トカゲ 2 (2018/07/28)

今日は工場にいたトカゲの話。
工場建屋の外壁部分の犬走を歩いていた時、最初は紐か何かと思っていたら、動き出した。（冒頭の写真）
逃げる速度は体の割には早く、筆者が急ぎ足で歩く程度の速さ。
トカゲは過去の記事にも何回かでてきており、インドネシアには数えきれないくらいトカゲの種類が多い。



今回見たトカゲは初めてで、その特徴は何といっても長い尾である。
頭から尾の先まで5～60㎝はあろう。
だが体は小さく細い。

犬走を逃げるトカゲをしばらく追い続けると、疲れたのか立ち止まった。



このトカゲのインドネシア名はKadal ekor panjang（カダル エコル パンジャン）といい、その名の通り「長い尾のトカゲ」という意味である。
クサトカゲの仲間で学名をTakydromus sexlineatus、英名はLong Tailed Grass Lizards - Pinterestとなっている。
通常、生物や植物などの学名を表記する際はイタリック体と決められているので、それに従ってイタリック体にした。

クサトカゲの仲間は尾が長いものが多く、敵に襲われると尾を切り、敵がその尾に気を取られている間に逃げる。
尾はしばらくすると元の通り長くなる。
餌は主に小さな昆虫を捕らえ、舌は2つに分岐している。
また細い体なので草が生い茂ったところでも巧みに動くことができる。

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