中国 鳴沙山の砂漠で1人の人が「綺麗な砂漠ですね」と。
他の一人が「もっときれいな砂漠が有りますよ。ナビミアに」
あの一言が忘れられずナミビア行きを決定。
例のごとく一人で旅の準備を進める。
トシヒコがベルトを掛けただけのスーツケースは関西空港へ宅配で送る。
6月17日自宅を出発。最寄り駅より名古屋⇒新幹線、新大阪⇒はるか、関西空港。
荷物を受け取る前に御蕎麦を小腹に入れ、荷物を持って20時15分集合場所へ。
関空より7人。成田組は8人ドーハで合流。
23時15分フライト。ドーハまで11時間。25分ほど早く着く。
さすが産油国立派な空港。空港内をモノレールが走っている。びっくり。
モノレールの手前には大きな熊のぷーさんが
6月18日成田組と合流の後05時50分ヨハネスブルグへ。8時間45分。
ヨハネスブルグ着13時35分。
ヨハネスブルグ発17時40分ナミビアの首都ウイントフックへ。
2時間5分
関西空港を出発しておおよそ28時間。よくぞ遠くへ来たもんだ。
7時過ぎにホテル着。時差は8時間遅れ。
ウイントフック ホテル カラハリサンズ 最終日も此処で一泊。
ショッピングモールの中にある大きなホテル。
6月19日モーニングコール4時45分
ナミブ砂漠の遊覧飛行のため午前中かけて遊覧飛行場へ。
5人ずつ3回に分けて遊覧飛行。私たちは第1回目に遊覧。
景色は素晴らしい。砂漠がいきなり崖となって大西洋に落ち込んでいる。
一時間のフライト。
飛行機より 砂漠が海に落ち込んでいる。
気分がすぐれず飛行後の昼食はパス。残念。プールサイドで昼寝。
この庭に大きな鳥の巣がある。
ソーシャルウイバーバード(ハタオリドリの仲間。)
鳥の巣のマンションです。
鳥の出入りする姿までは撮りきれませんでした。
後は今夜の宿泊地ナミブ・ナオクラフト公園のロッヂを目指して、
ひたすら走る。景色は走っても走っても砂漠とブッシュ。
時折スクリングボックの姿やダチョウが走っているのが見られアフリカだなーと
楽しくなる。
アフリカ=暑い所と思いがちだが朝夕にはダウンウエアが結構活躍する。
夜は降るような星空。星も一段と大きく見える。感激。
ナミブカオクラフト国立公園近郊 ベテスダロッヂ泊
6月20日モーニングコール5時30分
国立公園の開園時間に間に合うように7時出発。
ソススフレイ砂丘へ向かう。
今日はナミブ砂漠を自分の足で踏みしめる。
ナミブ砂漠では砂丘に番号が付けられている。
世界一美しいといわれるデューン45へ登る。
アプリコット色の砂漠と稜線の美しさ。感激。
そして砂漠の中に枯れ木が林立するデットフレイへ。
ここも青い空と赤い砂と白い池?と枯れ木。絵になります。
プロのカメラマンが狙う景色だそうです。デューン45も。
デューン45 プロの写真家も憧れる美しい砂漠です
デッドフレイ 砂漠の真ん中に白い池です
ナミビアの烏はおしゃれですね。みなで「パンダからす」と名付けました。
昼食後はマタマタ走りウオルビスベイへ。
5時半には日が落ちるので午後は短い。
ウォルビスベイ プロテアホテル 泊
6月21日モーニングコール6時 (やれやれ ちょっと遅め)
7時出発。月面のようなと云われる月の谷へ。
そしてパイプオルガンの谷と云われる柱状節理の谷へ。
石を叩くと澄んだ綺麗な音がする。
次は千年二千年生きると云うウェルウィッチア(日本名奇想天外)を見に。
此植物、葉がいっぱいあるように見えるが実は左右に一枚ずつ。風に裂かれて
このような姿になるのです。
タクラマカン砂漠の胡楊といいウェルウィッチアといい
なぜ砂漠で千年も二千年も生きるのでしょうね。
1500年のウェルウィッチアとつぼみ
途中の水辺にはフラミンゴが遊んでいた。
次はケイプクロスでオットセイ見物です。まずマスクを用意。
けたたましい鳴き声と何とも言えない臭い。
それにしてもすごい数の南アフリカオットセイ。
圧巻です。楽しいなー。
昼食はお魚のムニエル。美味しい。ここは結構寒くストーブが焚かれていた。
夕暮れ。地平線に落ちる真っ赤な夕日を見る。
ダマラランド コリハスロッヂ泊
ヘレロ族のおばさんが手作りの人形を売ってる お買い上げ。
6月21日モーニングコール 5時30分
7時出発。
ブッシュマンの壁画が残る世界遺産のトゥバイフルフォンティンへ。
大きな岩にどんな思いでライオンやら象を描いたのでしょうね。
ライオンやキリンが描かれている
次は化石の森です。二億年前の木々の化石を観る。
巨木ならもう少し掘り出して巨木感を感じさせてほしいなー。
すでに石なんだから腐らないし。
巨木化石を観た後東屋でサンドイッチランチ。
さて次はヒンバ族の村です。子供たがいっぱい裸で走り回っている。
テレビで見るようなヒンバ族の人達が人待ち顔。
家の中も見せてもらうがどんな生活か?想像できない。
今夜はエトーシャ国立公園近くのロッヂへ。
ここは本館が火事で焼けたとかで大きなテント造り。
各ロッヂは戸建ての素敵な部屋。天蓋付のベッドも。
本日、お誕生日の人が2名。
陽気なスタッフの一団が歌いながらケーキを運んできた。
皆ものりのりで盛り上がる。
エトーシャ近郊 トシャリロッヂ泊
6月22日モーニングコール5時30分
エトーシャ国立公園の開園に合わせて6時45分出発。
サファリドライブです。
象、スプリングボック、ダチョウ、ヌー、オリックス、キリン、
マウンテンゼブラ、インパラ、クドウ、サイ、などなど。
水場にはいろんな動物が寄ってきますが
残念ながらライオンには会えませんでした。
公園内で昼食。ウイントフックへ戻ります。
観光の終わりです。
ホテルでは最後の夜なので10時過ぎまでみんなで飲んでいました。
私はお付き合いだけです。(呑み助のトシヒコ)
ウイントフック カラハリサンズ泊
6月23日モーニングコール4時
朝食のおべんとうをもらってバスへ。
ウイントフック発07時35分ヨハネスブルグへ。
6月24日ドーハで乗り継ぎ関西空港へ
6月25日17時25分関西空港着
スーツケースを宅配に預け空港特急はるか⇒新幹線⇒名鉄電車と
順調に乗り継ぎ午後8時45分自宅へ到着。
思い出に残る楽しい旅だった。
現地語で(何も無い処)と云うナミビア。ウイントフックの街を観光すればナミビアの都会を感じることも出来たかもしれないが今回は土地の人との触れ合いも少なく何もない処ナミビアを
体感した旅。削っただけの未舗装道路がどこまでもまっすぐに続く道。
毎晩、スーツケースを雑巾がけ。そんな道を2,700kmドライバーさんは一人で運転。
ガイドさん、ドライバーさん、添乗員さんのおかげで楽しい旅が出来ました。感謝。
お世話になった三人です
(株)西遊旅行さんにお世話になりました。 ゛
何も無い処ではなくとても楽しい旅でした。
ただサファリはケニアなどに比べて、動物の密度が少ないと周りの人は言っていました。