今日は今年最後の日。
日本人にとっては一年を振り返り、また明日から始まる新しい年に思いを込める。
家の中も一年の埃を払い、迎える新たな歳に幸多かれと手を合わせる。
今年はインドネシアへ新たなプロジェクトに挑戦をするつもりで赴任したが、プロジェクト自体が遅れ、来年の春頃になる見込み。
ということは、概ね1年遅れ。
もっとも、赴任後いきなり新プロジェクトに携わると、助走期間も何もなくて慌てるよりも、 . . . 本文を読む
ボゴール植物園の野鳥、今日は最終回。
もうお馴染みの不明種について。
藪の中でちょこまかちょこまか動き回る小さな鳥。
枝や葉が邪魔になって姿がほとんど見えない。
素早い動きと特徴のない姿に余計に腹が立つ。
横を向いた一瞬、尾の基部か主翼の先端辺りに赤い色を見つけた。
これだけの情報があれば、図鑑を見れば大抵は当たりを付けられるものであるが、悲しいかな筆者のジャカルタにある野鳥図鑑からは . . . 本文を読む
今日のボゴール植物園の野鳥は、もうお馴染みのハシナガクモカリドリ。
全長12センチメートル。
比較的特徴の少ない鳥と言える。
頭から背中はオリーブ色でややくすみ、腹は白っぽい黄色。
ちょっと見では黄色とオリーブ色が混ざり、体全体が黄色く見える時がある。
強いて言えばくちばしが細長くて、やや湾曲している。
英名ではLittle Spiderhunterといい、タイヨウチョウ科の野鳥である。
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日本でバードウォッチングをしていてカワセミに出会うと何だか幸せな気分になるが、この鳥も同じような感覚になる。
「ナンヨウショウビン」である。
森の中で「ギャー」「ギャー」ととても美声とは言えない声で鳴く。いや喚く。
赤道~亜熱帯のアラビア半島、インドの沿岸部、東南アジア、ミクロネシア、ニューギニア、オーストラリア北西部等に広く分布する。
渡りは極狭い範囲で生息地では、ほぼ一年中見られる。 . . . 本文を読む
葉が生い茂る木の上でゴソゴソと動くものがいるが、良く分からない。
写真の中に羽に紛れる様に羽のハトがいる。
チビアオバトである。
全長20~22センチメートル。
写真の個体は全体的に緑色が濃いので♀かも知れない。
♂はこの緑が茶色っぽい。
微妙にいろいろな色が混ざっている。
インドネシアにはハトの種類が多い。
筆者の手元にあるどうしようもない図鑑にもざっと数えて24~25種のハ . . . 本文を読む
木の上でよく通る声で鳴くコウライウグイス。(冒頭の写真)
「ホーホケキョ」とは鳴かないが、調子は似ているかも。
「ピュローン」とか「ホローン」とか巻き舌で鳴くのが特徴。
鳴き声は特に決まってなく、色々な声と調子で鳴くが、よく通ることには間違いない。
全長25~26センチメートル。
筆者が見る時は必ずと言いていいほど2羽一緒にいるので、番(つがい)で行動することが多いのかもしれない。
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ジャカルタから南に約60kmほど行くと、オランダ統治時代から避暑地として栄えたボゴールという都市がある。
この町のほぼ中心に約87ヘクタールの広大な東洋一といわれるボゴール植物園(Kebun Raya Bogor)がある。
朝6時20分にアパートを出て、7時には入園できたので僅か40分で到着。
園内は高さ20メートルを超える高木がたくさんあり、遊歩道を歩きながらジャングルの雰囲気が味わえる。
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今日はクリスマスイブ。
言わずと知れたイエスキリストが生まれた前日。
ユダヤ教の暦やローマ帝国の暦などでは、日没を一日の境目としているので、クリスマス・イヴと呼ばれる12月24日夕刻から朝までも、キリスト教教の暦ではクリスマスと同じ日に数えられる。
インドネシアではイスラム教徒が約77%を占め、プロテスタントとカトリックを合わせたキリスト教徒が約13%、残りがヒンドュー教や小宗教、無宗教である . . . 本文を読む
つけ麺が食べたくなって久しぶりにクラパガディンにある田ぶしに食べに行った。
店内はすっかりクリスマスの飾り付けも終わっていた。
このお店で日本人の人気メニューベストスリー。
1位は田ぶしラーメン
2位位は田ぶしつけ麺
3位は味噌ラーメンとなっている。
ではインドネシア人の人気メニューはというと、
1位は濃厚油そば
2位は醤油らーめん
3位は辛味らーめんとなっている。
なるほどであ . . . 本文を読む
クマヨラン空港の跡地にあるジャカルタ国際展示場(JIエキスポ)で開催されているインドネシア日本エキスポ2013に行ってみた。
今年は日本とインドネシアの国交樹立55周年であり、今回の開催は大変意義深い。
環境に配慮した地域づくりの「スマートコミュニティー」、公害を克服した北九州市の取り組みなどのほか、日本の文化や芸能、観光、食べものなどを紹介したコーナーもあった。
入り口にはM.H.Tamr . . . 本文を読む
インドネシア語ではSukung(スクン)といい、実は揚げたり、薄切りにして焼いたりして食べる。
写真の実の大きさはザボンやハンドボールくらいの大きさ。
熟すと黄色くなるが、熟しすぎると食用に向かないという。
日本語ではパンノキ(俗称パンの木)といい、この実を焼くと見た目はパンのようになることからその名が付けられたらしい。
味はサツマイモに似ているとか、ナンカ(Nangka=ジャックフルーツ) . . . 本文を読む
休日のフィットネスクラブに行くGandaria Cityのモール。
丸亀うどんにはよく行くので、この日は違うレストランに行くことに。
モール内のレストラン街をぶらつくと目に入ったのがYa Kunと書かれたコーヒーショップ。
と、言うより朝食喫茶という感じ。
シンガポールが本店らしい。
オーダーしたのはチキントーストセット。
コーヒーか紅茶のどちらかを選べる。
筆者はコーヒーを注文。
コー . . . 本文を読む
休日の昼時。
アパートの前にいつも開店しているGorenngan(ゴレンガン=揚げ物屋)に、Tahu Goreng(タフゴレン=豆腐の揚げ物)を買いに行った。
Tahuとはタフといい、豆腐のことであるが、Tahuタウと発音すれば、知る、知っているという意味もある。
文章などでは前後の意味からそのどちらを採るか判断することになる。
難しい話は別にして揚げた手を買ってきた。
通常は5個か10個買う . . . 本文を読む
またまた今回の探鳥でも名前が分からない鳥にあった。
名前が分からないから紹介のしようもないが、冒頭の写真は決して逆さまに掲載したのではない。
日本でいうゴジュウカラみたいに枝の下側や頭を下に向けて枝を伝う習性がある。
大きさもゴジュウカラと同じくらい。
枝を伝いながらちょこまかちょこまか動き回る。
ピント合わせが間に合わない。
逆さになっても落ちない。
背は青っぽいグレー色。
腹は白 . . . 本文を読む
もうすっかりお馴染みのルリカワセミ。
全長約16センチメートル。
東南アジア全体に分布し、日本では観察できない。
カワセミよりも青みが強く、群青色が濃い。
生態はカワセミとほぼ同じ。
鳴き声は筆者が感じるにはカワセミの鳴き声よりも僅かに太いような気がする。
カワセミは「キーッ」という自転車のブレーキのような感じの鳴き声であるが、ルリカワセミは「キリッ」とやや巻き舌の鳴き声のような感じ。
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