雑記帳 

海外旅行、国内ドライブ、日常の出来事の雑記帳

菅下ろし

2011-04-30 21:39:27 | その他色々

ほんとに政治家は何を考えて政治をやっているのだろう。
この大震災の復興に一丸となって立ち向かわなければいけない時に
何が菅下ろしだ。誰が総理大臣になったところで今より目を見張るような
復興策が打てるわけは無し。市井のおばさんでもそんな事ぐらい解る。
最近のおばさんの井戸端会議も国会が話題になる。
おばさんは怒っているのだ。


ペルシャ紀行 (完)

2011-04-17 21:07:31 | 海外の旅

旅行社の題名はペルシャ歴史紀行。
故にガイドのレザさんはペルシャの歴史について事細かにしっかりと説明してくれた。
しかしその説明を書いていると歴史の教科書のようになるのでここでは、
歴史は抜かしてペルシャ紀行としよう。

4月2日(第1日)
名古屋駅15時発エミレーツ航空のバスにて関西空港へ。
関空より13人と添乗員。トランジットのドバイで成田よりの4人と合流。
震災の為かブラジルへ帰る人達が多くほぼ満席。
エミレーツ航空の制服ちょっと可愛いかな
4月3日(第2日)
テヘラン着10:25。女性は機内よりスカーフと腰の隠れるコートを着用。
ホテルの部屋でのみ自由。
日本人には指紋審査をする事になっているが係官により異なるが
あいにくツアーの4人が指紋審査をされ、空港を12時出発。
昼食の後、宝石博物館と絨毯博物館へ。
王冠や宝飾品の宝石の多さに圧倒される。
カーテンの飾り房まで芥子粒の真珠で作られている。
トルコのトプカプ宮殿の宝飾、モスクワの武器庫の宝飾より素晴らしく感じた。
私が女性だからかしら?
機中泊に続く観光でクタクタの夜。
バスタブで長々と疲れを取る。(バスタブの栓が無いのでプリペートカードと灰皿で工夫)
                                 (テヘラン泊)
4月4日(第3日)
8:30.ホテルを出発。
コム⇒カシャーン⇒イスファハンへ。350kmの走行。
途中のドライブインでアイスクリームを食べる。イランのアイスクリームは美味しい。
コムのハズテラ・マースーメ廟を見る。
ここは本来異教徒は入れないのだが私たちも借りた布ですっぽりと頭から身を包み見学。
モスクへは何組もの葬儀の人達が訪れていた。
霊廟は金色の屋根と尖塔が均整の取れた美しい姿。
モスクには入れないが廟は中も見学
この街は宗教者も多く見かけ街の女性もチャドル姿が多い。
テヘランなどではコートにスカーフ姿の人も多い。
オアシス都市、カシャーンでは19世紀前半に建てられた商人の屋敷、
ボルージェルディーハーを見学。
門扉のチェッカーは左右で大きさが違い大きいほうは男性、小さい方は女性が
叩く。音によって訪問者を聞き分ける。これは他の門扉でも見かけた。
その後イスファハンへ向いハージュ橋を見る。
雨が降り出したのでホテルへ。ホテルはすぐ近く。
部屋に入ると雨が窓を叩いている。
                     (イスファハン泊)
4月5日(第4日)
本日は連泊。そして9時出発と朝はのんびり。
今日はイスファハン市内観光。
ホテル近くの33アーチ橋へ。
昨日のハージュ橋と33アーチ橋、ザーヤンデ川に架かる趣のある石造りの橋。
夜にはライトアップされ恋人達の憩いの場。現在のイラン。カップルで愉しんでいる人は
結構居る。

ライトアップされたハージュ橋

金曜モスク、40柱宮、アルメニア教会を見学して昼食。
ここで食事について。
スープにサラダそしてマトンとかチキン魚。
結構大きなお皿にご飯がいっぱい。上にサフランライスが飾られている。
お肉は何処か?とご飯を崩すと中に埋まっている。ナンを食べたからご飯は
要らないと断るとお肉もバイバイとなる。1度は主人のお肉を半分貰った。
ヨーロッパでもだがお米は野菜扱い。
次はイランのお菓子、ソウハンを買う。蜂蜜とナッツで出来たとても甘いお菓子(私好み)
帰国してからも楽しめそう。
午後はイマーム広場のイマームモスク、宮殿、王様のモスクなどを見学。

イマーム広場のアルカプ宮殿テラスより王様のモスクを眺める。

その後夕食まで自由行動。広場の周りはバザール。
宝石箱に細密画を描いてるおじさんの店で宝石箱を1つ、
更紗の店でテーブルセンターを買う。
上手に更紗の型を合わせていくおじさん  細密画を丁寧に描く
細密画を描いてるおじさん、何処から来たのと訊くので、
日本と言うと地震の揺れるまねをして胸に手を当て心配してくれる。
みんな日本の震災をよく知っている。
今日の歩行数14500歩(仲間の計測)
                        (イスファハン泊)
4月6日(第5日)
8:30 ホテル出発。
ゾロアスター教聖地ヤズドへ。
途中ナイーンの街で金曜モスク(紀元800年頃、八角形のミナレット)、
 金曜モスクの八角形のミナレット
ナリーン城砦(4千年前)、
中世の隊商宿キャラバンサライを見る。
ヤズド到着後、イランの古式体操ズール・ハーネを見る。
これはショーでは無く鍛錬の場を見せているよう。
汗臭くあまり楽しいものではない。
                  (ヤズド泊)
4月7日(第6日)
8:30 ホテル出発。
ゾロアスター教(拝火教)の鳥葬の場、沈黙の塔へ。
小高い丘が2山、男性用と女性用。
麓には小さな家屋跡が数戸。遺体を鳥葬の場に置いて1週間後に
鳥葬されているのを確認する。1週間滞在する為の家屋。
そして1500年以上燃え続けている聖火が安置されている拝火神殿へ。
1500年以上燃え続ける聖火

ここで今はもう行われていない鳥葬を経験した老人に会う。
午後は砂漠の中をひたすら走りケルマーンの街へ。
                     (ケルマン泊)
4月8日(第7日)
ケルマーン郊外のバム城砦へ。
非常に古い遺跡で日干し煉瓦。そして2003年の大地震とで
痛々しい姿の遺跡。

広大な遺跡のあちこちに補強の為の支柱が痛々しいアルゲ・バム

次の遺跡はイスラムの要塞、アルゲ・ライアン。

ここも大きな都市遺跡。塔の上から一部分を見る。
                       (ケルマン泊)

4月9日(第8日)
本日は7:30 出発。シラーズまで600km。
ひたすら走る。湖が見える。塩湖だ。
二つ目の塩湖でバスストップ。マハルル湖。

集められた塩が山のよう。
ビニール袋を持って岸へ。なめて見ると美味しい。地元の人も袋に詰めている。
治療の為、腰まで水に浸かっている人も居る。
トマトにかけるにはチョット。野菜とかスパを茹でるのに使おう。
(後日談 アサリの砂出しに使ったが口を開かなかった。海の塩と違う?)
                              (シラーズ泊)
4月10日(第9日)
8:15 シラーズ郊外の観光。
ペルセポリスへ。

ペルセポリスのレリーフ

これで中東の3Pを見たことになる。
シリアのパルミラ、ヨルダンのペトラ、イランのペルセポリス。
ここは石の遺跡なので巨大な門、柱、建物などレリーフがいっぱい残っている。
そして王墓の残るナクシェ・ロスタム、ササン朝初期のレリーフが残るナクシェ・ラジャブ、
アケメネス朝発祥の地パサルガダエを見学。

ナクシェ・ロスタム 岩山に穿たれた墓 十字の面にもレリーフが。
バス移動の少ない日で歩数10400歩ほど歩いているとの事。
本日は連泊。しかし明日の朝は・・・・・
                 (シラーズ泊)
4月11日(第10日)
本日も又7:30出発。アフワーズまで650km。
ザグロス山脈の荒々しい岩山の景色を愉しみながらのドライブ。
里にはイチジクとアーモンドの畑が何処までも続いている。
小休止。イチジクジャムと殻付きアーモンドを買う。
途中、ササン朝の都ビシャプール遺跡や断崖に穿たれたレリーフを見学。
旅も残り少なくなってきた。体は慣れてきたのに。
                     (アフワズ泊)
4月12日(第11日)
今朝は10:30 出発。
アケメネス朝の行政の中心だったスーサ遺跡、
古代メソポタミアを代表するチョガザンビル、
紀元前2000年の遺丘ハフト・テペ、ダニエル廟を見学。
夕食後アフワズ発23:30 国内線でテテヘランへ。
飛行機の遅れもありベッドに入ったのはA・M2:00過ぎ。
明日は朝寝をするぞ・・・・・・・
     (テヘラン泊)
4月13日(第12日)
2回目のテヘランの朝。
のんびりと朝食を済ませ近くの公園を散歩。
設備の整った広い公園で道路にバレーボールやサッカーのコートが書かれている。
ジムの用具もある。バトミントンやバレーボールを眺めていると一緒にやろうと誘われる。
イランの人達はみんなフレンドリー。すれ違っても目が会うとニコッとしてくれる。
一緒に写真を撮ろうとも云われる。
散歩の後はスーパーで買い物。イランリラを使い切る。
12:30 ホテルを出発。今日の昼食はイランの名物料理アブ・グーシュト。
石の臺の中にマトン、人参、たまねぎ、ジャガイモ等が煮込んである。
まずスープだけをスープカップに移し付属の棒で具を潰す。
しっかり潰した方が美味しい。ナンの上にその具と香草を乗せて食べる。
スープは飲んでもナンを浸しても。美味しかった。

名物料理アブ・グーシュトを愉しむ
その後考古学博物館、バザールを見学。
空港へ向いファストフードの夕食。
22:45 ドバイへ向けて出発。
              (機中泊)
4月14日(第13日)
ドバイ発 03:00 関空へ向けて。
空席が多く殆ど横になって寝ている。もちろん私も。
関空では日本蕎麦を食べてエミレーツのバスで名古屋へ。
このバスも行きとは違って10人ほどの人。
10時前に名古屋着。
長い旅も無事終わった。
日本ではイラン人のイメージは偽テレホンカードとか麻薬の密売とか好くないが、
ほんとうのイランの人々は親日家が多い。日本のみんなにもっともっとイランの
そしてイラン人の良さを知ってもらわなければ。
         
           





イランより帰国

2011-04-16 15:59:17 | その他色々

14日、13日間の旅を終えて関空を経て帰宅。
ドバイからの飛行機は4席を占有して寝てきたので
疲れは飛行機の中に置いてきた感じ。
金曜日の9時にはスーツケースも到着し洗濯、後片付けと忙しく動く。
それにしてもT彦さん。例の新品のカメラ。最終日に落として破損。
保険請求をしなければ。
旅行記は思い出しながらボチボチ整理をしよう。


GPS対応カメラ

2011-04-01 18:21:48 | その他色々

昨日、Tさん嬉しそうにカメラを買って帰ってきた。
旅行の際、撮影場所が記録できるGPS対応カメラ。
細かい字で書いてある取り説を読むだけでも大変だ。
明日出発だというのに。もっと早くに準備しておけばいいのに。
前のカメラもこっそりスーツケースに忍ばせた。
明日は13時に名古屋駅よりバスで関空に向けて出発。
13日間の長道中。喧嘩しないように仲良くしよう。