス:タンゴ-組曲≪スペイン≫より
シャブリエ:スケルツォ・ワルツ-10の絵画風小品より
プーランク:即興曲 第15番≪エディット・ピアフを讃えて≫
ベートーヴェン:エリーゼのために
バダジェフスカ:乙女の祈り
グリュンフェルト:ウィーンの夜会-ヨハン・シュトラウス2世の『こうもり』のワルツ主題による演奏会用パラフレーズ

よく知られている曲をたくさん弾いてくださいました。

流れるような美しい音色、時に力強くて、少し完璧すぎると思われるようなくらい素晴らしいピアノ。(クラシックは素人ですので(^^;))

中でもアヴェ・ヴェルム・コルプスは、酔いしれるという言葉がぴったり来るくらいに曲の中に入り込んで聴くことが出来ました。

プログラムの中に清冽で極めて純度の高い曲、とありましたがその通りの曲で、菊池洋子さんの中では完全に消化され自分のものになさっているような気がしました。

リストの愛の夢も素敵でした。

ウィーンの夜会-ヨハン・シュトラウス2世の『こうもり』のワルツ主題による演奏会用パラフレーズは、大胆で力強くとても感銘を受けました。

中村紘子さんがエッセイの中で講演が終わると全身筋肉痛、と書いていらっしゃいましたがピアノって全身で弾くのですね。

プロフィールを読むと国内外で活躍されているピアニストなのに、本日の公演チケット2000円ポッキリでしたよ、クラシックは、なかなか厳しい世界のようです。

でも、私にとっては、2000円はありがたい金額です、それ以上になると行かないかもしれませんから。

帰りの電車で沢山入っていたコンサートのチラシを見ていたら、木嶋真優ヴァイオリンコンサートのチラシが目についてよく見てみると
確か情熱大陸に出ていた人、この方もA席2000円B席1000円で聴けるようです、9月20日、次回はこれ聴こう、また一つ楽しみが出来てよかったです!

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