その日はアパートの夕飯を注文していなかった。
終業後、いつも寄るフィットネスクラブがあるモール(Super mall Karawaci)で、適当な夕飯を済ませようとうろついていたら、昔よく行ったBakso(バソー=肉団子)屋があった。
その名もBAKSO Lapangan Tembak SUNAYAN(バソー ラパンガン テンバック スナヤン)。
Lapanganとは広場や競技場を指し、Temb . . . 本文を読む
筆者が1978年(35年前)にインドネシアに赴任して新工場の稼働を手伝ったときに、そこの会社に入社したE氏。
今年で定年(55歳)を迎え、再雇用でまだ働いている。
つまり入社した当時は20歳で、勤続35年になる。
そのE氏が持って来てくれたのがこのパンシットゴレン(Pangsit Goreng)。
要はシューマイの皮を油で揚げたものである。
大きな袋いっぱいに入っていたが、すでに何人かの女性 . . . 本文を読む
コゲラは日本で庭木や街路樹にもやって来るキツツキの仲間の身近な野鳥である。
そのコゲラによく似ているマレーコゲラがインドネシアにもいる。
違いはマレーコゲラは白い顔にうすい過眼線がある。
行動や修正はほとんどコゲラと同じようである。
鳴き声も錆びついたドアを開ける時のような「ギー」と鳴く。
大きさもほとんどコゲラと同じか、もしかするとやや大きいかも知れない。
キツツキ類が体を立 . . . 本文を読む
日本の野外でインコやオウムを見ると、ペットの篭脱けであることはすぐに分かるが、ここインドネシアでは、自然に、ごく普通に野生のインコやオウムを見ることができる。
その中でもダルマインコはインド、東南アジア、インドネシアで極普通に見られる。
体長約33cm。
オウム目、インコ科の鳥である。
頭から顔は灰色、喉とくちばしの基部が黒、胸はピンク、背中から上面、腹部は緑色で、くちばしは太くて朱色。
. . . 本文を読む
リュウキュウツバメの雛が孵ったようである。
原料倉庫のほとんど人が出入りしない一角でリュウキュウツバメが営巣していた。
最近親鳥が頻繁に出入りするので覗いてみた。
確かに雛のような姿は見えるが、何羽いるかも分からない。
リュウキュウツバメは日本にいるツバメに比べ、警戒心が強く、巣の近くに人がいるとほとんど巣には近寄らない。
そこで身を隠し、息を殺して待っていると、親鳥が餌を加えてやって来 . . . 本文を読む
8月22日にブログにアップしたパパイヤがやっと食べられるまでに実った。
冒頭の写真は7月22日のもの。
それが8月19日には次のようになっていた。
1か月経ってもほとんど変わらない。大きさも言われてみればやや大きくなっている気もするが、顕著な差はない。
次は9月2日の状態。
まだ、あまり変わらない。
9月10になった。
ここに来てこのパパイアがある排水処理場の作業者は、「そ . . . 本文を読む
食事の後はマリンスポーツで海を満喫。
最初はバナナボート。(冒頭の写真)
7人乗りでモーターボートがバナナボートを引き、途中3回ほど横転し乗客を海に放り出す。
1回7人で15,000ルピア(邦貨で約140円)。一人当たり約20円と格安。
バナナボートには各自つかまり用のロープがあるが、乗ったときのルールは両手で着ている救命胴衣の襟元を掴むことである。
そのためバナナボートにはただ乗っているだけ . . . 本文を読む
昼食に料理を頼んだのは次の通り。
タイによく似た魚。
日本ならば塩焼きというところであろうが、こちらは白焼きというか、塩は使わずそのまま焼く。
こちらはアジの塩焼き。(塩は使わない!)
日本の味よりやや広め。
小ぶりながらタイより味はいい。
Cumi(チュミ=イカ)とBawang Bombai(バワングボンベイ=玉ねぎ)と多めのCabe Rawit(チャベラウィト=唐辛子)。
結 . . . 本文を読む
会社のエンジニアリング部のC課長のお誘いで、職場のレクレーションとして近くの島に行く行事に参加した。
場所はジャカルタから西に30kmほど行った海岸から沖へ5~6kmのところにある島。
島の名前はPulau Untung Jawa(プラウウントゥンジャワ=ウントゥングジャワ島)。
ウントゥングとは運がよい、儲かる、幸運、利益とかいう意味があり、ラッキーな名前である。
舟はTanjung . . . 本文を読む
インドネシア語で揚げ物のことをゴレンガン(Gorengan)という。
ゴレン(Goreng)とは油で揚げることをいう。
またまたエンジニアリングのC課長の差し入れである。
二種類の揚げ物が入っている。
一番右のものはピサンゴレン(Pisang Goreng)である。
ピサン(Pisang)はバナナ、つまり揚げバナナである。
バナナをカットして水で溶いた小麦粉の衣を付けて揚げる。
バナナの天 . . . 本文を読む
クルプックをくれた女性が今度は果物を持って来てくれた。
その名もジャンブーアイル(Janbu Air)。
ジャンブーにはこのアイル(Air=水)とビジ(Biji=種)の2種類がある。
ジャンブービジは日本語でいえばグアバである。
しかし今回の話題はジャンブアイルのほうである。
食べるとシャキシャキした食感に、ほのかな甘みと酸味が感じられ、南国の果物特有のしつこさはない。
半分に割ると中 . . . 本文を読む
会社の事務所の女性がくれたクルプック(Kerupuk)。
いわゆるせんべいである。
日本でせんべいと言えばお茶請けが一般的であり、ご飯のおかずなどと一緒に食べることはまずない。
ところがインドネシアでは料理に沿えて食べることが多い。
ナシゴレン(Nasi Goreng=焼き飯)やガドガド(Gado-gado=サラダ)には、必ずと言っていいほど、漏れなくこのクルプックが付いて来る。
原料 . . . 本文を読む
カノコバトに似ているがカノコバトより小さく、首の横の縞模様がない。
学名:Geopelia striata
英名:Zebra Dove
インドネシア語:Perkutut
インドネシア語でPerkututとは山鳩という意味で、日本のキジバトも以前はヤマバトと言っていたことを思い出した。
分布域は、タイ南部、マレー半島、インドネシア、フィリピンなどに生息する。
上面は褐色がかった灰色で、黒 . . . 本文を読む
赤い鳥に会うことは少ないので、会うとその日に何かいいことがありそうで、どことなく楽しくなる。
ショウジョウハナドリに出会った。
学名:Dicaeum trochileum
英名:Scarlet headed Flowerpecker
インドネシア名:Burung cabe
インドネシア語ではCabe(チャベ)は唐辛子。
頭、首、胸、腰が赤いので、まるで赤い唐辛子のようなところから命名されたので . . . 本文を読む
現在TBSテレビで絶賛放映中の「半沢直樹」。
残念ながら9月22日に最終回を迎える。
その原作の単行本「オレたちバブル入行組」を読んだ。
著者の池井戸潤氏は大学卒業後三菱銀行に勤めたことがあり、銀行を取り巻く諸事情に明るい。
この単行本は半沢直樹が、バブル時代に面接をを経て産業中央銀行に入社する時の状況から描かれている。
融資課長になって、支店長の画策により、無理矢理に融資の取り付けをした企業 . . . 本文を読む